"D.T.O.30."所属のMaki、moon drop、カネヨリマサルによるサーキット・イベント"Boys & Girls"、第2弾アーティストでWOMCADOLE、愛はズボーン、東京初期衝動ら発表 – Skream!

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NEWS
Japanese
2022.04.29 21:00
“D.T.O.30.”所属バンドである Maki、moon drop、カネヨリマサルによるサーキット・イベント”Boys & Girls”の第2弾ゲストが発表された。
 
“Boys & Girls”は、Maki、moon drop、カネヨリマサルが主体となって、その名の通りさまざまな男性・女性バンドをゲストとして召喚。2回目の開催となる今回は東名阪の3都市にて開催され、東京、名古屋、大阪の3都市各公演に異なる15組以上のアーティストがゲスト出演を予定している。本日発表された第2弾ゲスト・アーティストは、各公演以下の通り。
 
■6月11日(土)大阪公演
hananashi / OKOJO / WOMCADOLE / ズカイ / アメノイロ。 / ハローモンテスキュー/ 愛はズボーン
 
■6月25日(土)東京公演
KAKASHI / とけた電球 / なきごと / ペルシカリア / 東京初期衝動
 
■7月24日(日)名古屋公演
LUCCI / SHE’ll SLEEP / the quiet room / アルステイク / サウナガール
 
今後もD.T.O.30.所属バンドと同世代の注目バンドがゲスト解禁される予定なので、発表を楽しみにしよう。イベントのチケットは本日より最終先行受付がスタートする。
 
▼ライヴ情報
dto30_flyer.jpg
“Maki & moon drop & カネヨリマサル presents 【Boys & Girls】”
■大阪公演
6月11日(土)梅田CLUB QUATTRO / BANANA HALL / Zeela
OPEN 12:00 / START 12:30
ゲスト:ねぐせ。 / Bye-Bye-Handの方程式 / バウンダリー / SLMCT / the paddles / hananashi / OKOJO / WOMCADOLE / ズカイ / アメノイロ。 / ハローモンテスキュー/ 愛はズボーン
■東京公演
6月25日(土)duo MUSIC EXCHANGE / Spotify O-WEST / Spotify O-Crest
OPEN 12:00 / START 12:30
ゲスト:時速36km / climbgrow / プッシュプルポット / osage / メメタァ / May Forth / Lucie,Too / THE BOYS&GIRLS / KAKASHI / とけた電球 / なきごと / ペルシカリア / 東京初期衝動
■名古屋公演
7月24日(日)名古屋E.L.L / ell.FITS ALL / ell.SIZE
OPEN 12:00 / START 12:30
ゲスト:ammo / ヤユヨ / Atomic Skipper / Organic Call / リツカ / otter hangout / LUCCI / SHE’ll SLEEP / the quiet room / アルステイク / サウナガール
 
[チケット]
前売り ¥4,500 / 当日 ¥5,300(D代別)
チケット最終先行:~5月8日(日)23:59
先行URL:https://eplus.jp/boys-girls/

Makiが”第2章”幕開けを謳う1st EP『creep』をリリース。昨年発表したフル・アルバム『RINNE』が彼らの初期衝動や勢いを押し出した作品であるとしたら、今作はそういった要素だけではなく、サウンドやメロディ、言葉のひとつひとつから情景や心象を緻密に構築していったことがわかる、これまで以上にこだわりの詰まった作品に仕上がっていると感じる。1曲通してリード・ギターのフレーズが耳を惹きつける「Soon」、ノスタルジックな空気を纏った2ビートが彼らならではの味を出す「fall」、ツアーの移動中に書いたというバラード「車窓から」、シンガロングのパートがエモーショナルな「朝焼け」、彼らにとって大切な場所への想いが表れた「from」。進化は窺えるが芯は変わらない、そんな1枚だ。(三木 あゆみ)
