ビヨンセ、ないあがらせっと、(sic)boy、yonawo。CINRA編集部が選ぶ今週のおすすめ楽曲 – CINRA.NET(シンラドットネット)

毎週更新のCINRAプレイリスト「Songs We Dance To」。ロック / ポップ、インディ、ヒップホップをはじめ、実験的なエレクトロニックミュージックからK-POPまで、ジャンルレスに選曲したプレイリスト(2022年6月20日週更新)から、編集部員が特におすすめしたい楽曲を紹介します。
ビヨンセ“BREAK MY SOUL”(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く
先週突如ダンスアルバムを発表したドレイクにつづき、ビヨンセもハウスでカムバック。プライド月間を祝い、そして夏のはじまりを告げるかのようなハイエナジーな楽曲が夏至の日にリリースされた。2016年の『Lemonade』以来となるニューアルバムから最初の先行シングルである“BREAK MY SOUL”は、Robin S.のハウスクラシック“Show Me Love”と、クィアアイコンでもあるニューオーリンズのBig Freediaの“Explode”をサンプリング。『RENAISSANCE』と名づけられた、7枚目のアルバムへの期待を煽る1曲。(後藤美波)
(sic)boy”living dead!!”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く
ミクスチャーの現在形を追求する(sic)boyが、昨年発表のアルバム『vanitas』以来となる新曲をリリース。プロデュースは(sic)boyの楽曲のほとんどを手がけるKMが今回も担当しており、ポストパンク、ニューウェーブを思わせるギターリフやリズムパターンが印象的なトラックに。 (sic)boyの原点ともいえるゴスな世界観とは裏腹に、自身とリスナーを鼓舞する力強いリリックには今後の動きへの期待が否応なしに高められる。ゾンビ映画をモチーフにしたMVはmidwxstやglaiveといった新世代アーティストの映像を多く制作するアリゾナのコレクティブOvercastが手がけている。(山本輝洋)
yonawo”After Party”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く
メンバーが地元・福岡から上京して最初に制作したという楽曲。憧れの相手への敬意や、嬉しくて浮かれてしまうような情景が思い浮かんでくる歌詞と、夏に踊りたくなる気持ちいいサウンド。「野外フェスで演奏することを想定して制作した」のだそう。ジャケット写真はメンバーの斉藤雄哉が撮り下ろし、MVはこれまでも数々の作品でタッグを組んできた映像監督・渡邊哲が制作。メンバーが思い思いに体を揺らしたり、リラックスした表情を浮かべ、等身大のyonawoがとらえられている。(川浦慧)
ないあがらせっと”グッドサマー”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く
2001年に北九州の戸畑で結成され、「戸畑系」と自称し活動を開始した4人組バンド「ないあがらせっと」のベストアルバム的アンソロジー作品より。昨年、12年ぶりの新曲として配信とカセットテープでリリースされた本楽曲も含め、ベスト盤はプロデューサーの曽我部恵一の手によって2022年仕様と言える内容に。スライドギターと少し歪んだ鍵盤の音、折り重なる声によって立ち上がる甘くサイケデリックなサウンドは、そのローファイなザラついた質感も相まって、聴く者をここではないどこかにトリップさせる。さまざまな情景を喚起させてしまう夏の魔力を引き寄せた歌詞も絶品。郷愁とともに、何かに恋焦がれるような気持ちそのものが押し寄せてきて、胸がざわつく。(山元翔一)
このほかにも、beabadoobee、KIRINJI、APOKI、おとぎ話、田我流、Flying Lotus feat. Devin Tracy、寺尾紗穂、in the blue shirtなどの新曲30曲を追加。CINRA編集部がいま聴いている曲をセレクトするプレイリスト「Songs We Dance To」は、Apple Musicで毎週水曜に更新中。
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
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coe──未来世代のちいさな声から兆しをつくる
ダイバーシティーやインクルージョンという言葉が浸透し、SDGsなど社会課題の解決を目指す取り組みが進む。しかし、個人のちいさな声はどうしても取りこぼされてしまいがちだ。いまこの瞬間も、たくさんの子どもや若者たちが真剣な悩みやコンプレックス、生きづらさを抱えながら、毎日を生きている。
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