【海外ドラマで英語学習】主題歌も最高なおすすめドラマ3選! (2022年7月27日) – Excite Bit コネタ

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海外ドラマの中には、話数やシーズン数の多い作品がたくさん。観ているうちに主題歌が頭から離れなくなったこと、海外ドラマファンのみなさんなら経験したことがあるのでは?もしかしたら、それが英語学習のチャンスやきっかけになるかも。英語に苦手意識のある初心者でも心配無用!この記事では、大学時代バンドサークルに所属していたNAVI編集部員が選ぶ“主題歌も最高なおすすめ海外ドラマ”と、歌詞の注目ポイントをご紹介。
机に向かって必死に勉強してもなかなか暗記できないことは多いのに、何の気なしに観ていたテレビでやっているCMソングを完璧に歌えてしまう…。もし、海外ドラマを観ているときに似たような現象が起きているならチャンスかも。大学時代にバンドサークルに所属してドラムを担当したり、アコースティックギターを習ったりするほどの音楽(特に洋楽)好きである海外ドラマNAVI編集部員がチョイスしたおすすめドラマの主題歌を使って、楽しく英語を学んでみよう。
何度も何度もノートに書いてイディオムを頭に叩き込んだとしても、「あれ?toだっけ?forだっけ…?」と、記憶がぼんやりしてしまうことがあるかもしれない。これではテストで×をつけられてしまうし、英会話においては意味が全く変わることも。
主題歌での英語学習では、こうしたことが起こりにくいという点でメリットがあると言える。メロディと一緒にフレーズを覚えられるので、どこか一か所が抜け落ちるということは起こりづらいのだ。
たくさんの英単語を知っていることが、リスニング・ライティング・スピーキングといった英語力に直結しているかと言われれば必ずしもそうではないが、やはり語彙の多さが絶大なる武器になることはたしか。ということで、「よし、語彙を増やすぞ!」と思って単語帳や英和辞典で勉強することになると思うが、がむしゃらに新しい単語を頭に詰め込んでいるだけでは、ポロポロと抜け落ちていってしまうだろう。
せっかく詰め込んだ知識も、引っ張り出してこられなければ何の意味も持たない。一度メロディとともに記憶に残ったイディオムや単語はなかなか忘れないため、この手法がぴったり合えば、どんどん語彙を増やしていくことも夢じゃない。
身近な生活や、多くの人が共感できるような思いを綴った音楽からは、そのアーティストのバックグラウンドや、そのアーティストが育ったお国柄のようなものが見えてくることもある。
例えば、バレンタインデーについて歌った楽曲が日本にはたくさんあるが、日本では女性が男性にチョコレートを渡す日という認識が強いのに対し、諸外国では逆の認識が一般的。ということは、海外の人にとっては、日本のバレンタインデーに関する歌は、まさに文化の違いをダイレクトに感じられるものだろう。
前置きが長くなったが、ここからいよいよ本題。音楽好きの海外ドラマNAVI編集部員が選んだ“主題歌も最高なおすすめ海外ドラマ”を3つ紹介しよう。
1994年に放映が開始されて以来、世界中で熱狂的な人気を誇り、シーズン10をもって終了した伝説のシットコム『フレンズ』。結婚式から逃げ出し、高校時代の親友モニカのもとへやってきた世間知らずのお嬢様レイチェル。そのままルームメイトになった二人と、向かいに住むチャンドラー&ジョーイ、モニカの兄のロス、元ルームメイトのフィービーら6人の日常が、ニューヨークを舞台に繰り広げられる。
タイトルやアーティスト名でピンと来なくとも、あの前奏を聴けば「あ~この曲ね!」と思う人もいるのでは。歌っているのは、ダニー・ワイルドとフィル・ソレムによるアメリカの男性ポップ・デュオ The Rembrandts。
Netflixの公式YouTubeがアップしている下の動画のI’ll Be There for Youは演奏がとっても素敵なので是非チェックを。皆が集まるカフェのマネージャー、ガンター役として愛された、今は亡きジェームズ・マイケル・タイラーも出演している。
今回は1番からサビまでの歌詞を見ていこう。
So no one told you life was gonna be this way
Your job’s a joke, you’ve broke, your love life’s D.O.A.
