いま、知らないと時代に乗り遅れるK-POP“第4世代”注目の6グループ – KKBOX

日本国内外問わず高い人気を誇る「K-POP」はいま、“第4世代”と呼ばれるグループが目覚ましい活躍をしている。
K-POPシーンの歴史をさかのぼると、第1世代、第2世代、第3世代と呼ばれるグループが本ジャンルを台頭してきた。始まりは90年代後半、「H.O.T.」「Sechs Kies」「S.E.S.」「Fin.K.L.」などの第1世代が新しい音楽ジャンルK-POPの扉を開いたとされている。そして、日本が韓流ブーム真っただ中の2000年代後半には、「東方神起」「BIGBANG」「少女時代」「KARA」など第2世代へ突入。2010年前半からは第3世代と呼ばれる「BTS」「SEVENTEEN」「TWICE」「BLACKPINK」など、韓国や日本などのアジア圏に限らず世界的に活躍するアーティストたちが増えてきた。いまもなお、第3世代の活躍ぶりは健在である中、ヒットアーティストの後輩グループやオーディション番組でデビューしたグループが第4世代と呼ばれている。今回は、そんな先輩たちの背中を飛び越えるような勢いで人気を加速させている新しい世代にスポットを当て、男女それぞれ3グループずつ紹介していく。
出典元:YouTube(JYP Entertainment)

