"しかロック2023" | Skream! ライヴ情報 邦楽ロック・洋楽ロック … – Skream!

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LIVE INFO
Japanese
“しかロック2023”
1月9日(月・祝)郡山CLUB#9 / 郡山 LIVE STAGE PEAK ACTION / TOWER RECORDS 郡山店(無料観覧)
OPEN 11:00 / START 11:30
出演:ホリエアツシ(ストレイテナー) / the quiet room / KAKASHI / アメノイロ。 / ENFANTS / リアクションザブッタ / PLOT SCRAPS / 渡辺 諒(ANTENA) / 宍戸 翼(The Cheserasera) / GIOVANNI / BruteRocks / TELLECHO / to overflow evidence / indischord / zanpan / GREENBACK / ホリカワタツキ(Band Set) / AAD / さかいかの / 甲斐大河 / フクモトエミ(ライブペイント)
■主催者 しかちゃん Twitter:https://twitter.com/shikachan_71
配信シングル「未来を待てない」、「花空」を含むANTENAの3rdミニ・アルバム『あさやけ』。インスト曲を経てオープニングを飾るのは”東京はやばいんです”のフレーズが癖になる「Jibunmakase」。夜から朝になるように、アーバンなサウンドは時間経過とともに温かみを増し、アコースティック・ギターやピアノの音色、バンドの有機的なアンサンブルも表出。開けたところへと向かっていく。歌詞には自分自身や身近にいる人を大切に思う気持ちが表れており、昨年から続くコロナ禍における渡辺 諒(Vo/Gt)の心情が色濃く落とし込まれている印象。夏場ぼーっとしている瞬間からふと始まる考え事、無常観までを滑らかに描いた「みんみん」のさりげないすごさにも注目したい。(蜂須賀 ちなみ)
讃美歌のように神秘的な「光」で幕を開ける、ANTENAのメジャー1stフル・アルバム。渡辺 諒のファルセット・ヴォイスと、キーボードの浮遊感には、ふわふわとした心地よさがあるが、彼らが提唱しているコンセプトは”ライフソング”。つまり、私たちの生活やリアルを感じられる芯が貫かれているのだ。”酔っ払って寄っかかって 傾いた電車で”というフレーズを、これ以上ないほど美しく歌う「あなたが眠るまで」は、彼らならではだと思う。また、「ごきげんよう」や「入道雲」で、今の時代にかつてのシティ・ポップ感を真っ正面から鳴らしているところも興味深い。さらに、大人になる切なさを”ラララララ”と力強くシンガロングする「風吹く方へ」には、今の彼らの意志が表れていると思う。(高橋 美穂)
渡辺 諒(Vo/Gt/Key)の療養のため2018年4月より活動休止していたアンテナが、無事復活し、ミニ・アルバムをリリース。無理に希望を目指すでもなく、かといってやたら斜めに構えるわけでもなくフラットで素直な作品だ。平熱に近い楽曲たちを聴いて、休止期間中に彼らは有意義な時間を過ごすことができたのだろうと思った。まずそれが嬉しい。ビートの打ち方や洋邦のミックス感など、前作『モーンガータ』で見られた方向性も踏襲しつつ、コーラス・ワークなどに新たな要素を取り入れ、浮遊感と透明感のあるサウンドを実現。それがヴォーカルの声質、人生の光と影を見つめる歌詞の筆致にもよく合っている。新鮮さと恐ろしさを纏った冬の朝に散歩しながら聴くのがおすすめ。(蜂須賀 ちなみ)
仙台の4ピース・バンド、アンテナがメジャー・デビュー。前作からバンド・サウンドにシンセサイザーを取り入れ始めたこと、そして本作ではBUMP OF CHICKENやTRICERATOPSなどを手掛けた木崎賢治氏をプロデューサーに迎えたことが影響し、サウンドは洋楽からの影響を吸収したテイストに変貌。それでも7曲すべてがアンテナの曲として響いているのは、自問自答に苦しむ人の姿を時間軸に沿って描く”夜”の物語と、”自分たちらしさ”を探し、紆余曲折の道を歩んできたこのバンドの歴史がピッタリと重なっているからだろう。回り道と思っていた日々だって、かけがえのない財産に変えることができる。身をもってそれを実感した彼らが、”似た者同士”なあなたへ贈る歌。(蜂須賀 ちなみ)