自主企画は軒並みソールド、名古屋発の3ピース Makiによる1stフル・アルバム。彼らがライヴハウスで培ってきたバンド・サウンドはこれまで以上に鋭く磨き上げられており、ライヴハウスで観たい欲がかき立てられる。バンドの進化が明らかに感じられる「フタリ」、今この時代だからこそより心に刺さる「日常」、”僕たちが歌い繋いでいく”のシンガロングに強い意志が窺える「火垂る」、答えのない葛藤を歌う「虎」など全12曲。一曲一曲にはそれぞれの風景があるが、それを1枚のCDとして通して聴いたとき、ハッと気づかされるものがある。ラストの「RINNE」までを聴き終えてからもう一度、1曲目の「フタリ」を聴いてみてほしい。このアルバムが”RINNE”と名付けられた意味がわかると思う。(三木 あゆみ)
ノベル・コンセプトアルバムの第2弾。前作『共鳴howRING』が黒ならば、今作は夕暮れのオレンジが似合う、そんなノスタルジックな1枚だ。勢いに頼らないことで必然的に歌の良さや緻密なアレンジといった部分が底上げされた珠玉の全6曲が並ぶ。理想と現実の狭間にいる嘘のない自分を映し出す「mirror」、素顔の自分を求めて闇に沈み込む「夜間飛行」で幕を開ける今作は、とにかく樋口侑希(Vo/Gt)の歌詞が等身大で生々しい。思春期の大切な感情をパッケージした「ラブレター」や、全国を旅するバンド自身のことを綴った「ペングイン」を経て、やがて人と人とを歌で繋ぐ「hey my friend」に辿り着く頃には、自分が何を大切に生きるのか、という人としての帰るべき場所が浮かび上がる。(秦 理絵)
新メンバーを迎えたWOMCADOLEが完成させたのは、この時代を戦い抜くという闘争心に満ちたアルバムだ。”ノベル・コンセプト・アルバム”と銘打つ今作。物理的なコミュニケーションが断絶されたこの状況下に、君と僕をつなぐべく制作された作品だという。”必ず会える”と迷いなく伝える「再生」をはじめ、樋口侑希(Vo/Gt)が吠えるように歌う歌詞もストレートだ。全編に貫かれるのは”何があっても生き抜く”という想い。ヘヴィなグルーヴ、歪みを多用した鋭利なアレンジや重厚なコーラスも、その闘争心に拍車をかける。未来が明るいと言える根拠は何ひとつない。だが、”ロック・バンド”だからこそ発信できる希望がある。『共鳴howRING』はそういう覚悟を背負った作品だ。(秦 理絵)
吠えろ、挑め、燃やせ――表題曲の約4分、一貫してそう猛々しく叫ぶWOMCADOLEは、相変わらず手加減というものを知らないバンドだ。”いつか差し込む/あの光を信じろ”と強引なまでに我々を奮い立たせる気迫は、かつての当たり前を失い絶望と隣り合わせの今の時代に文字どおり”一閃の光”であり”絶望を壊すシンボル”になり得ると確信した。そんなニュー・アンセムに加え、ディストーションの利いた骨太な「YOU KNOW?」と、一転して大人の色香を醸す「doubt」を収録した今作は、改めてフィジカル勝負なロック・バンドとしてのタフさも感じた1枚。吠えろと煽られて叫び、挑めと焚きつけられて拳を上げたい。彼らのせいで、熱狂のライヴハウスにどうしようもなく帰りたくなった。(岡部 瑞希)
“今宵零時”から”黎明”へ――メジャー・デビュー作品であり約1年8ヶ月ぶりのフル・アルバムは、名実ともに”滋賀のスーパー・ロック・バンド”を証明する作品と言っていい。信念をより堂々と強固に打ち立てた「FLAG」を筆頭に、鋭利なギター・ロックからダークなオルタナ、フォーク・ソング、ストリングスの効いたバラード、ダンス・ナンバーなど、音楽性はさらにバラエティ豊かに。これまで持っていた純粋性、叙情性、鮮烈さ、洒落っ気が、枠にとらわれない表現に落とし込まれることで、彼らの人間性や精神性をより明確に示すことに成功している。バンドの資質を余すところなく詰め込んだ全13曲。今後も続く彼らの歴史と人生の中でも、故郷のような意味を持つ作品になるのではないだろうか。(沖 さやこ)
好機を手にしようとする人間は、風を読みそれが訪れるのを虎視眈々と待つ者、がむしゃらに探し続ける者の、大きくふたつに分けられると思う。鋭い眼光を持つという意味では共通しているが、現在の彼らは後者だろう。狼煙を上げ、満身創痍で泣きじゃくりながらも小さな心の鍵を開け、何がなんでも”大きな野望を鳴らせる戦場”への切符を掴みにかかろうという闘志が燃えたシングルが完成した。今はまだ恐怖の渦中でそれを掴めていないからこそ、闇と入り混じる炎の色が切実にこちらの鼓膜へと訴え掛ける。弱者による未完成であり最強の宣戦布告は、今後さらに火力を高めていくことを予感させた。c/wのマイナー・キーが印象的なロック・ナンバー、ソウル・バラードと、3曲すべてに進化途中のバンドの姿が刻まれている。(沖 さやこ)
4曲入りシングルから約半年でリリースされる13曲入りのフル・アルバム。もともと各プレイヤーが持つラウドロックやポスト・ロックなどの影響が垣間見られるが、今回はオルタナやブルースなどのアプローチも。青さの香る楽曲、黒く衝動的な楽曲、感傷的な楽曲だけでなく、シニカルなユーモアの効いたものもあり、表現方法を拡張すべくトライしていることが窺える。2010年代後期のギター・ロックの主流に収まりきらない4人の個性、その4人が作り出す歪さは紛れもなく彼らの武器。それを磨くだけでなく、成長と変化の真っ最中であるという事象をそのままコンパイルした、彼ら史上最もタフで火力の高い作品に仕上がった。(沖 さやこ)
現在のメンバーが揃ってからのWOMCADOLEは、湧き起こった感情を嘘偽りなく、余すことなく音楽と演奏に落とし込めるバンドになった。今作に収録されている4曲は聴き手目がけて剛速球を投げつける火の玉のようだ。なかでも「アオキハルヘ」は樋口侑希(Vo/Gt)の過去の恋心とそれに対するいまの想いが強く結びつき、彼らの生々しい青さとしなやかな色気が十二分に出た楽曲である。滑らかなベースとラウドロックさながらのエネルギッシュなドラムが作るリズム・セクションも、繊細且つ豪快な樋口のマインドとは抜群の相性。ひりついたギターもこちらの胸ぐらを掴むように鬼気迫る。全員が全員主役と言わんばかりに暴れまわることができるのも、互いのリスペクトがあってこそだろう。まだ見ぬ青き春へと走り出した彼らの行方に想いを馳せる。(沖 さやこ)
2015年12月、突然のメンバー脱退/活動休止を発表。そして約半年間の沈黙を破り、新メンバーを迎え再び歩き始めた彼らの”もう止まらない”という思いが確固たるものであることを、今作が証明してみせた。”僕らは、生きているんだ”と叫ぶ「アルク」から始まる、誰もが左胸に持つ”15cm”を捜す旅。一貫したテーマを持つ8曲はひとつの物語のようで、展開を追うごとに少しずつ光が射し、そしてラストの「唄う」で辿り着く結末――”唄うよ、あなたとの日々を”という、バンドの迷いのない答えに胸がすく思いがした。樋口侑希(Vo/Gt)が全身全霊を懸けるようにして絞り出す歌に宿った思いの強さは、今作を聴く限りでは正直これまでの比ではない。”誰かの光になる歌を歌い続ける”。彼のその意志は、足を止めていた間により揺るぎないものになったようだ。(松井 恵梨菜)
大人ってわかってくれない。いくら苦しい、つらいって言っても”若さ”のせいにして片づけちゃう。もちろん、その通りなのかもしれないけれど。そんな不安定な心に全力でぶつかってくるのは、滋賀発の4ピース、WOMCADOLE。彼らの初の全国流通盤となる今作は、シンプルなギター・ロック、だけど驚くほどにエモーショナル。20歳になったばかりの樋口侑希(Vo/Gt)が紡ぐ等身大でまっすぐな歌詞が印象的なTrack.2「ドア」やTrack.6「ハタチノボクへ」、声の限り歌うTrack.4「少年X」には、”伝えたい”という思いが人一倍詰まっている。”閃光ライオット2013″など多くのオーディションのファイナリストまで選ばれるも、あと一歩届かずだった彼らが、それでも、溢れんばかりの想いを原動力に完成させた今作は、多くの人に届くはず。WOMCADOLEの快進撃は、ここから始まる。(増田 思織)
ラヴ・ソングだけを歌い続ける三重県発のバンド、moon dropによる3rdミニ・アルバムが到着した。すでにライヴでの人気曲となっている「シンデレラ」は、爽やかでポップなサウンドとは裏腹に、”前みたいに側で笑ってくれないか”と未練が残る様を歌い、「僕といた方がいいんじゃない」では、”僕と別れてほんとブサイクになったな”とディスりつつも、戻ってきてほしいと皮肉に嘆いている。”拝啓 悲劇のヒロイン”と題しているが、そんなヒロインに気持ちが残っているのは主人公のほうなのだ。彼らの楽曲は浜口飛雄也(Vo/Gt)自身や他者の恋愛体験がもとになっているぶん、等身大で聴き手の胸を打つ。心のどこかに引っかかっていた忘れられない恋愛を想起させる、moon drop渾身のラヴ・ソング集となった。(伊藤 美咲)
映画や小説のようにさまにならない、ありふれた青春すらも特別なものとして輝かせてくれたバンドはこれまでもたくさんいるが、そこにまた新たなバンドが加わった。それも女の子の視点で、恋や夢や憧れについてパワー・コードと力強いビートで感情を爆発させて、怒ったりくよくよとセンチになったり、時に大人びて愛や人生の哲学を語ってくれる。青臭くロマンチストで、でもそれを隠すようなクールさと混じり合う歪みが、青春期のナイーヴなところや、記憶に触れる、そんなバンドがカネヨリマサルだ。昨年ミニ・アルバム『かけがえなくなりたい』でデビューした大阪発の3ピース・バンドによる、2作目のミニ・アルバム。後悔も眩しいほどの希望も抱えて、毎日を並走してくれるアルバムは、ぜひ女の子に聴いてほしい。(吉羽 さおり)
愛はズボーン結成10周年を記念したトリビュート盤。ラインナップするメンバーは彼らが敬愛する先輩や盟友たちで、轟くシャウトとキレッキレのギターで中毒性の高いリフレインをさらに印象づけるキュウソネコカミの「まさかのイマジネイション」や、オリジナルに忠実ながらも独自のレゲエ・テイストでアルバムのポイントとなるDENIMSの「ゆ~らめりか」など、10バンドによる一曲入魂の全10曲を収める。もともとクセ強めの原曲は、豪華面々のセンスと技と愛情により新たな魅力を引き出され、”愛はズフリーク”も大納得の仕上がりだが、参加バンドのファンにとっても聴きごたえたっぷりだ。また、愛はズが同作に参加した10組の曲をカバーしたアルバムも同発されているので合わせて聴くのもおすすめ。(服田 昌子)
バンドの周年を記念して、豪華アーティストがそのバンドの曲をカバーするというのはあっても、さらに、そのトリビュートに参加したアーティストの曲をバンドがカバーした作品集の同時リリースは前代未聞では? そんな愛はズボーンの10周年記念盤が完成。まさにインディーズで戦い続けてきた彼らが、キュウソネコカミの魂を受け継いだとも言える「ウィーアーインディーズバンド!!」、原曲の優しさはそのままに、浮遊感たっぷりのアレンジで歌うことで、ひと味違うエモーショナルなムードを湛え、愛はズの新境地を切り拓いた岡崎体育「エクレア」など全10曲を収めた。企画の面白さのみならず、より個性を研ぎ澄まし、全員が曲作りに積極的に携わるようになった今の愛はズがカバーするからこそ、バンドの最新作としても楽しめる意欲作。(稲垣 遥)
誰にも似ていないサウンドと言葉選びの発明を続けてきた愛はズボーンが、結成10周年を前に2ndアルバムを発表。今作では作品タイトル通り、シーケンスを多用した”テクノ”+魂の叫びを歌う”ブルース”の彼らなりの融合に挑戦し、新たな愛はズらしさを手にしている。これは金城昌秀(Gt/Vo)が結成当初からしたかったことにバンドの地力が追いつき、さらにGIMA☆KENTA(Vo/Gt)が歌に自信を持てたこと、そして4人が同じ方向を向けたことにより成せた業だという。冒頭「ぼくらのために part 1」から全曲そんな威勢のいいニュー・マインドを堪能できるが、タフなバンド・サウンドが際立つ「ひっくりかえす」は従来からのファンも痺れると思う。10年の挑戦と試行錯誤の末に作り上げた自信作。(稲垣 遥)
2019年第1弾リリースとなる全2曲入りのシングル。表題曲は彼ららしい多国籍感溢れる”ごちゃ混ぜパーティー・チューン”で、イントロの雷鳴に続き弾けるサビで幕を開ける。一緒に叫びたくなる”最高! 最高!”や”ラララ”のコーラスが生み出すキャッチーさと、どこかサイケデリックでキラキラする感触が入り混じり、”これでいいのか? これでいいのだ!”の自問自答を伴ってクライマックスへ! “サイコで最高!”、”YES!”の結論には誰もが痛快な気分になること間違いなしだ。またc/wは、1stフル・アルバム『どれじんてえぜ』の収録曲「adult swim-friends 岡崎体育-」のバンド・バージョン。表題曲と好対照にどっしりとしたグルーヴが小気味よくクール・ダウンさせてくれる。(服田 昌子)
愛はズボーン待望の1stフル・アルバムはミニ・アルバム2枚からの再録を含む12曲を収録。よくぞここまで豊富なアレンジ、曲調、歌詞が出てくるものだと改めて感心してしまうほど凝りに凝った作品。何しろバンド・サウンドとは一線を画す岡崎体育との共演作「adult swim-friends 岡崎体育-」ですら、これはこれで愛はズボーンらしいと思えるのだから不思議だ(そしてめちゃくちゃカッコいい)。カネシロ、ギマの両ボーカルがそれぞれのパーソナリティを発揮する「27」、「もねの絵のよう」やキャッチーなポップ・ロック「空飛ぶピンクのユニコーン」、ラスト「生きてるって感じ」のめちゃくちゃ長い”ラララ”まで、聴きどころ満載のアルバム。じっくり1枚ずつ曲順どおりに聴くことをおすすめしたい。今作で彼らの音楽は確立されたといってもいいのではないだろうか。(岡本 貴之)
愛はズボーンの2ndシングルは1,000枚限定でリリース。表題曲「ゆ~らめりか」(Track.1)のタイトル、アートワーク、歌詞、序盤から湧き上がるようにリズム・チェンジして後半へと向かうアレンジまで、気になることだらけで気がつけば何度も繰り返し聴いていた。緻密なアンサンブルが進行していき、スケールの大きなメロディと繋がってカタルシスを感じさせる展開はこのバンドの大きな魅力。「へんなの」(Track.2)で聴かせるサイケデリックな音像もスタジオ・セッションの面白さをそのまま出してきたようで興味深いし、ラストのエモ/スクリーモなミディアム曲「恋のスーパーオレンジ」(Track.3)まで聴き応え満点。ますます長時間のライヴで彼らの曲を聴いてみたくなった。(岡本 貴之)
大阪を拠点に活動を続ける4人組バンドの1年ぶりとなる2ndミニ・アルバム。2015年は初の全国流通盤を発売すると共に全国ツアー、イベントにも多数出演することで音楽ファンの間で着々と知名度を上げて行った彼ら。前作収録の「まさかのイマジネイション」を思わせる1ワードで繰り広げられるTrack.4「ピカソゲルニカ」はどんな展開になって行くのかずっと聴いていたくなる彼らの発明品のごとき必勝パターン。どこか懐かしいポップ・ロックのTrack.5「BABY君は悪魔ちゃん」、Track.6「エレクトリックオーシャンビュー」も気持ちが晴々とする爽快感があって楽しい。やりたいことが収まりきらずにはみ出しまくっているような音楽バカっぷりが最高です。(岡本 貴之)
2014年に”COMIN’KOBE”のオーディションで見事1位に輝き出演したことを始めとして”MINAMI WHEEL””見放題”等、関西の音楽イベントで軒並み入場規制となるライヴでその名を轟かせる4人組バンド初の全国流通盤となるミニ・アルバム。ライヴを観たことがなくてもその楽しさが伝わってくる楽曲たちは決まったフォーマットを持たない自由なもの。バンドのテーマ曲的な「愛はズボーン」、ひたすらワン・ワードで押す「まさかのイマジネイション」といった曲は頭も身体もバンドの演奏に委ねなさい、と言わんばかり。下を向いている人間も否応なく顔を挙げてしまう突き抜けた明るさと力技で盛り上げる曲が続いた後のラスト「デーモンのレモン」がバンドの奥深さを感じさせる。 (岡本 貴之)
“アイツらを黙らせろ僕が僕である為に”と、バンドの決意表明のように高らかに打ち上げるストレートなロック・ナンバー「腐革命前夜」を皮切りに、底抜けにキュートなポップ・ソングや歪んだガレージ・パンク、淡いミディアム・ナンバーまでをも呑み込んでゆく東京初期衝動の2ndアルバム。前作『SWEET 17 MONSTERS』から約2年3ヶ月ぶりとなる今作は、銀杏BOYZに強いリスペクトを掲げて爆走する彼女たちが、決して単なる勢いや衝動だけでは語れないバンドであることを証明するような1枚になった。聖なるサウンドに乗せて、”2021年もすこし大変な時だったネ”と語り掛ける「クリスマス」など、アルバムの節々でふいに垣間見られるしーなちゃん(Vo/Gt)の優しさにぐっときてしまう。(秦 理絵)
