A-bee(アービー)× SanDisk Extreme Pro Portable SSD 〜制作パフォーマンスの要 SANDISKポータブルSSD【第10回】 – サンレコ

A-bee(アービー)× SanDisk Extreme Pro Portable SSD 〜制作パフォーマンスの要 SANDISKポータブルSSD【第10回】
大容量サンプルのソフト音源やミックス用のワーキング・メディアとして、クリエイターやエンジニアにも使われている外付けSSD。こうしたフラッシュ・メモリー・ストレージの分野で長年の実績を誇るのがSANDISKだ。今回は、USB 3.2 Gen 2×2接続のSanDisk Extreme Pro Portable SSDにフォーカス。北京と東京をつなぐクリエイターズ・ユニットDiANのサウンド・プロデューサーであり、作編曲家としてJポップや劇伴、CM音楽なども手掛けるA-bee(アービー)に試してもらう。
撮影:鈴木千佳 撮影協力:U/M/A/A
SanDisk Extreme Pro Portable SSD
 フラッシュ・ストレージに最適化したプロトコル=NVMe採用の外付けSSD。USB 3.2 Gen 2×2接続で最大2000MB/秒という読み出し/書き込み速度を誇る。鍛造アルミ筐体とシリコン・シェルで堅牢性とグリップ感の良さを両立。IP55の防滴/防塵性能や2mからの落下保護なども特長だ。5年間の限定保証付き。
SPECIFICATIONS
▪接続:USB 3.2 Gen 2×2(USB 3.0/USB 2.0下位互換) ▪転送速度:最大2000MB/秒(読み出し/書き込み) ▪コネクター:USB-C(USB-A対応のケーブル同梱) ▪対応OS:Mac/Windows ▪サイズ:57.34(W)×10.22(H)×110.26(D)mm ▪価格:オープン・プライス:市場予想価格30,000円前後(1TB)、オープン・プライス:市場予想価格55,000円前後(2TB)、オープン・プライス:市場予想価格99,000円前後(4TB)

 自宅スタジオをメインに制作しているのですが、ずっと家にいるとかえって疲れてしまうので、APPLE MacBook Proと外付けHDDを持ち出して、カフェなどで作業することが結構よくあるんです。その外付けHDDにはEASTWESTやSPITFIRE AUDIOのオーケストラ音源をはじめ、さまざまなインストゥルメントのライブラリーが入っていて、Mac内のアプリケーションから読み出すという方法を採っているため、SanDisk Extreme Pro Portable SSDも同様の用途に試してみました。
 僕のMacBook Proは本体USB端子がUSB 3.0のモデルで、外付けHDDはThunderbolt接続のものです。まずはライブラリーのコピーで、書き込みのスピード感を比較。大容量のオーケストラ・ライブラリーを幾つかコピーしてみたところ、普段のHDDなら半日くらいかかっていた印象ですが、2時間強で終了しました。“もう終わったの!?”と思ったくらいです。ほかの音源のライブラリーに関しても瞬時にコピーされるような体感で、何らストレスがありません。
 次にPRESONUSのDAW=Studio Oneで作成したかなり重い劇伴のプロジェクトをSanDisk Extreme Pro Portable SSDに移し、アプリケーションの立ち上げからプロジェクトが開くまでのスピード感をチェック。するとHDDでは2分くらいかかりましたが、SanDisk Extreme Pro Portable SSDなら10秒ほど短縮できるという結果に。プロジェクトの立ち上げは、速ければ速いほど良いと思っています。特に劇伴系は、曲を作り進めるほどに著しく重くなっていくので、インスピレーションを逃さないためにも素早い立ち上がりがストレスフリー。このSSDはUSB 3.2 Gen 2×2接続なので、最近発売されたコンピューターであれば相当な速度が出るんだろうと思います。プロジェクトを開いてからの作業も快適で、楽曲の再生はもちろん、SSD内の素材をソフト・サンプラーに読み込んで運用する場合なども何ら問題が起きませんでした。
 実は僕、外付けHDDを高さ数十cmのところから落としてクラッシュさせたことがあるんです。だから、このSSDの“最大2mの高さからの落下保護”という性能が、とても心強い。むしろ、経験的にそれが一番の魅力という気さえします。アルミ筐体とシリコン・シェルも耐久性の面で安心感がありますし、どこかに当ててしまってヒヤッとすることもなくなりそうですね。一般的なスマートフォンよりも軽いのは、自分のように持ち運びの機会が多い人にとってうれしいポイントですし、かなりコンパクトなので、カフェなどで作業するときも普段のHDDよりずっと省スペースです。
 今回試してみて“こんなに良いものがあったんだ……”という感じです。そろそろMacを新調しようかと考えていたので、そのタイミングで外付けストレージもSANDISKのSSDにリプレースできたらいいなと思っていますね。
 
A-bee(アービー)
【Profile】静電場朔やimmiとのユニットDiANのサウンド・プロデューサー。作編曲家としては、嵐、 Hey! Say! JUMP、ケツメイシらに楽曲提供。JR新幹線やコカ・コーラなどのCM音楽も手掛け、昨年はDisney+のアニメ作品『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のサウンドトラックを制作。

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サウンド&レコーディング・マガジン 2022年9月号
発売日2022.07.25
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