Track.1「おはよう」、Track.4「ピザ取るから」など収録曲のタイトルを見ただけでも察せられるように、歌の内容はこれまでよりも生活に寄り添ったものに。さらにシンセ・サウンドを大胆に取り入れたTrack.5「天国なんて全部嘘さ」が象徴するように、4人で鳴らすサウンドの幅もグッと広がった。つまり、端的に言うと変化作。それでもむしろ”やっと出会えた”と感じてしまうのは、いい意味で欲深くなったというか、自分の人生にも相手の人生にももっと踏み込んでいきたいんだ、という彼らなりの覚悟が読み取れるからだ。波乱の1年を乗り越えた先で本作を作り上げたことに拍手を送りたい。ここからもっといいバンドになっていきそうだ。(蜂須賀 ちなみ)
もしもあなたの心の中に音楽にしか洗い流せない部分があるのならば、一度聴いてみて欲しい。私も実際そういう人間なんだけど、このバンドの音楽が自分の内側から離れてくれなくて困っている最中だからだ。言うならば、あたたかな痛みを残されたような感覚。困っていると言いながら正直嬉しかったりするんだけど。様々な形の”愛”をコンセプトにしたミニ・アルバム――とはいっても、そこにファンタジックな甘さはない。少々ひねくれた視点で人間の喜怒哀楽を捉える歌詞と、”正統派”を自ら掲げるサウンドはネガもポジも飾らずに鳴らす。自らの性格をそのまま落とし込んだ全7曲。ある意味残酷だがこの上なく人間臭くピュアな行為がどうしても憎めないし、それこそが彼らの等身大の魅力だ。(蜂須賀 ちなみ)
2010年に仙台で結成された4人組バンド、アンテナ。TOWER RECORDS限定でリリースされた1stミニ・アルバムが仙台店ウィークリー・ランキング1位を獲得したり、”ARABAKI ROCK FEST.12″ではメイン・ステージにも立った経験を持つ彼らが3年ぶりに新作をリリースする。渡辺諒(Gt/Vo)の甘い歌声で歌われるどこか懐かしいメロディは心地よく、親しみやすさに溢れている。流れる日常に思いを馳せるような優しい気持ちになれる「バースデー」、力強いビートが印象的な「サニーデイ」、これまでライヴでも披露されており、彼らのアンセムとも言えそうな「ブックメーカー」など、多彩な全6曲を収録。彼らの可能性を示す名刺代わりの1枚になることは間違いない。(齋藤 日穂)
よりライヴで演奏することを意識して制作されたという4ピース・バンド KAKASHIの1stフル・アルバムは、疾走感のあるアンセム・チューンはもちろん、アイリッシュなリズムが小気味よい楽曲やミドル・ナンバーも含む、緩急巧みな12曲を収録。まるでひとつのステージのような起承転結を、アルバムの中で完成させた。そして、たびたび登場する”僕ら”という主語が象徴するように、聴き手とゼロ距離の言葉選びが光る。常に自らの”今”から削り出す血の通った言葉は、同じ時代を生きる人々の心に自ずと重なる。”こんな世界で僕らは/生きていたいと願って/強くなりたいと願うんだ”(「愛していたい」)と、人との触れ合いを渇望する今、より深くに響くメッセージが詰まっている。(岡部 瑞希)
劣等感を反逆の意志に変える群馬発の4人組ロック・バンド、KAKASHIの2ndミニ・アルバム『PASSPORT』。初の全国流通盤となった前作『ONE BY ONE』から1年足らずでリリースされた今作は、いかにも彼ららしいタイトルの「ドブネズミ」から始まる。相変わらず物事の”終わり”を夢想しながら、泣きたい夜を越え、それでも信じるものを手離さずに生きていくための泥臭い歌たち。”歌うべきこと”がより研ぎ澄まされた堀越颯太のヴォーカルには、安心して心を委ねられる強さが芽生えた。アルバムのラストには、まるで彼らの主催フェス”灯火祭”のテーマ・ソングのような、優しいメロディで泥まみれの過去を肯定する「愛しき日々よ」を収録。まさに笑い合う未来へのパスポートだ。(秦 理絵)
地元で開催した自主企画サーキット・イベントをソールド・アウトさせるなど追い風に乗る結成6年目の群馬発4ピースが満を持して初の全国流通盤リリース。初期曲「ドラマチック」とフリー・サンプラーとして配布していた「違うんじゃないか」を収録した全8曲は、アレンジや演奏、言葉の面でもスタートを切ったがむしゃらさと粗削りさを感じさせる。彼らの原動力でもある”劣等感”。そこから生まれる葛藤や焦燥がそのまま投影されたヴォーカルは吐き捨てるように強いエネルギーで言葉を発し、こちらの心情をかき乱すほどに強い想いを孕んでいる。アマチュア・バンドとして自力だけで活動してきた彼らが、その活動で手にしたものを封じ込めた作品だ。アルバムのラストを飾る壮大なミディアム・ナンバーの存在感が光る。(沖 さやこ)
会場/通販限定盤『最後の恋 e.p.』から約1年2ヶ月ぶりの新作となる4thフル・アルバムは、バンドの表現方法が格段に増えた作品となった。それは変化というより、もともと持っていたマインドや感受性を、より繊細に音へ落とし込んだという言い方が正しい。手数の多いドラムとかき鳴らされるギター、洒落たベースで展開されるリード曲で幕を開け、まくしたてるヴォーカルと耳を劈くようなディストーションがスリリングなTrack.2、透明感のあるアルペジオがロマンチックなTrack.3――次々に異なる情景を描いていく様子は清々しい。楽器の練られたフレーズが音色を、音色がコード・ワークを、コード・ワークがメロディと歌詞を、メロディと歌詞がヴォーカルを生かすという美しい循環が絶えず鳴り響く。(沖 さやこ)
アルバム・タイトルの意味は”なるようになるさ””なるようになれ”。すなわちこのThe Cheseraseraにとって初のフル・アルバムは、セルフ・タイトルと言える。2014年6月にメジャー・デビューし約7ヶ月。今作で彼らは感情のまま突っ走るのではなく、今まで培ってきたストレートなギター・ロックを軸に、聴き手の心に響かせるためにどうするべきか真摯に向き合い、音や言葉の細部まで表現を突き詰めた。その結果、サウンドのダイナミズムや音楽性も拡張し、これまで以上に歌がふくよかに響く。宍戸翼のヴォーカルにも、普段の生活でふとした瞬間に訪れるやるせなさや切なさを優しく吹き消すような余裕が生まれた。彼らは自身の音楽を最大限に生かすための方法を、この作品で掴んだのだ。(沖 さやこ)
2009年の前身バンド結成以来、堅実的な活動で着実にステップ・アップしてきた3ピース・バンド、The Cheseraseraがメジャーにフィールドを移す。ざらついたディストーション全開のギターが焦燥的に鳴り響く正統派ギター・ロックに、ブルースを感じさせるセンチメンタルな歌心――テクニカルな変化球だらけの日本のロック・シーンでは、彼らの音楽は至極シンプルだ。どんなバッターにも剛速球ストレートをぶち込むピッチャーのようでもある。だがそのど真ん中の球が、どんな人間でも打ち返せないほどの威力を持ったら、間違いなく無敵だ。The Cheseraseraはその球を投げるため、ひたすら身を削り、喉を枯らし、音を鳴らす。そんな挑戦と野心を感じさせる華々しいデビュー・アルバムが完成した。(沖 さやこ)
昨年3月に開催した下北沢SHELTERでのワンマン・ライヴはソールド・アウト、10月にリリースしたタワレコ限定シングル『Drape』は新人ながらにしてインディーズ・デイリー・チャート1位を獲得するなど、次々と快挙を成し遂げた注目の3ピース・バンドThe Cheseraseraによる1stミニ・アルバム。宍戸 翼のエモーショナルな歌声と、日常から切り取られたシニカルで憂いのある歌詞がぐさりと心に刺さる。クールなようでいて実はセンチメンタルな楽曲の数々を、エッジの効いた突き抜けるようなギター・リフと、野性的でありながらバランスを計算し尽くしたベースとドラムが彩ってゆく。厳しい現実を生き抜いてきた人にこそ胸に沁みる作品ではないだろうか。(奥村 小雪)
昨年10月より、バンド結成20周年/メジャー・デビュー15周年のアニバーサリー・イヤーとして、リリースやツアーなど様々な形で精力的に発信してきたストレイテナー。そんな彼らが、7月より放送開始したTVアニメ”アンゴルモア元寇合戦記”のOPテーマを書き下ろした。その名も”Braver”。大陸の覇者であるモンゴル帝国の襲来に立ち向かう、対馬の兵士を描いた物語に相応しく、前向きで力強いナンバーだ。エモーショナルなピアノの旋律からは、根底にある悲哀や乗り越えてきた涙が見えるし、ズシリとくるリズム・パートは歩みを止めない勇気、あるいは命の音か。ホリエアツシ(Vo/Gt/Pf)が長崎出身ということもあり、同作と自身のバンドとしての闘いを重ね合わせた、その絶妙な化学反応が深い世界観を示している。(山本 真由)
結成20周年、メジャー・デビュー15周年、現在の4人になって10年。閉塞感や同調圧力に押しつぶされそうな現在に、ニヒリズムの欠片もなく、人間の心根にある愛を呼び覚ますような作品を完成させたことに感謝したい。序盤、スローなBPMと選び抜かれた少ない音数の「Future Dance」、歌詞の符割りやビートにダブステップからのリファレンスを感じる「タイムリープ」などで新鮮なリズムへのアプローチを実感。暖かくて身近な恋愛や、他者への感情が瑞々しい「Boy Friend」、秦 基博との共作「灯り」や「もうすぐきみの名前を呼ぶ」の心洗われる響きも、今の彼らだからリラックスして表現できる内容なのかもしれない。キャリアを重ねるほど音楽的な自由を獲得し柔軟になる。日本のバンドが切り拓く新境地。(石角 友香)
すでにiTunesチャート1位を獲得するなど、各所で高い評価を得ている本作。ASIANKUNG-FU GENERATION、ACIDMAN、THE BACK HORN、MONOEYESら、同世代で約20年をともに戦い抜いてきたバンドはオリジナルに近いアレンジで消化。また後輩であるgo!go!vanillasは定番曲「KILLER TUNE」をカントリー&ロカなニュアンスでガラッと変貌させ、原曲の持つ色気をヴォーカルの牧 達弥が表現しているのが頼もしいし、My Hair is Badもこれまた定番曲「REMINDER」のBPMを高速化し、Aメロの歌詞に椎木知仁(Gt/Vo)お得意の吐き出すような言葉の弾丸を歌詞として追加し、成立させているのも見事。テナーのファンであるほど、参加者の愛情を感じられる素晴らしい解釈の集合体だ。(石角 友香)
結成18年目を迎えるストレイテナー、シングル4曲を含めた9枚目。アコースティック・アルバム、ベスト盤を経た前作『Behind The Scene』を踏まえ、辿り着いた今作は、”どんなアプローチでも自分の音楽になる”という自負を携えた、闇や悩みのない快活な曲が揃った。「原色」、「シーグラス」の冒頭2曲に代表される”ホリエ印”とも言える地底から突き上げるようなメロディには、現体制になって初のアルバムである『NEXUS』(2009年リリース)を思わせる全方位に向けた強度がある。一方で現代ディスコ・サウンドのフォーマットに則った「Alternative Dancer」や、ラストの「覚星」ではチルウェイヴ/ドリーム・ポップへの視座を見せるなど、新たな一面も十分だが、すべて日本のロック・バンドとして耐久性のあるサウンドへ帰着させている点が頼もしい。(峯 大貴)
幕開きから新たなフェイズに思いっきり覚醒させられる。”悲しくも美しい世界”から”クソったれ新世界”(「Asshole New World」)の中をタフに生きる今のストレイテナーの狼煙が上がる。そして高いスキルとアンサンブルを高め、研ぎ澄ませながらも難解さを纏わないのはこのバンドの意志とも受け取れる。パッと聴き90年代から続くオルタナティヴ・バンドのベーシックなコード感やアレンジでありながら、そこここに未来を感じさせる高等戦術こそがストレイテナーの本懐なのだろう。「The World Record」など序盤で疾走し、架空の都市にワープするような曲群を経て、ホリエアツシのメロディのイマジネーションが際立つ「翌る日のピエロ」など聴き手の深いところへ降りてゆく楽曲まで。豊富になった語彙が紡ぐSF的な世界観にも注目。(石角 友香)
このコンピの充実度は毎年計り知れないが、今回はASIANKUNG-FU GENERATIONの新曲「スタンダード」を聴くだけでも相当、価値ある1枚。ゴッチ自身が”これは先の都知事選についての歌”と明言しているが、何も変わらないと諦めたら非難の対象と同化してしまう。愚直なまでに続けること、そしてバンドのイメージを引き受けるとはどういうことか?まで応えた1曲だ。文字数の半分をAKG新曲に費やしてしまったが、今年はユニコーンやスカパラなどベテランから、KANA-BOON、グッドモーニングアメリカら新鋭、くるりやストレイテナーらAKG同世代まで縦横無尽な出演者が揃うわけで、このコンピも自ずとその厚みや充実感を体感できる。お得感で言えばくるりの未音源化楽曲や、ストレイテナーの新曲収録も嬉しい。(石角 友香)
2013年にメジャー・デビュー10周年を記念して開催された47都道府県ツアー”21st CENTURY ROCK BAND TOUR”のライヴ&ドキュメンタリーDVD。メンバーが撮影した映像も多く含まれ、約7ヶ月に渡る全52公演の様子が2枚のディスクで堪能できる。ライヴ映像だけでなく楽屋やその土地土地での観光の様子、ツアーの合間に行われたMV撮影の様子なども収録しており、見ている側もバンドのクルーになり共に旅をしているような感覚だ。セミ・ファイナル新木場STUDIO COASTでの選りすぐりのライヴ映像は、熟練した硬派なパフォーマンスに魅了される。日本全国どの箇所でも4人を迎えたのは、満面の笑みのファンたち。バンドが強く愛され続けていることを再確認した。(沖 さやこ)
デビュー10周年の全都道府県ツアーを折り返したストレイテナーから届いた新しい作品には、タイトルが意味する”輝き、まばゆさ”を、2013年の今、解釈した音像やテーマが溢れている。ギター・リフとベース・ラインがチェイスするイントロが、旅の最中にいるような「シンデレラソング」。未だ真夏の季節にあって厳冬の風に向かうような音像が彼ららしい。他にもテナー節炸裂なアンサンブルに、間接的な表現だが、まだ何も解決していない3.11以降の現実をなきものにしようとする風潮への怒りが滲む「SCARLET STARLET」、ホリエのトーキング・スタイルのヴォーカルや日向のスラップも新しい骨組みで構築され、架空の民族のトライヴァル・ミュージックを想起させる「BLACK DYED」など全5曲。タフに目を開けて空想するテナーの新境地。 (石角 友香)
ストレイテナー初となるアコースティック・アルバム。2012年3月に行ったライヴ・レコーディング楽曲に加え、スタジオ録音の楽曲を収録している。テナーをずっと聴き続けてきたコアなファンはもちろん、そうではないライトなリスナーにも聴きやすいシンプルなアレンジに仕上がっている。アコースティックになって更に際立つのはやはり透き通って伸びやかなホリエアツシの歌声だ。わざわざ素晴らしい彼の声については特記しなくてもとも思うのだが、やっぱり聴いてしまったら書かずにはいられない。リリース順に並べられた楽曲。最前線で活動し続けてきたバンドだからこそのライヴ・レコーディングとは思えないほどのクオリティ。デビュー10周年を目前にして築き上げられた、もう1つのテナーの歴史を楽しんでほしい。(石井 理紗子)
変化と本質を手繰り寄せた今だからこそ歌えた、”誰かの感情の居場所になりたい”というひとつの答え
人間のドロドロした部分を掬い上げたうえでリアルな愛を描きたい
“終わりに向かう道の中で、どう歩きたいのか? を書こうとした”――劣等感を踏み越えて掴んだ、未来へのパスポート
人との縁を繋げるフェス、”MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 吉祥寺”今年も開催!2年連続出演の日本語ロック・バンド2組による世代超えた特別対談
狭い規模のリアルを歌って、大きいところに行けたら面白い
若いダイヤの原石みたいなバンドがゴロゴロ増えてきた(森本 真一郎/下北沢MOSAiC店長)
“群馬のライヴハウスに明かりを灯したい” 多くの盟友が集う、故郷への愛詰まった主催サーキット・イベント開催
自分たちのスタイルに迷いがない状態で作れたアルバム
“今はただこうやって待っているだけ”みたいなことを言い切ってみたいというか イライラを全部出し切ってみてもいいかなと思って作った
渡會将士のミニ・アルバム『ウォーク アンド フーズ』リリース記念対談 菊池遼(the quiet room)と渡會が世代を越えて語り合う音楽へのこだわり
“リスナーとしていろんなジャンルの音楽を聴いてる自分とバンドを切り離したくない” そのメンタリティによって引き出されるポテンシャル
覚えてる質問は”どうやったらバンドっぽくなりますか?”(ナカヤマシンペイ)
2017.06.20 @下北沢LIVEHOLIC
2022.09.23 @府中Flight / KITCHEN&CAFE-BAR “SHINKER”
2020.02.10 @下北沢LIVEHOLIC
2019.01.19 @渋谷TSUTAYA O-EAST
2018.11.09 @渋谷WWW X
2017.10.28 @高崎clubFLEEZ / 高崎clubFLEEZ-Asile / 群馬SUNBURST
2017.04.14 @下北沢LIVEHOLIC
2021.04.16 @SHIBUYA UNDER SCRAMBLE(バーチャル会場)
2020.01.18 @TSUTAYA O-EAST
2018.06.28 @下北沢LIVEHOLIC
2021.02.27 @
2016.11.05 @エスフォルタアリーナ八王子
2014.09.07 @TSUTAYA O-EAST
2009.07.19 @横浜アリーナ
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