【大量】CDプレスのおすすめ制作会社5選!国内・海外プレスの違いやCD制作に必要なものを紹介 2022年6月 | ライブUtaTen – 歌詞・音楽メディアUtaTen

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楽器/機材
2022年4月25日
バンド活動をしていれば、徐々に「レコーディングした曲をCDにして販売したい!」という気持ちも出てくるでしょう。
CDプレスをしてメジャーアーティストのようなパッケージにするには、どうすればいいのでしょうか?
きっとバンド活動の役に立つので、最後まで読んでくださいね。
この記事のもくじ
「CDプレス」とは原盤を元に、大量のCDを生産する製造方法のことを指します
個人でも制作会社に依頼すれば、国内・海外の工場で専用の機械を使い、100枚程度から制作が可能です。
今の時代は自分たちでレーベルを立ち上げ、大手のショップに流通させるのも珍しくありません。
アーティストの曲を聴くのはサブスクリプションが主流になってきていますが、グッズとしてCDを購入してくれるリスナーも多いですよ。
本格的なバンド活動を行うのであれば、CDプレスについての知識は必要不可欠と言えるでしょう。

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CDプレスは家のパソコンでできるCD-Rや、CDコピーとは、明確な違いがあることをご存知でしょうか。
CD-Rとはレーザーを当てることでマークという模様を形成していき、データを焼き付けています。
CDコピーはCD-RにマスターCDからコピーを作成する作業のこと
つまりCD-Rの仕様で音源を再生することになります
CD-RとCDコピーは音質が劣化したり、再生環境によっては動作しなかったりするので販売用としては基準を満たしておらず、長期保存にも向いていません。
一方でCDプレスは盤面にピットという凹凸を形成し、正確なデータを物理的に刻んでいくので音質が劣化することなく、長期保存にも向いているのです。
 
CDプレスには国内プレスと海外プレスが選択肢としてありますが、どのような違いがあるのか意外と知らない人も多いでしょうか。
CDとしての品質に違いはありませんが、海外プレスの方が価格を抑えられる傾向にあります
ただ海外プレスは税関を通過するために原産国表示をする必要あるので、国内以外の表記に抵抗がある場合は選択肢から外れるでしょう。
また、制作会社によっては国内工場の方が早く仕上がる場合もあります
納期のことも考えてよく相談してみると良いですよ。
 
cd プレス
プレスしたCDを作るためには、自分たちで用意しなければならないものがいくつかあります。
流通させるとなれば販売店で管理をするためのJANコードも必要になるので、小売り業者ばりの準備をすることになるでしょう。
ここで紹介するCDプレスに必要なものは生産後に変更が効かないので、絶対にミスをするわけにはいきません。
納期になるべく余裕を持たせ、慎重に何度もチェックすることをおすすめします。

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まずは何と言っても音源のマスターが必須になります。
こちらは曲順通りに収録したCD-Rで大丈夫です。
全ての音源を必ずフルで再生し、音飛びやノイズが入っていないかなどの確認を行いましょう。
複数の再生環境でチェックするのが理想ですが、なければパソコンで確認すれば十分です。
配送中に傷がついてしまう可能性もあるので、万が一に備えてマスターCD-Rを2枚用意してから制作会社に送ると良いでしょう。
また、DDPという音楽CDを構成する情報が別々に保存されたデータで納品する方法もあります。
音質をより素のままでプレスに出せますが、再生確認をするために専用のプレイヤーが必要です。
DDPでなくとも綺麗なな音質で生産可能なので、CD-Rで十分でしょう。
 
CDを流通させる場合は作品番号とJANコードが必要になります。
作品番号は自分たちで決めてOKなので、管理しやすいよう番号を決めましょう
バンド名のアルファベットなどに「001」といった、ナンバリングを組み合わせるのがよくある例です。
法則性を持たせて、シリアルナンバーっぽい感じにするのもカッコイイですよ。
は発注する制作会社に「JANコードを付けてほしい」と頼めば、ほとんどのことはやってくれます。
制作会社から何か指示や質問がある場合にのみ、対応すれば問題ありません。
JANコードなしでプレスしたCDでも、後からJANコードを印刷して貼り付ければ流通可能
ライブ会場限定だったCDを、後からショップに並べることもできちゃいます。
 
盤面やジャケットのデザインデータもこちらで用意します。
サイズ規格に合わせたデータが必要になるので、できればプロのデザイナーに依頼することをおすすめします。
ジャケット印刷・盤面印刷には「シルク印刷」「オフセット印刷」があります。
シルク印刷は1~4色の特色インクの盤面印刷によく使われる印刷方法です。
文字やロゴなどのシンプルなデザインの場合は、シルク印刷が良いでしょう。
オフセット印刷は「CMYK」という、様々な色を表現できる4色に白を加えた印刷方法で、表現の精度が高いことから写真や複雑な図形に適しています
 
CDプレスを行うには制作会社への発注をすることになりますが、色々な会社があるのでどこに注文すればよいか迷ってしまうかもしれません。
会社によって料金や納期に差がありますし、やり取りの中で信頼できるかどうかも重要です。
有名な会社であれば安心して任せられるので、CDプレス会社のおすすめ5選を紹介します。
中々決められないときは、こちらの5選から選んでみてはいかがでしょうか。

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京都のCDプレス会社「at green」は、老舗として信頼のおける制作会社の1つです。
デザイン制作も行っているので、CDプレスとセットで依頼するのもおすすめ
表記漏れなどを指摘してくれる場合もあり、作業を行うだけでなく、データの中身もしっかりと確認してくれる良心的な制作会社と言えます。
グッズ制作も引き受けているので、バンド活動のサポート全般をお願いできるのも魅力です。
 
海外プレスを手がける「三光メディア」と、国内プレスを手がける姉妹会社の「CLOUD9」はCDプレス会社大手の1つです。
「三光メディア」と「CLOUD9」はとにかく料金が安く納期も2週間前後と平均的なのがウリです。
品質も標準的なクオリティーを保っているので、予算を抑えたい人にはうってつけの制作会社と言えるでしょう。
 
「テックトランス」はCDプレス会社の中で、最も知名度が高いと言える制作会社です。
とても高品質なので安心して任せられますし、カードなどの決済方法に対応にしているのもありがたい部分です。
ブックレット付きのアルバムをキャラメル包装のフルパッケージで注文すれば、最低枚数でもそれなりの金額になるので分割払いも検討したいところではないでしょうか。
 
「エクストリーム・ラボ」もCDプレスと、デザインの両方を行っている制作会社です。
紙ジャケットやジュエルケースのテンプレートも用意されており、一からデザイン案を考えるのが難しい場合に利用すると良いですよ。
デザインも行っている会社にお願いすると、サイズの問題などが発生したときにスムーズな解決ができます
よほどお気に入りのデザイナーや、こだわりがなければ一緒に依頼するのもアリです。
 
CDジャケットデザインに力をいれている「ジャケットデザインバースト」は、CDプレスも一緒に行ってくれます。
インパクトのあるCDジャケットデザインを求めているバンドと相性が良く、センスの光る制作実績は一度見てみる価値アリですよ。
「ジャケットデザインバースト」もカード決済可能なので、オンラインでスムーズな取引が可能となるでしょう。
 
CDプレスはしっかりとした制作会社に依頼をすれば、高品質な仕上がりが期待できます。
1枚の単価で計算すれば激安と言えるので、商品としてしっかりパッケージ化する価値はありますよ。
枚数が多いほど単価が下がるので、売り切れるギリギリの枚数よりも少し多めに発注しても良いでしょう。
ジャケット音源ができたら、複数の制作会社に見積もり依頼を出してみましょう。
ジャケットに加え、ブックレットの歌詞部分・バックインレイ・帯も含めたフルパッケージ
なら、メジャーアーティストのCDと同じ仕上がりになるのでぜひ検討してみてくださいね。
 
この記事のまとめ!
 
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