昨年新ベーシスト あさかが加入した東京初期衝動の新体制初ED。異なる方向に振り切った全3曲は、ライヴハウス直系のインディー・ロックから売れ線のJ-POPまで、実は東京初期衝動が多面的なポテンシャルを秘めたバンドであると感じさせる1枚。打ち寄せる波の音をSEに弾ける夏のパーティー・チューン「さまらぶ♥」、ベースの低音が別れの痛みをやわらかく包む仄暗いバラード「blue moon」、銀杏BOYZ直系の疾走する青春パンク「春」と、まったく違う方向へと振り切っている。ラヴ・ソングのようでもありメンバー脱退の悲しみを断ち切る歌にも聞こえる「春」は、”あなたと見る景色が変わったって/僕はそれでも歌いつづけるだろう”と、バンドの新たな決意が滲む歌詞も印象的。ここから彼女たちの第2章が幕を開ける。(秦 理絵)
自分らの初期衝動の部分ではないところも、もっと研ぎ澄ましていかないといけないんじゃないかなと思った
23歳までの自分の人生がこの1枚になればいいなと思って作りました
俺らは自由に変化していく―― バンドの在り方と歩み続ける覚悟を示す新作『旅鴉の鳴き声』
“伝えたい「あなた」が明確やったから、リアルを詰め込みたかった”新体制のWOMCADOLEが激変の時代に投げ掛けるバンドの意思
いつも不安を鳴らしてる。生まれた瞬間の熱々なものを歌にしたい
生涯青春やし、死ぬまで生きてるからそれを忘れたくない
お客さんと顔を突き合わせているときは、もっと全部を奪いたい
このアルバムでWOMCADOLEという”遊び”ができた。それがほんまに”愛”やと思ってる
俺が至近距離で感じたこと、至近距離で思ったことを至近距離で怒鳴らなあかん
“ライヴハウスでしか感じられないものがある” 個性が異なる4バンドのフロントマンによる決起集会対談
“俺の心の中が一発で覗けるような、最高の映画になりました” 樋口侑希(Vo/Gt)のリアルな鼓動が鳴る”15cmの行方”という物語
結成10周年を飾るのは、音楽でやりとりする愛だらけの往復書簡――10周年記念のトリビュート&カバーを完成させ、相思相愛の3組で座談会
“自分のやりたいことを追求するのは悪いことじゃないって思えてきました” 10年で得た確かな力と自信で、音楽的欲求を結晶化した渾身の『TECHNO BLUES』完成!
盟友も太鼓判を押す新曲で、バンドの新章が幕を開ける!
“劣等感で美味い酒は飲めるけど美味しいご飯は作れません”ってフレーズは伝説ですね
バンド名の”愛はズボーン”も俺らはマジで言ってるよっていうことをライヴでも見せていますし、今回はそういう感じのアルバムにもなってます
愛はズボーンが入口でいいんで、もっと音楽シーンに広い視野を持ってくれたらなと思いますね。
愛と絶望に満ちた”世界の終わり”に鳴り響く希望のアルバム――『えんど・おぶ・ざ・わーるど』
“私は嫌われてもいい。別にみんなが好きじゃなくてもいいと思ってるから” 喪失感を胸に未来へと突き進む東京初期衝動、第2章開幕!
2021.08.10 @Zepp DiverCity(TOKYO)
2020.10.17 @渋谷TSUTAYA O-WEST
2021.11.08 @LIQUIDROOM ebisu
2021.04.08 @USEN STUDIO COAST
2018.10.25 @下北沢LIVEHOLIC
2018.07.03 @LIQUIDROOM ebisu
2017.10.28 @高崎clubFLEEZ / 高崎clubFLEEZ-Asile / 群馬SUNBURST
2017.08.25 @渋谷eggman
2017.04.14 @下北沢LIVEHOLIC
2019.10.22 @吉祥寺CLUB SEATA
2021.09.30 @下北沢LIVEHOLIC
2021.06.27 @渋谷WWW
2022.02.12 @LIQUIDROOM ebisu
2021.12.24 @渋谷チェルシーホテル
2021.09.20 @USEN STUDIO COAST
2021.07.30 @LIQUIDROOM ebisu
2021.05.22 @USEN STUDIO COAST
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26時のマスカレイドの"26時の音楽図鑑"
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