The Songbards、Dios、THIS IS JAPAN 、ASTERISMによる個性際立つ四つ巴ライブ(THE FIRST TIMES) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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掲載:THE FIRST TIMES
■気鋭バンド4組が集う『CLAPPERBOARD -Enjoy the weekend!- vol.7』 【画像】『CLAPPERBOARD -Enjoy the weekend!- Vol.7』ライブ写真 今後の活躍が期待されるアーティストたちが競演する音楽イベント『CLAPPERBOARD -Enjoy the weekend!- vol.7』。 この日はバラエティに富んだ、気鋭バンド4組が集まり、それぞれのオリジナリティを激しくぶつけ合う形となった。 今や音楽に触れるツールは多様化しており、音楽を取り巻く環境も、時代と共に目まぐるしく変わっている。しかし、目と耳と体で感受できるライブは、アーティストに触れるうえでもっとも情報量の多い“特別な場所”であることに変わりはない。 オープニングアクトをつとめたのはASTERISMだ。 HAL-CA(Gu)、兄・MIO(Dr)、弟・MIYU(Ba)の3人からなるインストメタルバンドである。バンド名は”星群”を意味しており、それぞれ光る星が集まってさらに輝く集合体(=バンド)になりたいというニュアンスを込めている。 HAL-CAの流麗なギター、7弦(!)ベースを操るMIYU、タイトなビートを叩き出すMIOの強靭なアンサンブルに耳を根こそぎ持っていかれる。また、TVアニメ『呪術廻戦』OPの「廻廻奇譚」や、『東京喰種トーキョーグール』OPの「Unravel」を“InstruMetal version”として2曲続けて披露。前者は丁々発止の戦闘的な演奏を突きつけ、後者は情景描写に長けた繊細なフレーズで観る者を引き込んでいった。 オープニングアクト後、1発目に登場したのは、神戸発の4人組ロックバンド・The Songbards。 上野皓平(Vo、Gu)と松原有志(Gu、Vo)によるツインボーカル&ギターと、重層的なコーラスワークを掲げた彼ら。 包容力のある歌声を看板に、透き通ったコーラスは楽曲を何倍にも輝かせる。しっとり聴かせるアプローチから、柴田淳史(Ba、Cho)と岩田栄秀(Dr、Cho)のリズム隊が引っ張るアッパーなポップソングも飛び出したりと、球種はとても豊か。音楽的な引き出しは、往年のブリティッシュロックから現行のJ-POPや洋楽まで網羅した懐の深さである。 「僕たち6月29日に2ndアルバム『Grow Old With Us』を出す。長い間、聴かれるアルバムになればいい。せっかく同じ時代に生きているんで」とMCを挟み、「窓に射す光のように」をプレイ。陽だまりのような温かなメロディは素晴らしく、“隔てる心をやさしく溶かす”という歌詞も胸に響き、装飾を削いだ普遍的なサウンドに魅了された。 三番手に現れたDiosは、元・ぼくのりりっくのぼうよみのたなか(Vo)、イギリスのギター雑誌で読者が選ぶ「史上最高のギタリスト」として8位にランクインしたIchika Nito(Gu)、ぼくりりの過去作を手がけたトラックメイカー/シンガーソングライターのササノマリイ(Key)のトリオ編成。 「一緒にその世界に飛んでいける。そんな音楽を作りたい。次の曲のイメージは満月の夜にひとり、部屋から満月を見ている」と、たなかが説明し、「The Room」を披露。ここではないどこかへ誘う幻想的な音色に陶酔し、深い聴き応えをもたらす一曲であった。 かと思えば、「紙飛行機」ではテーマパーク的な突飛なアレンジを施し、そう来るか! という驚きの展開で観客の心を奪っていく。ひとつのジャンルに縛られない自由奔放なサウンドが実にユニーク。実験的だが、キャッチーなポップ性を忘れていない。そのバランス感覚は、底が知れない未知の魅力に富んでいた。 そして、この日トリを務めたのは“ディスジャパ”ことTHIS IS JAPAN。 オルタナロックを通過した荒々しい演奏と、杉森ジャック(Vo、Gu)の絞り上げるようなダミ声ボーカルがカッコ良く、今日のメンツの中ではもっともロック度の高いアクトだろう。 ヘヴィな爆発力を叩きつけるいっぽう、耳馴染みの良いコーラスも人懐っこく、うるさい音楽は少し苦手という人をも巻き込むパワーを発揮。とりわけ、「トワイライト・ファズ」は、ダントツの存在感を放っていた。 ハードコア並みの熱量をポップな歌メロに落とし込み、泣きながら全力疾走しているような哀愁感に胸倉を掴まれる名曲。曲の後半、怒涛のインストパートに突入する流れにも背筋がゾクゾクしたのは言うまでもない。 全4バンドを観終え、普通ならば対バンする機会がないであろう、異彩を放つアーティストたちが集結した本イベント。こうした攻めたライブイベントは、今後もガンガンやってほしいものだ。 TEXT BY 荒金良介 PHOTO BY 新保勇樹 ———- 2022.05.26@東京・渋谷CLUB QUATTRO 『CLAPPERBOARD -Enjoy the weekend!- Vol.7』SET LIST ■ASTERISM 01.STARS 02.廻廻奇譚(InstruMetal version) 03.Unravel(InstruMetal version) 04.Light In The Darkness ■The Songbards 01.夏の重力 02.悪魔のささやき 03.窓に射す光のように 04.春の香りに包まれて 05.ガーベラ ■Dios 01.劇場 02.Bloom 03.The Room 04.逃避行 05.紙飛行機 06.Virtual Castle 07.ダークルーム ■THIS IS JAPAN 01.chemical-X 02.トワイライト・ファズ 03.new world 04.グルメ 05.ボダレス 06.Not Youth But You 【ライブ情報】 CLAPPERBOARD -Enjoy the weekend!- Vol.8 06.22(水)東京・渋谷CLUB QUATTRO 出演:anewhite / OdAkEi / TENDOUJI Opening Act:麗奈 ※50音順 ※一般発売 6月11日(土)10:00~
THE FIRST TIMES編集部
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