MAXのLINA、アクターズスクールの仲間との再会 ポールダンス披露 – withnews

POP

follow
withnews
-follow
エンタメ
10代の頃の気持ちに戻って……
Hideko Ono
10代に「スーパー・モンキーズ」でデビューした沖縄出身のダンスボーカルグループMAX 。27周年も、第一線で走り続けます。3年ぶりにファンの前で開催したライブで、LINAさんは特技のポールダンスの初披露に挑戦しました。失敗を恐れて、自分にブレーキをかけてしまうこともある中、「挑戦してよかった」と思えた理由とは?仕事や自分自身の活動などについて語る「MAXコラム」でつづります。
目まぐるしく、猛スピードで駆け抜けた10月が終わり、あたりを見渡せばすっかり秋の様子。ホッと肩の荷も下りたせいか、食欲が増していつもとは違う秋を過ごしています(笑)

今年の10月はイベント行事が盛りだくさんで、北は北海道の旭川から、南は沖縄まで飛び回りました。

「こんなにもハードなスケジュールをこなせるのか!?」と気が抜けない毎日でしたが、幸い風邪をひくことも、怪我をすることもなく、また誰一人コロナに感染することもなく、無事にチーム一丸となって乗り越えることができました。

その中でも、沖縄本土復帰50周年というメモリアルイヤーの今年、私たちがデビュー前に通っていたタレント養成所のアクターズスクールが1日限りの復活をとげ、「沖縄アクターズスクール大復活祭 ~本土復帰50周年記念~」というライブを開催しました。

パフォーマンスをしたのは、私たちMAXの他にDA PUMP、SPEED、知念里奈ちゃん、三浦大知くんなどなど。たくさんのアーティストが集結し、中にはこの日のために海外から来日した仲間も。久しぶりの再会に皆感激し合い、会場は歓喜に満ち溢(あふ)れました。
何十年たっても、目に映る姿はあの頃のままで、「りつこ姉ちゃーん」(LINAさんの本名)と声をかけてくれる後輩たちも。その姿を見て、一気に私も10代の頃の気持ちに戻り、喜びの感情がとめどなく込み上げてきました。

かつては、朝から晩まで一緒に汗を流しながら、夢を追いかけ、切磋琢磨しながら励ましあった仲間たち。そんな彼ら彼女らと、またこうして同じ光を浴びながらステージに立てる喜びと感謝の気持ちを乗せ、パフォーマンスをしました。

今まで頑張ってきたからこそ、今があると感じています。悔しくて涙した日も、沖縄の空と海と仲間たちに育ててもらったことが私の原動力であり、原点となっています。
そして10月15日には、3年ぶりにファンの皆さんの前で披露する有観客ライブ「MAX LIVE CONTACT 2022~Fantastic Journey~」を開催!これには、感極まるものがありました。

コロナ禍で皆さんとリアルの場で会えなかった日々が何年も続いたので、やっとライブを通して会えたというだけで、今までとは違う、うれしい気持ちでいっぱいとなりました。

ライブ中、観客の方は声を出してはいけないという規制が残った状況でしたが、同じ空間の中、皆さんの笑顔を見ることができたことで最高のライブになりました。

私たちも、久しぶりに皆さんの前で歌って踊る機会だったので、パフォーマンスの魅せ方や、声が出せなくてもどう楽しんでもらえるかなど、試行錯誤しながら挑んだライブとなりました。

その結果、見ているだけでも楽しめる身体を張った表現を増やすことに。私個人としては、ここ数年打ち込んでいるポールダンスを初生披露しました。
これまでファンの皆さんから、「ポールダンスを生で見たい!」というリクエストを多くいただいていたので、その期待に応えられることができ、何より皆さんの心に残るパフォーマンスをお届けでき、挑戦して良かったなぁと思っています。

ライブは、普段の何十倍のエネルギーを使うけど、見に来てくれた皆さんが、何百倍のエネルギーで私たちにパワーチャージをしてくれる感覚を味わうことができます。

改めてライブというのは特別な場所だと感じた一夜でした。
そして、一足先に今年を振り返りたいと思います。
今年のはじめに掲げた抱負は、「挽回」でした。

約1年前、コロナ禍で自分自身思うように仕事ができなかったせいで、モヤモヤとした日が続いていました。

そんな中、世の中も少しずつ動き出していた時期でもあったので、「私もしっかりと前に進まなきゃ!」と意を決し、ここ何年か分の気持ちを取り戻したいと思ったんです(笑)

振り返ってみて、今年は新しいジャンルのお仕事にもたくさん挑戦することができました。初舞台に、ドラマ出演、デジタル写真集発売に、ポールダンスの初生披露など、“初めてづくし”の年になりました。

長く芸能界にいて、様々な仕事を数こなしてきたから、色んなことができて当たり前みたいに思われることも多いけど、得意不得意なことはもちろんあります。
今さら、「こんなこともできないんだ」って周りから思われると恥ずかしいなぁ〜って思うこともあり、自分にブレーキをかけてしまうことも正直あります。でも、新しい一歩を踏み出すことも大事なことだなぁって、改めて実感した年になったと感じています。

たとえ失敗しても、一生懸命になれた自分をカッコいいと思いたいし、必ずその先に新しい世界が広がっているはず!

2022年も残り2ヶ月ほどになりました。
今年の新しい経験が、来年も活躍できる糧となるように、楽しみを膨らませていきたいと思います。

                   ◇

〈MAX〉NANA/LINA/MINA/REINAの沖縄県出身4人組ダンスボーカルグループ。1995年にデビュー。翌年発売のサードシングル『TORA TORA TORA』でブレーク。1997年に『Give me a Shake』でオリコン初登場1位を獲得。その後も『Ride on time』など数々のヒット曲を発表し、紅白歌合戦に5年連続5回出場。近年は音楽活動の他に、個人でのバラエティー、ドラマ、舞台出演など活動の幅を広げている。2021年に “Do Shot”と“Viva la Mambo”収録の37枚目シングル『Do Shot』をリリース。2022年1月1日に、寅年を記念して全6曲すべて『TORA TORA TORA』を収録したミニアルバム『寅 寅 寅』を配信。
1/150
エンタメ

エンタメ

エンタメ

エンタメ

《PARM×Yogibo特別対談》異色コラボ「パルムヨギボー」誕生の秘密
「人は、大きな悲しみにどう寄り添えばいいのか」正面から伝えたい
「心を重ねる」谷川俊太郎さんの言葉で伝える感謝と決意のメッセージ
コーヒーに挑戦した女子高校生 祖父が見せたさりげなくて優しい行動
「弁当は愛情の証し」って本当? 横浜市の給食議論で記者が思うこと
「8年間バイトもしていない?」 専業主婦が指摘された〝空白〟
「現代的な姿にしてやった」ちょいデカ〝金印〟風グッズの仕様に驚嘆
フォローして最新情報をGET!

Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG