「吉田拓郎」のいったい何がそんなに凄かったのか – 東洋経済オンライン


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吉田拓郎が、ついに歌手活動からの引退を表明した。
6月29日にラストアルバム『ah-面白かった』を発売、そして7月21日にはフジテレビ系『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』がオンエア。ニッポン放送の『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』も年内で終了することを本人が明言。
しかし、音楽評論家として思うのは、吉田拓郎という超大物の引退にもかかわらず、その巨大な功績がしっかりと総括されていない感じがするということだ。
1966年生まれの私自身は、少し遅れてきた世代となる。あっという間に時代を席巻した70年代前半の吉田拓郎を、年齢的にリアルタイムでは見ていない。
言い換えると、私より10歳ほど上の、末広がりの「Gパン」を履いた長髪兄貴世代が「あぁ拓郎!我が青春!」と熱く神格化するのを、少々冷めて見ていた世代である(余談だが「拓郎」と表記すると、あの世代・時代のイメージが強くよみがえりすぎるので、本稿では、少々まどろっこしいが「吉田拓郎」とフルネーム表記する)。
今回は、末広がりGパン長髪兄貴世代を客観的に見ていた、ひと世代下の評論家の視点から、吉田拓郎の巨大な功績を、冷静に捉えてみたい。その縦・横・奥行きを正確に測定したいと思う。
先に、本稿のタイトルに対しては、「そりゃもう、すべてが凄かった」と返したいものの、それがちょっと乱暴だとすれば「1970年代前半の吉田拓郎によって、Jポップは基礎付けられたんだ」と添えたい。
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