2PMやTWICE、NiziUを輩出したJYPエンターテインメントと韓国のケーブルテレビMnetによるサバイバル番組『Stray Kids』から誕生した8人組のボーイズグループだ。ファンからは「スキズ」の愛称で親しまれている。2018年デビュー直後から韓国の音楽チャート・ガオンでは楽曲すべて上位をキープし、2021年にはK-POPボーイズグループの頂点を決める韓国のサバイバル番組「KINGDOM」で王座に輝いた。さらに、同年6月リリースの「Mixtape:OH」はビルボードのワールドデジタルソングセールスチャートで1位を獲得している。
出典元:YouTube(Stray Kids Japan official Youtube)
日本からは2020年にデビューを果たし、同年TVアニメ『神之塔』の主題歌として「TOP-Japanese ver.」「SLUMP -Japanese ver.-」が起用された。 ハイレベルなパフォーマンスはもちろん、メンバー同士のチームワークを主軸にしたオーディション形態だったことからメンバー同士の仲が非常に良いことがスキズの魅力だ。また、楽曲の作詞作曲プロデュースも基本的にすべてグループ内のクリエイティブチーム「3RACHA」が担当しているため、自身の良さを最大限引き出したパフォーマンスも高い人気を誇る理由の一つだろう。
出典元:YouTube(HYBE LABELS)
BTSが所属するBig Hitエンターテインメント(現:HYBE)の代表パン・シヒョクと、IZ*ONEがデビューした「PRODUCE101シリーズ」の生みの親CJ EMMが作成したサバイバルオーディション番組『I-LAND』で勝ち進んだ、日本人(NI-KI)を含む7人組のボーイズグループだ。デビューCDリリース前にも関わらず、TikTok、Twitter、YouTubeなどのSNSアカウントは同時に100万人以上のフォロワーを獲得するほど注目を集めた。
出典元:YouTube(HYBE LABELS)
さらに、デビューミニアルバム『BORDER : DAY ONE』は、ハントチャート(韓国の音楽チャート)で2020年にデビューしたK-POPグループの中で最高記録を達成。2021年4月リリースの2ndミニアルバム『BORDER : CARNIVAL』も韓国、アメリカ、日本の3カ国の主要チャートを席巻するなど、世界から高い評価を受けている。過酷すぎるオーディションを勝ち進み結成されたENHYPENの魅力は、なんといってもメンバー全員の高いパフォーマンス力だろう。また、度胸や向上心などメンタル面の強さも兼ね備えた彼らは、さらなる高みを見せてくれるに違いない。
出典元:YouTube(HYBE LABELS)
世界で活躍するBTSを輩出したBig Hitエンターテイメント(現:HYBE)から、BTS以来6年ぶりに誕生した5人組のボーイズグループが「TXT(略称)」だ。BTSの弟分グループとしてデビュー前から多くの注目を集めた。2019年3月リリースのデビューミニアルバム『THE DREAM CHAPTER: STAR』はビルボード・ワールド・アルバム・チャート、同アルバムのリード曲「CROWN」はビルボード・ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャートで1位を記録。同年5月アメリカ6都市を回る海外ツアーを実施するなど、デビュー当初から世界で飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を博した。
出典元:YouTube(THE FIRST TAKE)
日本では2020年1月にデビューを果たし、同年9月に日本の人気TVアニメ『ブラッククローバー』OPに「永遠に光れ(Everlasting Shine)」が起用された。TXTは“顔面国宝”と称されるほど、個性の異なる眉目秀麗なメンバーが集まっている。“弟分”を体現したような元気で明るい年下感あふれるキュートさも魅力的だ。そんな外郭(がいかく)的な部分だけでなく、多くの人から見られることへのプロ意識の高さも多くのファンを魅了させている。
出典元:YouTube(JYP Entertainment)
2PMやTWICE、NiziUを輩出したJYPエンターテインメントから、2019年にデビューした5人組ガールズグループ。同事務所に所属する世界的人気を誇るガールズグループ・TWICEの“妹分”として注目を集めた。デビュー曲「DALLA DALLA」のMVは、YouTube公開から24時間で約1400万回再生を記録。これはK-POPアイドルグループのデビュー曲の過去最高の記録だった。同年11月から翌年2020年1月まで行われた初のショーケース(お披露目ライブ)では、アジア・アメリカの11都市を回るなど、デビュー当初から世界を意識した活動を続けている。
出典元:YouTube(ITZY)
TWICEはキラキラとした王道の可愛らしさが特徴的だが、ITZYは小悪魔的なキュートさと我が道をいくカッコよさを兼ね備えたグループだ。楽曲やパフォーマンスだけでなく、ファッションやメイク、アートワークなどにも力強さを感じる。TWICEの妹分と謳われていたことをいい意味で感じさせない、ITZYならではの個性が多くのファンを魅了している。
出典元:YouTube(Kep1er )
韓国の音楽専門チャンネルMnetによる日中韓ガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999』で選ばれた9人組。メンバーに2人の日本人(マシロ、ヒカル)が在籍している。2022年1月のデビューを皮きりにリリースされたミニアルバム『FIRST IMPACT』のタイトル曲「WA DA DA」のMVは、YouTube Japanチャート1位を獲得し4月16日時点では再生回数1億回を達成した。同曲の振り付けが若者を中心にSNSで大流行し、TikTokでは「#WADADAChallenge」のハッシュタグが多くのビューを獲得している。
出典元:YouTube(Mnet K-POP )
3月から現在進行形でK-POPガールズグループの頂点を決める韓国のサバイバル番組「QUEENDOM」にも出演中。韓国内外問わずさらなる注目を集めることだろう。メンバー一人ひとりの個性を生かし、歌、ダンス、ラップ……オールラウンドで高いスキルを誇っている。「WA DA DA」ではカッコよさとかわいさの両方を見せつけた。活動期間2年半という制限付きだが、それまでにどれほどの活躍を見せてくれるのか期待したい。
出典元:YouTube(LE SSERAFIM)
韓国の総合エンタメ企業HYBEとガールズグループを専門とする韓国の事務所SOURCE MUSICがタッグを組み、2022年に誕生した6人組(現在は5人体制)多国籍ガールズグループだ。元IZ*ONEのメンバー・サクラ(宮脇咲良)、キム・チェウォンの再デビューとなり大きな話題を呼んだ。
出典元:YouTube(HYBE LABELS)
4月にリリースされたデビューミニアルバム『FEARLESS』は、予約開始1週間で先行予約が27万枚を突破。リリース後は日本を含めた世界計13カ国・地域のiTunesトップアルバムチャート1位を記録、デビュー曲「FEARLESS」は韓国の各音楽番組で3冠を達成、“異次元のデビュー”、“特級新人”などと称されるほどの活躍を見せている。ビジュアル的にはかわいらしさを感じるメンバーが揃っているが、デビュー曲に「過去にこだわらず揺らぐことなく前に進もう」とストーリーが込められているように、力強さとカッコよさを感じるパフォーマンスが特徴的だ。そのギャップは彼女たちの魅力の一つだ。まだデビューして間もない彼女たちが今後どのような表現や表情を見せてくれるのか、注目していきたい。

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