アプリ限定 2022/11/11 (金) 12:01 1
京王閣競輪『ルーキーシリーズプラス』を11月1日に走り終えた122期ルーキーの畠山ひすい、藤原春陽、河内桜雪。3人が◯✕で答える10の質問、そして読者から寄せられた質問にこたえてもらいました。さらにはサイン色紙＆チェキプレゼント応募URLがございますので、ぜひアプリをダウンロードしてご覧ください！ アプリは無料でご利用いただけます。 (取材・構成 netkeirin編集部)
ーーここからは◯✕形式でお答えください。験担ぎやルーティンがある。こちらは畠山選手以外◯でした。
河内 自分は発走前に身体を叩きます。鎖骨、脚全体ですね。叩いて(身体を)締めます(笑)。もともと脚がつりやすい体質だったんですが、叩くことで筋肉を刺激するとつりにくくなるので、そういう意図もありますね。
藤原 私はレースの前日に決まった整骨院に通って、身体のゆがみを整えてもらいます。(整体に行ったのと、行かないとでは)ペダルの踏み心地が違います(笑)。自転車が進む感じがします。
ーーローラーの時にきまって聴く曲がある。これは藤原選手と河内選手が◯でした。
藤原 あります。“ワンオク”聴いています。おすすめは『キミシダイ列車』です。
河内 歌詞がピッタリだよね。レース前に合う。私はもともと邦楽を聴いていたんですけどやめました。歌詞が入ってくると(ローラー中)考えちゃうんで、今は、ジムで流れているハイテンションでノリノリの歌詞のない歌を(無心で)聴いてます。
ーールーティンと近いものがありますね。
河内 今回京王閣でこの曲入れてくるの忘れちゃって、やっぱりローラーのときあれこれ考えちゃいました(笑)。
畠山 私はローラーの時は聴かないですね。車に乗っているときに音楽は聴いてます。普段はいろいろ何でも聴きますけど、あいみょんが好きです。
ーー実はこのなかで歌が一番うまい、は全員✕でしたが、このメンバーでカラオケに行ったりはしないのですか？
河内 行かないよね(笑)
藤原 行かない、恥ずかしい(笑)
河内 マイクを使って歌うのが恥ずかしいだけで、いつも一緒にいるときは鼻歌を歌ったりしますね。
藤原 ひすいはよく歌ってますね。どこでも歌ってる。
河内 はるひは鼻歌しか聴いたことがないかも。たまたま3人同じ時間が取れても、さあカラオケに行こうかとはならないですね(笑)
ーー時間が取れたらどういうところに行ってみたいですか？
河内 ディズニー行きたい！ 楽しい系。
藤原 富士急行ってみたい！ 絶叫系。
ーー畠山選手はどこか浮かない表情ですが(笑)
畠山 (テンション低めに)ああ、ついていきます(笑)。私は海に行きたいです。ああ、でも(はるひが)泳げないか。
藤原 泳げるよ！
畠山 養成所のお風呂でおぼれかけてたじゃん(笑)
ーーではその流れで、今だから笑って話せる養成所時代の秘密の話は藤原選手がお風呂で溺れかけたでよろしいですか？
藤原 (笑) 私はさゆきとケンカしたことです。
河内 お腹の調子が悪かったはるひと一度だけケンカしたよね。はるひ、栗ご飯の消化が良くなかったみたいで。
藤原 それでさゆきが私のお腹叩いてきて。
河内 そんな強くなかったよね(笑)
藤原 強かった、痛かった。なんで叩くんだろうって、ケンカになりました(笑)
畠山 私はお風呂掃除をサボってしまったこと(笑)。すぐに掃除しないで、足だけお湯に浸かって「あー足湯みたい」ってのんびりしちゃったことです(笑)
ーー次は好きな肉の部位がある。これは3選手とも◯でした。
畠山 私はサガリ(横隔膜の筋肉)です。メニューにあったら絶対注文します。“ちょうどいい感じ”が好きです。
藤原 私はトントロ！
河内 牛タンが好きです！
ーー何人前ぐらいたいらげちゃうのですか？
藤原 えー、3人前ぐらい？
河内 3、4人前ぐらい行っちゃうよね？
畠山 3、4、5人前ぐらい行けるかな(笑)
ーー初対面の先輩とでも緊張せずに会話できる。藤原選手だけ✕でした。
藤原 はい、やっぱり最初は緊張します。初めてお目にかかるガールズの先輩のところに挨拶に行くとき、「よろしくお願いします、藤原春陽です」って自分の名前を言えたら「あーよかった」ってなって、相手のお名前もちゃんと聞かないまま「あれ？ 誰だっけ」ってなることもあります。
