"SPARK!!SOUND!!SHOW!! チヨの部屋 vol.3" | Skream! 特集 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト – Skream!

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COLUMN

2021年11月号掲載
さて、始まりましたチヨの部屋第3回目。
今回は対談第2回目。
対談回では僕が気になっている人や好きな人がどういう活動をしていて、どういうところに僕がシンパシーを感じるかそんなお話をしていく企画。
今回はアパレルブランドAPARTMENT/神戸に Heim storeを経営するRYOTAさんを迎えてお送りします。
それでは張り切ってどうぞ~。

───
チヨ:簡単な自己紹介と好きな女性のタイプをお願いします。

RYOTA:神戸でAPARTMENTというブランドをやってます、たなかりょうたと申します。

チヨ:好きな女性のタイプは?

RYOTA:うーん、ミステリアスな子が好きですね。

チヨ:いいですね!

RYOTA:あと一人で本屋さんにいる人。

チヨ:あーいいですね!

RYOTA:ビレバンに一人でいる人。

チヨ:じゃあ結構一人でアクティブに活動できる人がいいですかね?

RYOTA:できる人が好きですね。

チヨ:なるほど。じゃあ今回見てくれている人の中にそういう人がいたら連絡くださいという事で!(笑)

───
チヨ:でですね、私はスサシのグッズのデザインや、個人ブランド SCAB CLUBをやっていまして、APARTMENTは沢山参考にさせて貰ってますし、ボディなどの話を相談させてもらったり、APARTMENTの動向はチェックさせてもらっています。APARTMENTのブランド立ち上げ理由ってどんな感じだったのでしょうか?

RYOTA:もともと、ずっと古着屋で20才くらいから勤めてて、その前も学生の時からセレクトショップで働いていて、古着が一番好きで、アメリカに買い付けに行ったりしてる時に、古着っていつかなくなるもんやなと直感的な感覚をずっともっていて、いくらアメリカが広いとはいえ、今俺らが対談している間にもアメリカに日本人のバイヤーがいて誰かが古着をぬいてる、いつか古着って底が見えてるもんやから、永遠に出るもんじゃない、時代が変わって年代が変わっていくから出続けはするけど今俺らが古着として見ているもんってどんどん少なくなるし価値もあがるから、自分が独立して古着屋をやるってなった時に、古着一本じゃすごい厳しいってなるやろなっていう先をずっと見越してて、やったら古着と区別化して新品の自分のブランドを持っておけば、もし万が一やばくなっても、食いっぱぐれる事はないなと思っていたから。まぁ服も好きやったし、最初は遊びでブランド名とかはつけずに、ネットで自分で白のボディを買って友達らと名前を適当につけたブランドみたいなものをプリントしたり刺繍したりして作ってて。

チヨ:なるほど。

RYOTA:何人かでやっていたけどどんどん抜けて行って、最後自分だけになった時に、これちゃんとやらなお遊びで終わると思って、その時に始めて。それが2016年かな。だからまだ5、6年の話やけど。その時にAPARTMENTっていう名前を付けてブランドとしてやり始めたのがきっかけで。だからほんとに遊びの延長から生まれた、スタートはそこだったかなと。

チヨ:なるほど。そして今回絶対聞きたいなと思ってた一つなんですけど、APARTMENTって音楽業界とよくコラボされるじゃないですか、例えばSIRUPとか大阪のフェスのジャイガとか。RYOTAさんも音楽が好きで、やっぱりブランド立ち上げてからいつか音楽と一緒に何か作りたいと思ってたりしていたんですか?

RYOTA:いや作った時は全く思ってなくて。やっぱりやってるからには大手とやるとかアーティストとやらせてもらうというのは光栄な事やけど、別に作った時点ではこうなるとは思ってなかったから。

チヨ:あーなるほど

RYOTA:今やらせてもらっているコラボも、全部話もらったりとか出会いがきっかけで。

チヨ:タイミングが重なってみたいな?

RYOTA:そうそう、できた事だから。全然イメージとしてはこうなるとも思ってなかったし。

チヨ:それこそいろんなところとコラボされてるじゃないですか。今後こことやりたいとかあるんですか?

RYOTA:アパレルとかじゃないところとやりたい。他業界。

チヨ:面白そうですね!

RYOTA:その方がやっぱやった時のインパクトとか、それこそ自転車出したりした時の反響やったりとかもあって。

チヨ:あれ面白かったですよね!

RYOTA:アパレルブランドやけどBMXの大きなお店とやってBMXを1から作って出すみたいな。

チヨ:しかもめちゃめちゃロマンあるっすよね。

RYOTA:なんか自分だけじゃ絶対できひん事、物を作れる。だから家具とかできたらいいなと思ったり。

チヨ:いいすね!それこそね。お店に来てもらったら皆さんわかると思うんですけど、服だけじゃなくて雑貨とか椅子だったり家具とかも置いてあるから、めちゃめちゃ面白いですね。

───
チヨ:僕はスサシのグッズのデザインや自分のブランドSCAB CLUBのデザインなども手掛けてるんですが、RYOTAさんは毎回新しいものを作る時のテーマとかはどんな感じで決めてらっしゃるのかな?と。僕は結構、スサシだと曲だったりとか今のテーマなどからテーマ決めたり、SCABやったら僕が今着たい物とかシンプルなものなんですけど、どんな感じっすかね?

RYOTA:チヨちゃんと一緒で1は自分が今着たいと思ったり気になるデザインをベースに考えていく事が多いかも。でもやっぱり伝わりにくいと思うけど、古着からとるというか古着ソースのものがデザインとして多いかも。このTシャツめっちゃかっこいいけど、まあ手にも入らんし、みんな知らんやろなっていう古着のめっちゃかっこいいものを見つけたら、そこからインスパイアを受けて作る事が多いかなぁ。

チヨ:そこからブラッシュアップして?

RYOTA:そうそうそう、多いかな。

チヨ:そこやっぱいいっすね。元々古着屋を自分やってて、古着好きやけどなくなってしまうから自分の着たい物を作ろうってなってそこにまた古着がリンクしてて芯になってるってのは素晴らしいですね。面白い。

───
チヨ:では最後に今後やっていきたい事も聞けたらなと。

RYOTA:一番の野望はお店をもう一店舗やりたい。神戸でもう一個違うところで、店舗を借りて。

チヨ:それはもうHeimと別の雰囲気のみたいな?

RYOTA:それでもいいし、そこはちょっと悩んでるねんけど、もっとしっかりAPARTMENTをフルラインナップ並べるようなお店にするか、逆にギャラリーっぽく大型の家具置いたりとかそういう店舗でもいいかなと思ったりしてて。

チヨ:探してるんですね。面白そうですね。

RYOTA:第二の野望でちょっと。今後はまずAPARTMENTをもっともっとみんなに分かってもらえるように頑張りながら、やりたい事としてはお店をもう一つやって、誰かを雇ってやりたいなと。パートナーというかチームになれるように頑張りたいかなと。

チヨ:なるほど。チームになれてその輪が大きくなれば面白い事になりますもんね。僕らにも力かせる事があったら言ってくださいね。

RYOTA:是非!新店でライブを!

チヨ:あっ壊しちゃいますけどね(笑)

RYOTA:ほんまやな壊れるな(笑)スケルトンの最初の状態で!

チヨ:もう移転する時とかにやらせていただいて(笑)

RYOTA:お願いします!是非!

───
チヨ:という事で是非読者の方もAPARTMENTとHeimをチェックしていただけたらと思います!

RYOTA:お願いします!

チヨ:今日はどうもありがとうございました!

RYOTA:ありがとうございました!
タナカユーキ(Vo/Gt)とチヨ(Ba/Cho)を中心に結成。タクマ(Syn/Gt/Cho)、イチロー(Dr/Cho/169)が加入し現体制に。2018年に1stフル・アルバム、2019年には2ndフル・アルバムをリリース。大型フェスにも出演し、中毒性の高い楽曲と激しいパフォーマンスを繰り広げている。2020年、アニメ“アクダマドライブ”OP曲「STEAL!!」発表。2021年6月にはイラストレーター 原田ちあきをフィーチャリングに迎えたシングルCD封入ブックをリリースした。
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初の全国ワンマン・ツアーを完遂したスサシの新たな一手はBOOK仕様のシングルCD。サウンド、ヴィジュアル、ライヴ映像の全方位でスサシの世界観を表現する。音源として収録される新曲「HAPPY BIRTH DIE feat. 原田ちあき」は、2021年世界的なムーブメントになりそうなヒップホップ×トランスによるアバンギャルドなトラックに、イラストレーター 原田ちあきの声をサンプリングした不気味キュートなナンバー。楽器隊の演奏は一切ないが、かっこ良ければなんでもありなスサシならではの攻め方だ。Margtがデザインを手掛けた52Pに及ぶブックレットには悪ふざけとアートが交錯するカオティックな1冊に仕上がった。今作を見れば、スサシのすべてがわかる、はず。(秦 理絵)
アニメ”アクダマドライブ”のOP曲、書き下ろしのニュー・シングル。推進力のあるビートと重低音、縦横無尽に飛び交う電子音が圧倒的な疾走感で駆け抜ける。スサシの真骨頂とも言えるデジタル・パンクがより洗練され、アニメとの相性の良さも感じさせる1曲。”悪”をテーマにしたアニメに寄り添い、歌詞には正義を強要する現代社会への疑問も滲ませた。カップリングには9月に配信リリースしたEP『スサ死 e.p.』収録の「ゆーれい」のリミックス「Yurei(stei remix)」を入れたほか、アートワークはPERIMETRON所属のクリエイティヴ・ユニット Margtが担当。あらゆるジャンルを蹂躙するだけでは飽き足らず、最先端のクリエイターと融合して、新たな”スサシの違和感”を提示する。(秦 理絵)
鳴らす音楽は違うものの、その”ヤバさ”と”イマ感”は大いに共通するところがあるENTHとSPARK!!SOUND!!SHOW!!がタッグを組んだ5曲入りのスプリット・アルバム。2バンドの共作曲「#ワイタイスカッ」は、いつもはそれぞれのベクトルに向かっているエッジとユーモアが交差し、(歌詞も含めて)ぶっ飛んだ仕上がりになっている。他にも、お互いのメンバーをフィーチャーした楽曲あり、それぞれの新曲もあり。バチバチ戦うだけではない、楽しく慣れ合うだけでもない、危険物質の配合を変えながら次々と化学実験をやっちゃって、めくるめく新しい世界を差し出してくる、みたいな、昨今のロック・シーンでは貴重とも言えるスプリットならではの醍醐味が炸裂した1枚になっている。(高橋 美穂)
ジャンル分け不問の変幻自在ロックで、全国のライヴハウスを席捲するスサシ。攻撃的なライヴ・アンセムに焦点を当てた前作アルバム『火花音楽匯演』から1年3ヶ月ぶりとなる新作は、”作品の統一感”という概念を一切取っ払った混然一体のキメラ的なアルバムになった。機関銃みたいな勢いで加速する「GODSPEED」を皮切りに、YUKITERO(空きっ腹に酒/Vo)やKAITO(Paledusk/Vo)と共にかのヒット曲をダーティにネタにした「ヘビーローテンション」、Creepy NutsのR-指定を招いたキャッチーな「Swinga!」に加えて、オルタナティヴR&Bまで包括。やりたい放題で駆け抜けた最後の最後に、バンドへの想いをストレートに託した「ソウルナンバー」で胸が熱くなる。(秦 理絵)
ラウドロックを軸にしながら、ヒップホップやレゲエ、ニュー・ウェーヴなど、様々なジャンルを取り入れた、ポップでハードコアなロックを鳴らす4人組 SPARK!!SOUND!!SHOW!!による初のフル・アルバム。昨年3月にキーボードのタクマが加入して以降、より精力的な活動を見せている彼らは、Creepy Nutsの最新アルバム『クリープ・ショー』で自身の楽曲がサンプリングされるなど、ジャンルレスなアプローチが大きな注目を集めている。ヘヴィなダンス・ロックがやがて盆踊りの狂騒へと発展する「OEO」、トラップ・ミュージックと民謡を融合した「無愛愛」など、予測不能な音に翻弄される全11曲だが、開放的なサウンドに乗せた「アワーミュージック」が、音楽への愛情が溢れていて素晴らしい。(秦 理絵)
バンド名からしてハイテンションなパリピ感がムンムンに伝わってくる大阪発の4人組バンド、SPARK!!SOUND!!SHOW!!。略して、スサシ。男女ツイン・ヴォーカルのスピーディなラップで駆け抜けるライヴ・チューン「ラクラクシット」が入り口だが、曲が進むにつれて、パンク、レゲエ、シティ・ポップ、メタルなど、次々に顔を出す雑多な音楽性は、まさにジャンルのブラックホール。都会的なサウンドにオシャレ気取りな若者をシニカルに綴った「urban kill」から、踊れるロックンロール「プールサイドスーサイド」、江戸の情緒をハイパーなパンク・チューンに仕立てた「GO YOU DIE~御用だ~」、甘いクリスマス・ソング「聖☆夜」に、電波系ファンキー・ポップ「Fat,go fast!」まで。常識外れの密度で攻める6曲は中毒性高し。 (秦 理絵)
“多方面に僕らの色を出していくことで唯一無二になれる” 原田ちあきとの異端児コラボで作り上げたスサシの新感覚アート
“俺たちは違和感を与えるバンドでありたい” アニメ”アクダマドライブ”主題歌で完成させた”悪”の世界観
“自分らの新しい黒で塗りつぶしていきたい”――他の誰にも似ていないダンス&バイオレンスな新作『NU BLACK』
“ジャンルじゃなくて、唯一無二感を出していきたいと思ってる”――スサシ、初のフル・アルバムを盟友 マイヘア椎木と共に語り合う!
2021.07.15 @LIQUIDROOM ebisu
2021.04.24 @渋谷TSUTAYA O-EAST
2020.01.11 @渋谷WWW
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