《マニアアカデミア》ぐんまちゃん 全国区の愛らしさ ダンスにSNS…次々と … – 株式会社 上毛新聞社

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 群馬県公式マスコットキャラクターのぐんまちゃんは、その愛らしさで2014年の「ゆるキャラグランプリ」に輝いた以降も、存在感を増し続けている。多くのファンを引き付ける魅力について、ぐんまちゃん自身と県メディアプロモーション課の信沢昂さんに聞いた。
 ぐんまちゃんは、1994年のゆうあいピック群馬大会(第3回全国知的障害者スポーツ大会)のマスコットとして誕生。当時の名前は「ゆうまちゃん」だった。2008年にぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)が東京・銀座に開設されたことを機に「ぐんまちゃん」を襲名。12年には「群馬県宣伝部長」の役職が与えられ、本県のPRのために汗を流している。
 主なスケジュールは公式サイトで確認できるが、ダンスの練習や企画会議への出席など、公表されていないところでも広報活動に力を注いでいる。たまの休日には「寝て寝て、食べて、寝て、寝ている」(ぐんまちゃん)。友達の「あおま」や「みーみ」と過ごす日もあるという。
 信沢さんは、ぐんまちゃんの最大の魅力について「何にでもチャレンジする姿勢だ」と力を込める。興味を持ったものに一直線で前のめり。基本はNGもない。ダンスやドラム演奏など、さまざまなことに挑戦し、その姿をイベントで披露している。
 交流サイト(SNS)でも、じわじわと存在感を増している。基本的には元気な姿を発信しつつ、ツイッターでは毎日のあいさつやちょっと笑えるネタをつぶやいたり、インスタグラムでは県内観光地で写真を撮影したりと、SNSの特性に合わせて投稿内容を使い分ける。
 今年10月からは動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」にも挑戦。総フォロワー数は延べ8万人に迫る勢いで、現在もその数字を伸ばしている。
 近年は、新型コロナウイルスの影響でイベントなどが実施されない期間が長く続いた。ぐんまちゃんは「みんなにしばらく会えなかったので、なるべくいろいろなところに顔を出したい。遊びに来てほしい」と呼びかける。実際に県庁1階では月に2~4回、ぐんまちゃんと交流できるグリーティングを行っており、親子連れやファンでにぎわう。
 30着近い衣装を持っているが、イベントがないために着る機会がなかったり、お披露目できなかったりする衣装もあるという。信沢さんは「全部の衣装を見たことがある人はなかなかいないのでは」と推測。25日には前橋市のけやきウォーク前橋でクリスマス会を開くなど、積極的に露出を増やしていく予定だ。
 ぐんまちゃんを主人公に昨年放送されたアニメはブルーレイディスク(BD)を制作し、販売や県のふるさと納税の返礼品として活用する。「ぐんまちゃん」のイラストが入った車のナンバープレートも来年10月ごろに導入される見込み。アニメ第2期の制作も進んでおり、今後もぐんまちゃんから目が離せない。
 帽子とベスト ぐんまちゃんは当初、通常は衣装を着ていない状態だったが、活躍の場を広げる中でベストを着用する機会が増えた。アニメ化を機に赤い帽子と緑のベストという姿が定番化。赤色と緑色は、誕生のきっかけの「ゆうあいピック」のシンボルマークに使われていた。
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