【ヒューマン】〝歌怪獣〟島津亜矢 洋楽、ロック、バラード…もちろん演歌も圧倒的歌唱力で自分色に! – iza(イザ!)

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一聴するだけで歌の世界観に引き込まれる圧倒的な歌唱力。島津亜矢(50)は演歌歌手の肩書を持ちながら、洋楽、ロック、バラードと、どんなジャンルの歌も自分色に染め上げる。2010年に始めたカバーアルバム「SINGER」シリーズは昨年の最新盤で7枚を数えた。「のど自慢荒らし」と呼ばれた熊本の演歌少女が、壁にぶち当たりながらも新しい扉を開き、「歌怪獣」として名曲を歌い継ぐ伝道師となった軌跡を追った。(ペン・山下伸基/カメラ・田村亮介)
〝歌怪獣〟。14年ぶりに返り咲いた2015年のNHK紅白歌合戦で熱唱する島津を見てミュージシャンで俳優、マキタスポーツ(52)が称した言葉だ。圧倒的歌唱力を怪獣に例えるとは言い得て妙だが、不快に感じなかったのか聞くと、「素晴らしい褒め言葉」と豪快に笑った。
歌怪獣の資質は母のおなかの中から養われていた。「胎教で北島三郎さんや美空ひばりさんの演歌をずっと聴かされていました。だからなのか、保育園で『チューリップ』を歌ったら、1人だけこぶしが回っていたと先生が母宛ての連絡帳に書いたそうです」と、ここでも大笑い。
3歳で初出場した「ちびっ子のど自慢」で優勝し、祖母にハワイ旅行をプレゼント。5歳で「家族そろって歌合戦」に出場し、6歳でグランプリに輝いた大会は100を超えた。地元テレビ局の番組で「亜矢子のリクエスト演歌」コーナーが放送されたほどだ。
「その頃から歌手になるものと思っていました。母からは『初めて聴いた歌は15分で覚えなさい』と特訓を課され、できなければ押し入れに入れられていた」と「巨人の星」の星飛雄馬のように鍛えられたという。
小学4年で出場した「輝け!!日本ちびっこ歌謡大賞」で風邪をひいて優勝を逃すも、共演した山本譲二(72)から「寒かっただろう」とマフラーをかけてもらい、「また譲二さんに会いたい」と翌々年に再度挑戦して優勝を果たす。
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