人生がこんな感じなんて、誰も教えてくれなかっただろ
仕事はつまらないし、お金もないし、恋愛も終わってる
It’s like you’re always stuck in second gear
When it hasn’t been your day, your week, your month, or even your year
But…
まるでセカンドギアで固定したまんま
ツイてない日が何週間、何カ月、何年続いても…
I’ll be there for you
When the rain starts to pour
I’ll be there for you
Like I’ve been there before
I’ll be there for you
‘Cause you’re there for me, too
君のそばにいるよ
雨が激しく降り始めても
君のそばにいるよ
これまでと同じように 君のそばにいるよ
だって君も僕のそばにいてくれるから
難しい単語は出てこないものの、やはり気になるのは“D.O.A.”の部分。ここでのD.O.A .は、“Dead On Arrival”の略で、これは「到着時死亡」という意味。心筋梗塞などで救急医療機関に運ばれたときに、すでに心停止している患者を指す医療関係の用語からきているそうだ。歌詞の中では、「love life」が 「D.O.A.」とのことなので、恋愛が心停止並みにうまくいってないというような訳になるわけだ。
ドラマを振り返ってみれば、6人それぞれの散々な恋愛エピソードが描かれていた。レズビアンであることを告白されて妻に去られたロス、結婚式から逃げ出してきちゃったレイチェルを筆頭に、モニカもジョーイもフィービーもチャンドラーも…。散々な彼らの姿を見ていると、自分たちが送るカッコ悪い日常も悪くないと思えてくる。
ニューヨーク・マンハッタン。大企業が競り合う大都会のピアソン・ハードマン法律事務所を舞台に、エリート敏腕弁護士のハーヴィーと天才的頭脳を持ったマイクが、バレたらアウトな秘密を共有し、ぶつかり合いながらも強者たちを相手に次々と難解な訴訟に挑んでいく。
Ima Robot はLAを拠点に活動する5人組バンド。「Loser」や「E-Pro」などで知られるBeckのバックバンドでお馴染みのジャスティン・メダル・ジョンソン(b)や、同じくBeckやR.E.M.などのセッションで知られるジョーイ・ワロンカー(dr)が在籍する。
なんといってもドラマの持つ雰囲気にぴったりマッチしたクールなサウンドが魅力的。出演するパトリック・J・アダムスもこの曲がお気に入りなのか、アコースティックギターを持って熱唱する姿が自身のInstagramにUPされている。

 
Patrick J. Adams(@halfadams)がシェアした投稿
So working on a little job, in the night
It’s forty dollars an hour when I see the light
The boss say you got a little time, and oh my
He’ll be working in a small box, till he die
Me, I gotta be free, all my life
I want a little cream cheese, in my pie
Alright…
ちょっとした仕事をしよう、夜にね
自給40ドルだ、わかったね
「わずかな時間さ」と雇い主は言う なんてこった
彼は死ぬまで小さな箱の中で働くことになる
俺は一生自由でいたいんだ
パイはクリームチーズ入りでないと
そうだろ……
It’s the greenback boogie
It’s the greenback boogie
Don’t give it all away now
Don’t give it all away now, I say
グリーンバックブギ
今、全てを手放しちゃダメだ
脱力系ですかした雰囲気(もちろん良い意味で)のメロディと歌詞が印象的な楽曲だが、そもそもタイトルの“greenback”が何かはご存知だろうか。これはズバリ、米国ドル紙幣のこと。南北戦争中の1862年からアメリカで発行された不換紙幣で、裏面が緑色であることからこう呼ばれるようになったそうだ。
もう一つ注目したいのが「in the night」と韻を踏んでいる「I see the light」。調べると、「光明を見いだす、事の真理を知る、目からうろこが落ちる」といった訳がでてくるが、一般的でざっくりした訳は「ようやく分かる」くらいだろう。
少し話は逸れるが、人気ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』で、ラプンツェルとフリンが船に乗るシーンで歌われる曲のタイトルが、まさに「I See the Light」。自分の居場所やお互いの大切さが“やっと分かった”という内容の歌詞だが、邦題は「輝く未来」。このシーンで印象的なランタンの光と“Light”の部分を強調したような、直訳しないタイトル付けはお見事だ。
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幼いころから雑誌出版を夢見てきたベティ・スアレスは、一流ファッション誌「MODE(モード)」の面接を受けるも、決してお洒落とは言えないそのファッションとサエない容姿から、追い返されてしまう。同じ日に恋人にもフラれてしまったことから失意に暮れるベティの元に、なんと、「MODE」編集長のアシスタントの仕事が舞い込む。ベティは希望を胸に編集部へと向かうが、そこには自分勝手なお坊ちゃま編集長ダニエルや嫌味な受付嬢アマンダ、さらに「MODE」を乗っ取ろうとする悪女ウィルミナなど、あまりにも強烈な社員たちが待ち受けているのだった。
スコットランド出身のシンガーソングライター、KT Tunstallのデビュー・アルバム『アイ・トゥ・ザ・テレスコープ』に収録され、そこからシングルカットされた一曲。
どちらかというと『アグリー・ベティ』のイメージよりも、映画『プラダを着た悪魔』のイメージが強い人も多いかもしれない。主演のアン・ハサウェイをはじめ、女性たちが朝の身支度や出勤をするオープニングシーンでおしゃれに使用されている。
おすすめはこちらの演奏。元の音源はエモーショナルな雰囲気が漂うが、ルーパーとアコースティックギター1本で曲を奏でる彼女はとってもパワフルでクール!観客の手拍子も温かい。
今回は歌詞の2番の部分をピックアップ。
I feel like walking the world, like walking the world
You can hear she’s a beautiful girl, she’s a beautiful girl
She fills up every corner like she’s born in black and white
Makes you feel warmer when you’re trying to remember what you heard
She likes to leave you hanging on her word
まるで世界を歩いている気分
「あの娘きれいね」って声が聞こえる
彼女は昔の白黒映画のヒロインみたいに何から何まで満たされていて
なんて言われたか思い出そうとすれば心がホッと温まる
彼女って、胸に残る言葉を残すのが好きなの
Suddenly I see
This is what I wanna be
Suddenly I see
Why the hell it means so much to me
This is what I wanna be
Suddenly I see
Why the hell it means so much to me
突然気づいたの
私はああなりたいんだって
唐突に気づいたの
ああなるのが、なんで私にとってそんなに大切なのか
私はああなりたい
突然気づいたの
その意味の大きさに
一つ目の注目ポイントとして、「black and white」の部分を取り上げてみよう。もちろん、単純に「黒と白」という意味で使われることもあるが、「明白なこと」という意味で使われることもあれば、「善悪」みたいなニュアンスで使われることもあるし、今回の訳のようにモノクロのテレビや写真を指したり、前にinがつくと「書面で」という意味にもなる(今回の歌詞で前についているinは「~(be)born in」のセット)。前後の文脈要チェックな表現である。
二つ目に注目したいのは、なかなか翻訳が難しい「She likes to leave you hanging on her word」の部分。ここで覚えたいイディオムは、「~を宙ぶらりんで放っておく、(話など)を途中でやめる」ということを意味する「be left(leave) ~ hanging in the air」。歌詞の前の部分を踏まえると、“彼女”がかけた言葉に誰かが夢中になって心を奪われているのを、そのままにしておく、そういう状態が好きなのだという解釈ができるだろう。ここまでカチコチに和訳すると何だか違和感があるが、要するに、“彼女”は心に残るような素敵な言葉を人に伝えられる人物であり、だからこそ、この歌の主人公が「This is what I wanna be」と思ったということではないだろうか。
おすすめ海外ドラマとその主題歌の紹介、楽しんでいただけただろうか。大好きなドラマや音楽を通して、英語学習を楽しむきっかけを掴んでもらえたのなら、この上ない幸せだ。

【海外ドラマで英語学習】主題歌も最高なおすすめドラマ3選!

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