レコード人気再燃で…工場“フル稼働”「1年ほど先の予定まで埋まっ … – テレビ朝日

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 うれしい悲鳴を上げているのは、レコードを作っている工場だ。

 東洋化成 水口卓哉さん:「フル稼働している状況。1年くらい先の予定まで、埋まっている状況」

 今や、音楽の楽しみ方といえば、デジタル配信サービスを使ってスマートフォンで聴くのが主流だが、数年前からアナログレコードの売り上げが急上昇している。

 23歳 社会人:「(Q.レコードの魅力は?)レコードプレーヤーから流れてくる音のあったかさ。ウッディな感じ」

 22歳 社会人:「(Q.レコードの魅力は?)針が結構繊細だったりするので、そういったところが魅力かなと」

 また、有名アーティストたちも、続々レコードをリリース。デジタル全盛時代にアナログレコードの人気が復活している。

■デジタル時代のアーティストも“アナログ”リリース

 ターンテーブルの上で回るレコードに針を乗せると聴こえてくる温かみのあるメロディー。

 アナログレコードの再燃を受けて、去年9月、東京渋谷にオープンしたアナログレコードの専門フロア。昭和ポップスから洋楽まで、およそ7万枚のレコードがそろっている。

 最近は、特に20代、30代のファンが増えているという。レコード好きの若者は、どんな音楽を聴いているのか?

 27歳 社会人:「山下達郎さん、サザンオールスターズ」
 22歳 社会人:「長渕剛さんが大好きで」
 22歳 学生:「宇多田ヒカルさんとか好きです」

 売り上げ上位を占めるのは、山下達郎さんや竹内まりやさんなど80年代のシティポップ。さらに、あいみょんさんや米津玄師さんなど、デジタル時代の有名アーティストもレコードをリリース。宇多田ヒカルさんは、これまでに出したCDアルバムすべてをレコードで再販している。

 ちなみに、デジタル配信されているものとレコードとで音の違いを比べてみた。

 タワーヴァイナル渋谷 田之上剛さん:「アナログは、聴こえないところまでも録音されているので、あたたかみのある音に聴こえる」

 また、レコードプレーヤーも販売。若者にも手ごろな価格帯の商品が出てきたことも、人気を後押ししている。

■工場は「人手が足りていないのが現状」

 高まるレコード人気を受け、横浜市鶴見区の東洋化成の工場では、すべての機械がフル稼働。

 レコードの原料となるのは、塩化ビニル。これをプレスしてレコードの形にしていく。

 急激な増産に対応するため、40年前から使い続けている機械をメンテナンスしながらやりくりしているという。

 東洋化成 水口卓哉さん:「機械は、すごく稼働してるんですけど。人手が足りていないのが現状。ギリギリのところで、皆頑張ってくれている」

(「羽鳥慎一モーニングショー」2022年10月28日放送分より)

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