ーーオーラがすごかったガールズの先輩はいらっしゃいましたか？
藤原 まだ全員にお目にかかれてないのですが、私は児玉碧衣さんです。挨拶も緊張しましたが、平塚で同じレース走った時に、となり(の車番)だったんですけど、『あ〜かっこいいな〜』って緊張しながら思ってました。
河内 いっぱいいますけど、印象的なのは荒川ひかりさん。「すんごい美人」って思いました。競輪場にスーツでいらっしゃるんですけど、それがまた綺麗で、なにより肌のツヤが美しくて(笑)。そしてめっちゃ優しい。
畠山 オーラというのとはちょっと違うかもしれませんが、私は太田美穂さん。“わーっ”て話しかけてくださるので、圧倒されます(笑)。すごく良くしてくれる大好きな先輩です。
ーー自分で自分を褒めることがあるは、全員◯でした。
河内 これをやらないと強くならないという厳しいメニューをやりきったときとかに、自分を褒めますね。
藤原 厳しい練習を乗り切ったときは「がんばれ私、がんばれ私」って、自分で自分を褒めています。誰も褒めてくれないので(笑)。父は“そんなの当たり前”って簡単には褒めてくれないので、自分で自分を伸ばしていきます(笑)
畠山 私は結構、みんなから褒められるので(笑)。そこは素直に受け止めて「ああ、自分頑張ったんだな」って、モチベーション上げています。
ーー頑張った自分へのご褒美はありますか？
河内 あります。モノを買ったりしますね。最近は買いすぎてはっきりとは覚えていないんですけど(笑)。アウトレット行って、好きな服とコスメを買いました。
藤原 私は…ないです。“これがめっちゃほしい”っていう物欲がないです。今はいいかなって。買いたい時に買えるようにお金をためています。でも消えていくんですよ、知らない間に。お金が(笑)
河内 競輪選手はお金がかかると思います。繊細なものが多いので交換が多いですね。ちょっと接触したらタイヤ交換とかザラで、5万円ぐらいかかったりします。
ーー競輪は難しい。迷うことなくみなさん◯を上げていました。
河内 脚だけじゃ勝てないし、脚があっても勝てないです。レースの上手い先輩方にはなかなか勝てません。簡単にいい位置を取らせてくれないですし、レースで自分の力を全部発揮できないことが多いです。そこが難しいです。毎回出し切ることが難しいですね。こういうレースをしたいと思っても、中々できないことが多いです。
藤原 私も同じです。毎回何通りものレースのパターンを想像して臨むんですけど、その通りにならないことがほとんど。技術や走り方もみんな違うんで、そういうところは難しい。選手の特徴を把握していないと想像ができないです。スパートのかけ方なんかとくにそうですね。一気に踏む人もいれば、徐々に踏んでいく人もいますし、人によって特徴が違うからそこが難しいです。
ーー特徴を掴むためにいろんな人のレースを見たり、研究したりするのでしょうか。
藤原 レースを見たりはしないです。でも、情報収集はしていて。レース行く前にお父さんからアドバイスもらったり、出走表が出たら記者の人つかまえて「どういう選手なんですか？」って逆取材してみたりします(笑)
畠山 私は先行一本に絞っていて、「ここで動く」と決めているので、道中考えることは他のみんなと比べて少ないと思いますけど、気持ちの面で難しさを感じています。競走で勝つのはもちろんですが、レースでのイメージ付けをどこまで優先させるのか、という部分ですね。
ーーそんな難しい競輪ですが、感謝をしている人は全員迷わず◯を上げてくれました。誰を頭におもい浮かべましたか？
河内 両親です。
藤原 両親です。
畠山 北海道の選手の先輩です。私はホワイトガールズプロジェクトで選手になったのですが、アマチュアの頃から面倒を見てくれて。感謝しかないです。
ーーファンからの応援で心に刺さった言葉がある。こちらは畠山選手と河内選手が◯でした。
河内 「テレビで見て、はじめて競輪を知って、はじめて車券を買いました」っていう言葉がやっぱり嬉しかったです。あと、手の不自由な方からファンレターをいただいたことがあって、「河内さんの一生懸命走る姿を見て活力をもらってます」というメッセージ。刺さりましたね。
畠山 ちっちゃい子からの応援ですね。お手紙もらったり、競輪場で応援されるとグッときちゃいますね。すごく嬉しいです。競輪場にいるのはだいたいおじさまたちが多いので(笑)。ちっちゃい子たちからの応援だけは耳に入っています(笑)
ーー野次は3選手とも経験されましたか？
藤原 松山で野次の経験はあります。「どんな人が言ってるんだろう」って野次をされていたお客さんの顔を見ちゃいました(笑)
河内 いつもはあまり聞いてないんですけど、京王閣でははっきりと聞こえました(笑)。気にしない方なので私は大丈夫ですけど、ガールズのなかには繊細な選手もいるので、難しいですよね。
ーー養成所で野次対策の授業とかあったのでしょうか。
河内 ありました。メンタルトレーニングの授業は多かったです。でも授業のときに言われてもとくに何も思ってなかったんですけど、今実際野次を浴びてみて、あ、なるほどこれかって(笑)
ーーありがとうございます。ではnetkeirinに届いたたくさんのファンからの質問についてお答えいただきたいと思います。「行ってみて良かった場所、これから行ってみたい場所を教えてください(匿名)」
畠山 岐阜の大垣に2回行ってるんですけど、そこで『岐阜タンメン』っていう岐阜の名物ラーメン屋さんに先輩に連れてってもらって、これは美味しいってなって、岐阜が大好きになりました。その先輩は太田美穂さんなんですけど(笑)。行ってみたいのはヨーロッパのフランスです。高校の時にフランス語の勉強をしていて、フランスの文化に興味があったので、いつか行ってみたいです。
藤原 青森行ってみたいです。何があるんだろうなっていうのと、青森の人の言葉がどんな感じなのかを聞いてみたいです。
河内 自分だって方言すごいじゃん(笑)
畠山 競輪レポーターで阿保(夕希)さんっているんですけど、仕事のインタビュー中はすごいきれいな標準語でお話してくださるんですけど、カメラが回ってないとバリバリの青森弁になって、ギャップがすごい可愛いです(笑)
河内 私は函館競輪がやっぱり楽しかったです、(食の素材が)美味しかったです。行ってみたいのは、バリ島とかタイとかですね。雰囲気が好きです。
ーー「今までこわいと思ったレースはありますか？(HN ポテト野郎)」
藤原 私はそもそも怖いと思ったことがないです。狭いところも大丈夫です。
河内 転倒じゃなくて、転倒するかも、の瞬間がとても怖いですね。避けるときに、(他の車と)スレスレになったりすると、自分が転かしちゃうんじゃないかって。そのときはすごく冷や汗をかきます。
畠山 平塚競輪場のトンボです(笑)。発走機でも自分のハンドルに止まってきたりしてたんですけど、走っているときにもバンって当たってきて。トンボって当たると痛いんですよ。トンボに当たるかもしれないという気持ちの中で走るのはなかなか恐怖でした。
ーー「自慢のコレクションはありますか？(匿名)」
藤原 なんだろう…いまはないです。
畠山 コレクションじゃないんですけど、洗濯が好きなので、ちょくちょく柔軟剤を替えていて、家中にいろんな種類の柔軟剤がありますね。
河内 アロマです。香りがすごい好きです。でも「親から火事になるからやめろ」って言われたりするんで、なるべくアロマストーンにしています。ジム終わって帰ってきてアロマの香りでスッと入眠しています。
ーー「開催中のメイクと普段のメイクは変えていますか？(匿名)」
河内 開催中というか、レース走る直前は、気合いを入れるために濃いめのリップにしています。普段の生活では薄いんですけど、人が集まるところでは少し濃くなりますね。
ーー記者たちから写真を撮られる時は気になりますか。
河内 「ちょっと直してくるんでいいですか？」って言っちゃいます(笑)
藤原 ボサボサじゃないですか？って聞いちゃいます(笑)
ーー「ここ最近で一番笑ったことはなんですか？(匿名)」
河内 ひすいがとにかく面白い(笑)
畠山 (それ言ってるの)さゆきだけだよ(笑)
ーー畠山選手は他の人から「面白いね〜」って言われたりするんですか？
畠山 言われないですし、笑われないですよ。
河内 うそだ〜(笑)
藤原 笑わせにきてるよね(笑)
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