洋楽人気対決 – サイモンとガーファンクル ベスト11 – マイナビニュース

POP

Skyの関連記事はこちらから– PR –
レポート


サウンド・オブ・サイレンス
1966年1月17日発表
Sony Music Entertainment
サイモンとガーファンクルは1964年のアルバムデビューから1970年の活動停止の間、5枚のアルバムを発表した。その後も再結成を重ね2009年にも来日している。
2017年の第二弾はサイモンとガーファンクル。なんと1,937名の方が回答してくれています。休みがちなこの連載も市民権を得られたようでうれしいね!
さて、ミュージシャンの生年月日を紹介したのがウケたようなので、今回も同世代を並べてみる。
何となくゆかりのありそうな人を並べてみました。ボブ・ディランと同級生(もしかしたら1学年下?)というのは運命を感じますね。ドノヴァンを除くと当時のフォークシーンはアメリカ勢が圧倒的に強かった。最後のジョン・ロードは僕のゴリ押しです。
2009年、東京ドームでのライブは僕も見に行った。彼らも68歳だったので「それほど多くの曲はやらないだろう」と舐めて掛かっていたらとんでもない誤解だった。3時間以上は優にあったと思う。それぞれのソロパートを1時間程度挟んだので休憩できたのだと思うけど、ガーファンクルの声なんてレコードと変わらず美しかった。
そしてなによりも驚いたのが、熱烈なファンというわけではない僕がほとんどの曲を知っていたことだった。偉大なミュージシャンはそういうことなのだと思い知らされた。
つべこべ言わず僕の選んだベスト11の順位を見てもらおう。
今回は1,937名のうち「サイモンとガーファンクルが好き!」と答えてくれた665名!(これが過去最大級!)の方の答えを有効回答数としてアンケート結果とした。
一挙にお見せしよう! これが僕の選んだS&Gのベスト11曲だ。順位をまずはみてもらいたい。
どうよっ! やはり1位、2位はこの2曲だった。支持率もサウンド・オブ・サイレンス 89.9%、明日に架ける橋 87.3%と伯仲している。3位以下も日本においての知名度に則した順当な並び順と言ってもいい。
でもみなさん、納得しないで欲しい。
サウンド・オブ~は89.9%の人は好きと言っているが、10.1%は好きじゃないと言っているのだ! ナゼだ! サイモンとガーファンクルが好きな人だけの結果で1割のファンが好きじゃないと言っているのだ(しつこい?)。
前回のジミヘンのアンケートでも、ジミヘン好きにパープル・ヘイズが好きと答えた人は86.5%に留まったのだ。13.5%もの人間がジミヘン好きにして、パープル・ヘイズ嫌いと言っている。
不思議な現象だが、公正で厳正なアンケート結果であるのでしかたない。気を取り直して進めよう。
水曜の朝、午前3時
1964年10月19日発表
Sony Music Entertainment

この曲、2バージョンあるのを知ってますか? ポール・サイモンのアコースティック1本のみのものがオリジナルで、エレキギター、ドラム、ベースが被さったものがあとから作られた。そのバンドアレンジバージョンが炸裂したのだ。1位にして89.9%の支持率、うなづけますね。
明日に架ける橋
1970年1月26日発表
Sony Music Entertainment

3位は86.7%の得票でこの曲。僕も小学4年製の時、このシングルを買った。初めて買った洋楽のレコードだったと思う。感慨深い。
パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム
1966年10月10日発表
Sony Music Entertainment

4位は79.5%を獲得したスカボロー・フェア。コンドルは飛んでいくがインカ民謡で、この曲はイギリス民謡。フォークをアレンジするのがS&Gはとても上手かった。この曲、アコースティックギターが美しいし、とても複雑だね。上手く弾けるとカッコイイですよね。
ブックエンド
1968年4月3日発売
Sony Music Entertainment

6位は71.1%で冬の散歩道。この曲自体は66年に発表されていて、ビートルズはラバー・ソウル、リボルバーまで進化を遂げ、ボブ・ディランもライク・ア・ローリング・ストーンを発表しロック色が強まっていた。S&Gのこの曲もビートとリフの強い曲でカバーではバングルスのバージョンもカッコイイ。
パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイムに収録されたこの曲は8位58.8%と低調に終った。僕自身はポール・サイモンの今までにはないコーラスの不思議なメロディに心惹かれるのだがみなさんはそうでもないようで残念……。

68年発表のブックエンドに含まれたこの旧友、地味だが複雑なコードを多用したポール・サイモンの才能の偉大さを思い知らせてくれる。11曲中10位の55.1%の指示だがぜひ聞いておいてもらいたい名曲です。

メイキングの映像ののち、0:41あたりから

11位48.7%と最下位になってしまったが、僕は断然この曲を1位に推薦したい! S&G実質最後のアルバム「明日に架ける橋」に収録されており、旧友と同様ポール・サイモンがフォークソングやポップスに収まらない器の大きさを見せた曲なのだ。うーん、いいですよね。
いかがでしたか? ほとんどが聞いたことのある曲だったのではないでしょうか? 偉大なグループってそういうことですよね……。
***
さて今回は読者のコメントがヒジョーに熱いものが多いです。
「懐かしくて涙が出てきしまいます。若い時に聞いていたあったかい光景が蘇りました」(愛知県54歳男性)
PN.JUJU「久しぶりにS&Gの曲を聴きました。良き時代でした」(千葉県59歳男性)
「映画やドラマの挿入歌で元彼がよく聞いていたので青春時代を思い出す。甘酸っぱい感じがします」(岡山県39歳女性)
PN.おんつぁま「懐かしい~。学生時代によく聴きました。当時はサイモン&ガーファンクルとカーペンターズの熱烈なファンでした」(福島県58歳男性)
「懐かしかったです。友達にカセットテープに入れてもらってスリ切れるまで聞きました。卒業はグッときます」(愛知県50歳女性)
「サウンドオブサイレンスのタイトルが素敵だなぁと中学生の時に思ったのを思い出しました。あと、パセリセージローズマリーエンドタイムのおかげでハーブを覚えました(笑)」(福島県30歳女性)
──みなさんの思い出、十分伝わりましたよ。
「アメリカが1番、四月になれば彼女は、が2番目に好きです」(東京都53歳男性)
──ああ、スミマセン、僕のベストにはどちらも入ってなかったのです。
「片方、死んじゃいましたね」(三重県45歳男性)
──キャーっ! 生きてますよ!! お元気ですよ! 誰と勘違いしたんだろう?
今回のサイモンとガーファンクルを思い出してか、カーペンターズの対決リクエストが非常に多く、一時代を感じますね。
次回のアンケートは未定ですが仕込んでおきますのでお楽しみに。
あまり間が空かないようがんばります。
調査時期: 2016年12月16日~12月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,937名(男性1,191名 女性746名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

海外セレブの情報をイギリスの通信社から入手。旬な話題をお届けします。
ご興味に合わせたメルマガを配信しております。PC/デジタル、ワーク&ライフ、エンタメ/ホビーの3種類を用意。

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG