THE BACK HORN、本日4/13発売のニュー・アルバム『アントロギア』トレーラー映像公開 – Skream!

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NEWS
Japanese
2022.04.13 20:00
本日、約2年5ヶ月ぶり通算13枚目となるニュー・アルバム『アントロギア』をリリースしたTHE BACK HORNが、アルバムのトレーラー映像を公開した。
『アントロギア』は、前作『カルペ・ディエム』からこれまでの期間に、山田将司(Vo)の声帯ポリープの発症、そのあとにはコロナ禍の影響を受けるなど、音楽活動を続けることが困難な状況にも追い込まれたが、バンドとしてそれを乗り越えて逆境の中でも精力的に活動をしてきたメンバー4人の希望が詰まった作品になっている。
 

THE BACK HORN – NEW ALBUM『アントロギア』(Official Trailer)
 
またニュー・アルバム『アントロギア』の発売を記念して、対象期間内にストリーミング・サービスからアルバム『アントロギア』または『アントロギア』の中のあなたのおすすめ楽曲をTwitterまたはInstagramへシェアした方の中から、『アントロギア』オリジナル・ステッカーが抽選で当たる”Twitter&Instagramシェアキャンペーン”と、iTunes、レコチョク、moraにて対象期間内に『アントロギア』をご購入した方の中から同じく『アントロギア』オリジナル・ステッカーが抽選で当たる”ダウンロード購入者特典キャンペーン”のふたつの配信キャンペーンが本日よりスタートした。
 
またSkream!では、THE BACK HORNのニュー・アルバム『アントロギア』に迫ったインタビューや、松田晋二の連載コラム”宇宙のへその緒”を公開中。
 

THE BACK HORN | Skream! インタビュー
 

▲THE BACK HORN 松田晋二の”宇宙のへその緒”【第二十四回】
 
また、THE BACK HORNが表紙を飾るSkream!マガジン4月号が好評配布中。
the_back_horn_cover_s.jpg
 
4月号も、読み応え抜群の盛りだくさんな内容となっていますので、ゲットはお早めに。
 
全国のCDショップやライヴハウス、スタジオなどに、順次発送いたします。
なお、店舗、地域によって店着日が異なる場合がありますので、ご了承ください。
店舗の営業時間および展開状況につきましては、各店舗にお問い合わせください。
配布店舗が近くにない方や、毎号確実に手に入れたい方のために定期購読も承っております。
詳しくはこちらから。
 
▼リリース情報
THE BACK HORN
ニュー・アルバム
『アントロギア』
NOW ON SALE
[SPEEDSTAR RECORDS]  
anthologia_a.jpg
【完全生産限定盤A(CD+Blu-ray)】
VIZL-2036/¥7,150(税込)
 
anthologia_b.jpg
【完全生産限定盤B(CD+DVD)】
VIZL-2037/¥6,050(税込)
 
anthologia_tsujyo.jpg
【通常盤(CD)】
VICL-65669/¥3,300(税込)
 
[CD] 
1. ユートピア
2. ヒガンバナ
3. 深海魚
4. 戯言
5. 桜色の涙
6. ネバーエンディングストーリー
7. 夢路
8. 疾風怒濤
9. ウロボロス
10. 希望を鳴らせ
11. 瑠璃色のキャンバス
12. JOY
 
[Blu-ray/DVD] ※完全生産限定盤A、Bのみ付属
・LIVE MOVIE
「KYO-MEIストリングスツアー」 feat.リヴスコール [2021.6.11 Zepp Haneda(TOKYO)]
1. オープニング -満天への祈り- (Live SE「KYO-MEIストリングスツアー」 feat.リヴスコール)
2. トロイメライ
3. シリウス
4. ブラックホールバースデイ
5. 超常現象
6. ジョーカー
7. 自由
8. グレイゾーン
9. いつものドアを
10. シュプレヒコールの片隅で
11. 君を隠してあげよう
12. 夢の花
13. 星降る夜のビート
14. コバルトブルー
15. シンフォニア
16. 戦う君よ
17. 世界中に花束を
18. ミュージック
19. ラピスラズリ
20. 刃
 
・MUSIC VIDEO
1. 瑠璃色のキャンバス
2. 希望を鳴らせ
3. ヒガンバナ
4. 疾風怒濤
5. ユートピア
 
配信はこちら
 
配信シングル
「疾風怒濤」
NOW ON SALE
配信はこちら
 
配信シングル
「ユートピア」
NOW ON SALE
配信はこちら
 
配信シングル
「ヒガンバナ」
higanbana.jpg
NOW ON SALE
配信はこちら
 
▼ツアー情報
“THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」〜アントロギア〜”
5月4日(水・祝)KT Zepp Yokohama
5月15日(日)Zepp Namba
5月20日(金)Zepp Nagoya
5月22日(日)Zepp Fukuoka
6月3日(金)Zepp Sapporo
6月5日(日)仙台GIGS
6月10日(金)Zepp DiverCity(TOKYO)
6月18日(土)郡山HIP SHOT JAPAN
6月25日(土)盛岡Change WAVE
7月8日(金)高松MONSTER
7月10日(日)高知X-pt.
7月16日(土)京都磔磔
7月18日(月・祝)広島CLUB QUATTRO
7月23日(土)水戸LIGHT HOUSE
7月30日(土)金沢EIGHT HALL
[チケット]
全公演 ¥6,000(税込/D代別)
■一般発売中:https://lnkfi.re/anthologia
コロナ禍でライヴ活動が止まってしまった際、そのかけがえのなさを描いた「瑠璃色のキャンバス」からスタートした本作。次第にツアーも開催するなかで生まれた「希望を鳴らせ」や「ユートピア」といった新たなアンセムに加え、山田将司(Vo)がラテン音楽からインスピレーションを得て、松田晋二(Dr)がそこに妖しさや生々しさを言葉として書いた「深海魚」、4ビートのジャズのみならず、8にも16にもリズム・チェンジするスモーキーな「戯言」、素直なメロディと力強いボトムを持った岡峰光舟(Ba)の「夢路」、エレクトロ・サウンドやSEの使い方と黙示録的な歌詞が菅波栄純(Gt)らしい「ウロボロス」、神聖なムードや声のレイヤーに新鮮さを感じるラストの「JOY」まで、50分弱でこれほどまでに多様な世界観を体験させるこのバンドの柔軟性にも感動する。(石角 友香)
13thアルバム『アントロギア』からの第2弾先行配信曲「ユートピア」は、THE BACK HORNの新たな代表曲になりそうな試行が投入された1曲。ヘヴィなベースのイントロから楽器の音が生々しく、そして輪郭が明快だ。ダンス・ミュージック的なグルーヴ感やエレクトロニックなSEが新鮮な聴感を残す。ブランニューなアレンジに乗る歌詞も突き抜けた前向きさを醸し、過去の彼らの作品名――”ヘッドフォンチルドレン”なども登場する包括的な視点が逞しい。不器用に誠実に生きてきたバンドとファンが、今こそその蓄積をこの不安な時代をサヴァイヴする糧とし、ディストピアから脱出し、自分たちなりの理想=ユートピアへ辿り着くための、嘘偽りのないユニークなアンセム誕生と言っていいだろう。(石角 友香)
いい意味で身も蓋もないほどストレートな8ビートが、すでにこの曲を知っていたかのような錯覚を覚えるが、取り戻せない日々や人々、未だ存在する絶望をしっかり背景として描いているからこそ、希望を鳴らせという鼓舞が真実味を持って響く。近い将来のライヴで絶対シンガロングしたいサビそのものが希望だ。c/wは摩訶不思議な菅波栄純(Gt)流ミクスチャーが顕在した「疾風怒濤」。ラテン、ジャズ、ヒップホップ、トラップ、レゲエにメタル……と要素は多彩だが、リスナーにとってのTHE BACK HORNをサンタクロースになぞらえるほど、強さとユーモアを持ち得たことも証明する。CD版に付帯する映像には、今年3月のライヴ”「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム~今を掴め~”を完全収録。この時期の記録としても貴重だ。(石角 友香)
新型コロナの影響でライヴ活動を自粛せざるを得なかった2020年。配信公演の8月の”スタジオ編”と9月の”ライブハウス編”をまとめた映像作品は、皮肉なことに、コロナ禍2年目を迎えてしまった今、不安も焦燥の種類も変化してきたなか、根本的に自分はどう生きたいのかというシンプルな命題に向き合わせてくれる。ふたつのライヴで被りは新曲「瑠璃色のキャンバス」とお馴染み「コバルトブルー」、「シンフォニア」の3曲。8ヶ月ぶりのライヴとなった”スタジオ編”は音を鳴らした瞬間、バンドに血液が巡るような衝撃が画面越しでも伝わるし、ライヴハウスが無人でも、山田将司(Vo)は冒頭から汗だくだ。隣り合わせの生と死を実感し、成長しつつ無垢の魂を曝け出す、TBHにしか伝えられない希望が作品の中で生きている。(石角 友香)
5曲入りEPという形態ではあるが、THE BACK HORNにとっての”この気持ちもいつか忘れる”という物語が5曲で紡がれている印象も。そのスタンスがいい意味でバランスを取りすぎることなく、各楽曲でひとつのテーマや、それが導くイメージを音像やアレンジに落とし込んでいるのが面白い。すでにライヴでも定番になった「ハナレバナレ」の中間部での宇宙的な展開、ラウドでヘヴィ且つタイトな聴感が新しい「突風」、木琴の音色やポップス的なメロディが愛らしい「君を隠してあげよう」、世武裕子が歌うことで主人公の他者との関係を示唆する「輪郭 ~interlude~」、そしてバンドの素を思わせるオルタナティヴな「輪郭」。この楽曲では作詞に住野よるが参加。コラボの濃度を高めているように思える。(石角 友香)
フル・アルバムとしては『運命開花』以来、約4年ぶりとなる本作。結成20周年の期間にインディーズ作品の再録や、ミニ・アルバム『情景泥棒』の制作、ツアーをハードに巡ってきた経験が昇華された、完成度と濃さを持つ作品だ。「心臓が止まるまでは」のSF的なサウンドトラック感やEDMの消化、和のメロディと壮大さが彼ららしいリード曲「太陽の花」、20年経過したうえでのミクスチャー感が冴える「フューチャー・ワールド」、青春の瑞々しさと切なさが溢れる「ソーダ水の泡沫」、物語性と空気感においてTHE BACK HORNの唯一無二の側面を際立たせる「ペトリコール」、一歩踏み出す穏やかな勇気をくれる終盤の「果てなき冒険者」など、メンバー個別のデモから発展させただけあっていずれも純度の高い全11曲。(石角 友香)
すでにベスト・アルバムのリリースを機に再録されている「冬のミルク」や「無限の荒野」などはその音源だが、今回ついにインディーズ時代の2枚のアルバム『何処へ行く』、『甦る陽』、そしてシングル『風船』収録の全21曲が今の演奏とサウンドで蘇った。善良な人間と見せ掛けた内なる闇や獣性にシニカルな目線で切り込んでいく表現は、若さゆえの激烈さを孕んでいる。様々な試練も音楽をやる楽しさも経験してきた今のTHE BACK HORNの出自を改めて知るうえでも、またライヴで演奏され続けている曲が多いことからも、再度向き合いたい曲ばかりだ。近年のストリングスとのライヴで物語性が際立った「カラス」や、洋楽と並走していた日本のオルタナティヴ・ロックの貪欲さを思い起こさせる「新世界」など、全曲が濃厚。(石角 友香)
前作『運命開花』もTHE BACK HORNならではの音楽言語で人間の深淵に手を突っ込み核心を引きずり出されるアルバムだったが、今回はミニ・アルバム、トータル7曲なだけに集中した濃厚な世界観に圧倒される。ヘヴィ/ラウドロック的な聴感でありつつ定石から逸脱した「Running Away」。ストレートなTHE BACK HORN節のようでアレンジの細部がこれまで以上に詰められた「儚き獣たち」や「閃光」。痛烈に今を皮肉る歌詞とラガマフィン調がユニークな「がんじがらめ」。記憶や情景という人間らしい感性が取引されているようなSF的なストーリーが「情景泥棒」と「情景泥棒~時空オデッセイ~」の2曲で展開するくだりは本作の核心。悪夢からの帰還とも取れるラストの「光の螺旋」まで一気に聴きたい。 (石角 友香)
DISC-1は『覚醒』以降の13のシングル曲とアルバム・リード曲、そして新曲「グローリア」を収録。自分を見つめることで世界は対立項ではないことを音楽的にも実感させる名曲「世界中に花束を」、ファンクやラップへのTBHならではのアプローチがユニークな「コワレモノ」、今の力量で原点を見つめた「悪人」や「その先へ」に至るまでのいい緊張感。そして、そうしたバンドの生き方を踏まえたうえで聴こえてくる「WithYou」や「あなたが待ってる」の優しい説得力は破格。ある種素朴な新曲「グローリア」も新鮮だ。DISC-2は2008年以前の曲からファン投票で選ばれた上位14曲に加え、インディーズ時代からの定番曲「無限の荒野」、ストリングス・アレンジの「泣いている人」の新録も。「扉」、「枝」など隠れた名曲の多さにも驚く。(石角 友香)
思わず拳が上がる曲とはこういう曲をいうのではないだろうか。表題曲は、久々のTHE BACK HORN節100パーセントの骨太なアッパー8ビート・チューン。山田将司(Vo)自身が孤独の中で光を見いだしたロック・スターや、音楽に今のバンドとオーディエンスの姿を重ね合わせるように”今夜だけは俺たちのもの/行こう行こう 途切れぬように”と歌うヴァースは力強くも優しい。Track.2「導火線」は菅波栄純(Gt)らしいおどろおどろしいイントロからAメロでは一転、ファンキーなカッティングと四つ打ちに驚きを隠せない、ライヴでぜひ聴きたい弾けた1曲。松田晋二(Dr)作詞、山田作曲のTrack.3「夏の残像」は、岡峰光舟(Ba)のメロディアスなベースが導く、匂い立つような夏の別れの情景を描き出すマイナー・スロー・チューン。彼ららしい優しさが染みる。(石角 友香)
前作「With You」に続くミディアム・バラードでありつつ、音像はグッと柔らかな今回の「あなたが待ってる」。少しのタメが効いたピアノが物語の道筋を描くように流れながら曲を牽引し、各楽器も必要最低限のフレージングとクリーンなトーンが美しい。どこか初期のNorah Jonesを思わせるジャジーなムードもある。そこに力まず、素直に歌う山田将司(Vo)の”あなたが待ってると思うだけで/もうそれだけであったかい”というフレーズが、聴く人の数だけ様々なイメージを喚起する。共同プロデュースとして参加した宇多田ヒカルの控えめなコーラスも一瞬、個性を光らせるところが強く胸を打つ。カップリングの「始まりの歌」は一転、一筆書き的な勢いのあるバンド・アレンジ。バンドの表現方法として、さらなる可能性が確認できるシングルだ。(石角 友香)
THE BACK HORNの美しいスロー/ミディアム・ナンバーはこれまでもジャンルを超越したところで聴き手を闇から救ってくれた。だが今回はもはや対象をファンに特定することすら無意味なほどの普遍性を湛えている。ピアノやストリングスの音に一切の虚飾がないこと、そして何より山田将司の素朴で素直な声の特性が、大切な人への感謝や覚悟、そして不変の愛を伝える心情を高い純度で届ける。何度も聴くほどに内側からあたたかさが満ちてくると同時に何とも切ない。「言葉にできなくて」のティーンエイジャーの悩める恋心と軽快なスカのリズムも意外ではあるが、これもバンドの軸にあるものだろう。さらに「世界中に花束を」のストリングスを交えて2015年に渋谷公会堂にて行われたライヴの音源も収録。(石角 友香)
人間の矛盾や邪悪な部分にあえて手を突っ込んで引きずり出す初期のニュアンスを”投げっぱなし”じゃなく聴かせる。そのことにバンド自身が自覚的且つ客観性を持った強いアルバムが完成した。ジャジーなスウィング感を持ったTrack.1「暗闇でダンスを」の意表を突く幕開け、素のギター・ロック感が彼らには珍しいTrack.4「tonight」、メタリック且つサタニックなギター・ソロが禍々しいTrack.7「胡散」などから、1曲の中で大きく展開するTrack.9「悪人」への流れが非常に早い。山田将司のイノセントなヴォーカルが秘めた狂気を感じさせるTrack.11「君を守る」、そしてアルバムの冒頭とは打って変わって、愚直なまでにファストなビートが爆走する機関車のようなラストの「カナリア」。曲の持つ素性が1回聴いただけで刻まれるアレンジ力の高さにも圧倒される。(石角 友香)
THE BACK HORNが00年代半ばから彼らを追いかけ続けてきたリスナーに与えた影響とは、すなわち”世代感”だった。世代感とは、大義名分を掲げることではなく、むしろ、”何も言い切ることができない”という揺らぎと真摯に向き合うことでしか描けない。THE BACK HORNは、正義と悪――その両極の狭間にある不安定な人間の感情と常に真摯に向き合い続けてきた。「ジョーカー」や「ヘッドフォンチルドレン」といった大名曲を改めて聴けばわかるだろう。そこには揺らぎ続ける僕らの生があった。23枚目となる本シングルにおいて彼らは、そんな自らの表現の本質に再び目を向けている。収録された3曲が、その通底するメッセージにおいて緩やかに繋がっている。それは、人間誰もが内包する普遍的な魂の在り処としての”悪意”と、”愛”である。(天野 史彬)
吉村秀樹が亡くなってから1年と1日目にリリースされるトリビュート盤第4弾。あがた森魚(ブッチャーズの射守矢や小松も参加)、the 原爆オナニーズらベテラン、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BACK HORNといったシーンの中核を担う存在、+/−ら海外の盟友、それでも世界が続くならといった若手まで顔を揃えた今回は、シリーズの中でも最も吉村の影響の広範さを証明。ギター・サウンドとフィードバックだけで胸に熱いものがこみ上げるAKGやenvy、合成ボイスや読経のようなリズム感で再構築したASA-CHANG&巡礼や、ピアノをフィーチャーし、生死の狭間を行くようなサイケデリックな祈りの歌へ昇華したGREAT3など、バンド/アーティストがリスペクトの姿勢を究極まで研ぎ澄ましている。(石角 友香)
前アルバム『パルス』から約2年振りにリリースされた待望の8thフル・アルバムの今作は彼らの集大成と言っても過言ではない。山田将司が歌う全ての言葉がどこまでも真っ直ぐ聴く者の意識を貫き、ひとつひとつが限界以上の熱量を放つ強靭な音は”鋭さ” と”柔らかさ”、両極端の色を同時に打ち出す。人間業とは思えないほどの圧倒的な神聖さを感じさせる要因は、確固たる信念を持った4人の心がこれまで以上に強く深くひとつになっているからに他ならないだろう。11 年の歴史でとうとうアサイラム=”聖域” を開拓したTHE BACK HORN。アルバムの最後に収録されている「パレード」で高らかに掲げられた”ここから新しい旅を始めよう” という言葉の示す、この先の彼らが創造する世界は如何に――?(沖 さやこ)
2月に歌詞集とPV集を発表したばかりのTHE BACK HORNから新曲が届けられた。歌詞集にも限定CDとして収録されていた「コウロギのバイオリン」という新曲が届けられたばかりだが、集大成的な長尺ナンバーだった「コウロギのバイオリン」とは違い今作は即効性の高い攻撃的なロック・ナンバーだ。今年2月から行われている豪華な対バン・ツアー”KYO-MEI大会” では早くも定番になりつつあるという。バンド自体700日振りのニュー・シングルとなる今作からは新たなスタートを切る気合いと決意が感じられる。メンバー4人それぞれが歌詞を担当するという試みも各々の世界観が伝わってきて興味深い。初回限定盤にはライヴ音源も収録されている。(遠藤 孝行)
THE BACK HORNの歌詞はとても素朴ながらも、体の芯を掴まれる様な感触がある。誰もが感じているけど言えなかった事をストレートに投げかけられる様な誠実さがそこにはある様な気がするのだ。キャリア初となる歌詞集をリリースするTHE BACK HORN。インディーズの頃から今日までの楽曲125曲をメンバー監修のもとに作られたこの歌詞集には新曲「コウロギのバイオリン」が収録されている。バンド史上最長の8分を超えるこの楽曲は、絶望的な気持ちを表現する序盤から徐々に光が射す後半へと1つのストーリーになっていて、まさに彼らの今の集大成と言えるような内容になっている。喉を震わせて「はぐれた心を取り戻しに行く」と歌われる後半はとても感動的で、今後の彼らの決意が見えるようだ。(遠藤 孝行)
状況の影響は受けつつ、内に向かっていくような楽曲より、外にエネルギーが放出できるようなアルバムを目指していた
変われてる部分も変われてない部分もあるけど、引き連れたまんまでユートピアを目指したい
ネガティヴなことは全員味わってる前提で、”希望を鳴らせ”と―― 言うことが一番正しいのかなと思って、そこに特化した曲
小説のタイトルに引っ張られたところもあるけど、制作中は記憶っていうものに思いを馳せることができた
常にアップデートし続けている姿勢がカッコいい(岡峰)
サウンドやアレンジは新鮮でクリエイティヴ。且つTHE BACK HORNでしか感じられない感情が入っていると思う
今回の再録をしてみてわかったのは、音楽が自分から出てくる仕組みは変わっていないということ
ライヴの現場の体感って唯一無二のもので、それが音楽のすごさだし役割でもある.そういうものが『情景泥棒』のタイトルとテーマになった
ひとつ自分の扉を開いていくことで何か見えるものはあるんじゃないかな(松田)
最初の10年は無自覚に音を鳴らして傷を癒やし合っていたけど、今に近くなるほど、聴く人の人生に届く音楽であってほしいと思うようになった
ひとりひとり違うことを肯定したいし、孤独を繋いでいくっていうのが今、しっくりくる
宇多田さんの持っている時代感の中でも 俺たちの主戦場である表現と重なる部分には常に注目しています
『With You』は人との繫がりを感じた『運命開花』のストーリーの一部
目を背けたくなることを歌いながら、でも共に行こうっていうのがTHE BACK HORNらしいんじゃねえかって
今まで以上に腹の中に潜って言葉や音楽を掴んでくることが、”THE BACK HORNらしさ”だと思った
武道館でしか出来ない空間を、演出面含めて作り出せたらいいと思います
今の命がある限り、自分たちにできることを探し続けたい。
結成20周年を超えたTHE BACK HORN、『カルペ・ディエム』の各曲にかけ…
巨大な“命”と向き合い見出した“生”に存在する愛
2021.06.11 @Zepp Haneda(TOKYO)
2021.03.04 @USEN STUDIO COAST
2021.01.20 @昭和女子大学 人見記念講堂
2019.08.12 @新木場STUDIO COAST
2019.02.08 @日本武道館
2018.10.01 @新宿LOFT
2018.07.22 @日比谷野外大音楽堂
2018.05.20 @Zepp DiverCity Tokyo
2017.10.21 @日比谷野外大音楽堂
2017.09.14 @Zepp Tokyo
2016.11.05 @エスフォルタアリーナ八王子
2016.06.12 @新木場STUDIO COAST
2015.04.30 @渋谷公会堂
2012.04.05 @SHIBUYA-AX
2011.07.23 @日比谷野音
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