2020年11月27日 22:48 27
1515
この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。
左から野中ここな、松井愛莉、白鳥沙南。
大きなサイズで見る（全27件）
さくら学院の部活動衣装。［拡大］
2010年4月に開校し、今年10周年を迎えたさくら学院。2021年8月をもってグループは10年の歴史に幕を閉じることが決定している。卒業生には松井と同期で今はソロの歌手として活動している武藤彩未やモデル・女優の三吉彩花、「ラブライブ！サンシャイン!!」への出演で知られる佐藤日向、世界で活躍するメタルダンスユニット・
「さくら学院10th ANNIVERSARY MUSEUM produced by TOWER RECORDS」でのテープカットの様子。［拡大］
2010年からさくら学院の活動を追ってきた父兄・嶺脇社長は「5周年も展示をさせていただけて、ラストイヤーの今年もさせていただけてありがたい。僕がさくら学院を開校当時から応援しているのは社内外含めて知られていて、社内では相当忖度させてもらっているのか、自分から何か言わなくてもさくら学院の展示ができるんですよね。きっと『社長は10周年だからこういうのをやったら喜ぶのでは？』という点数稼ぎも含めてね（笑）。さくら学院の10年の歴史を感じていただきたいです」と大好きなグループの展示企画をできることを喜んだ。
松井愛莉［拡大］
オープニングセレモニー実施前にミュージアムを鑑賞した松井は「写真を観るといろんなことを思い出します。10年の歩みを見て私たちがいたのはこれだけなんだなと寂しくなりつつ、感慨深くもなり、そしてうれしくなりました」としみじみコメント。そして「さくら学院にはすごく成長する過程を作ってもらいました。ビシバシ校長先生に鍛えられて（笑）。そういった面では今となってはありがたいです」とさくら学院時代を振り返った。
白鳥沙南（さくら学院）［拡大］
野中と白鳥は先輩の松井に質問。白鳥にパフォーマンスが難しかった曲を聞かれた松井は「Planet Episode 008」を挙げ、「これができなくてみんなに付き合ってもらって……」と同曲の特徴的な振付をやんわり踊ってみせる。その後、松井、野中、白鳥は息を合わせて「Planet Episode 008」のステップを報道陣の前で披露。白鳥は「おお、できてます！」と卒業から8年が経っても松井がステップを覚えていたことに驚き、野中は「いつか（ステージで）一緒に踊りたいです！」と共演を望んだ。
野中ここな（さくら学院）［拡大］
野中からさくら学院在籍時に一番失敗したことは何かと聞かれた松井は「失敗が多すぎて……やらかしてきていると言いますか、いろいろあるんですよ」と苦笑。倉本校長は「こうして人前でしゃべっていることがもうすでにすごい。10年経ったら人はこんなに成長するんだと感じてますよ」と松井のトーク力の成長に感心した様子で、「でもあれだろうね。百人一首の好きな札を選んで、それに自分でメロディを付けて歌うというイベントがあったんです。BABYMETALのSU-METALとして今をときめく中元すず香が最初に手を挙げて、それ以降はみんな悩みながらもやっていったんですね。でも松井は1人だけずっとできなくて」と当時を振り返る。松井は「そんなのさ、すごい難しくない？」と在校生2人に同意を求めつつ、「1、2時間みんなのことを待たせて……」と渋い表情を浮かべた。そのやり取りを聞いていた野中は「けっこう失敗したことがあったけど大丈夫なほうだったなと思いました」とホッとした様子で、松井は「えー！」と野中の堂々とした態度に驚いた。嶺脇社長も「松井さんはすごい成長してるときっと父兄の皆さんも感じてますよ。倉本さんと松井さんが並んでいるのを見て思い出すのはやっぱり百人一首。時が経って成長されて、5周年ライブでもトークが上手になっていたんですけど、今日はまたさらに成長していると思いました」と父兄目線でコメントした。
「ベリシュビッッ」のポーズで写真撮影に応じる野中ここな、松井愛莉、白鳥沙南。［拡大］
さくら学院が来年8月末をもって10年の歴史の幕を閉じることについて嶺脇社長は「来年で一旦休校するのは残念です。アイドルという枠組みの中で非常に奇抜なコンセプトだったんですよ。校則もあるし、中学3年生が終わると卒業だし、本当に学校じゃないですか。卒業生の活躍も父兄は見続けられるのもいいですよね」と、ほかのアイドルグループにはない、中学校卒業と同時にグループからも卒業するという鉄の掟も魅力の1つだと語る。加えて「10年間楽しませていただいたので、本当にありがとうございますという感じですよ」とさくら学院へ謝辞を述べた。
左から倉本美津留、野中ここな、松井愛莉、白鳥沙南。［拡大］
中元すず香、菊地最愛、水野由結がさくら学院在籍中に結成したBABYMETALが、結成10周年という節目に「NHK紅白歌合戦」に出場することについて松井は「知ったときはテンション上がりましたよ！ うぉー！って！」と興奮気味に語る。セレモニー後に行われた囲み取材では、BABYMETALの「NHK紅白歌合戦」出場を知りメンバーと連絡は取り合ったのかという質問が松井に飛び、彼女は「しようと思ったんですけど忘れちゃいました。送ろうと思ったんですけど、忘れちゃった。でも心の中ではめちゃめちゃ応援しているし、絶対に観ます。気持ちだけは十分にあります！」と大みそかを楽しみにしていることを明かした。
白鳥沙南（さくら学院）［拡大］
そのほか、囲み取材では2021年末でさくら学院が閉校することについてのコメントもメンバーに求められた。白鳥は「閉校って聞いたときはびっくりしたし、私とここなは中3だけど、下級生は中3で卒業できないんだと悲しくなって。でも今日愛莉ちゃんと会って、卒業してこんなスーパーレディになりたいと思いました。この1年でしっかり成長して、松井愛莉ちゃんみたいなスーパーレディになりたい」とコメント。それを受けて松井は「泣けるー！ ありがとう！」と笑顔を見せた。野中は「私はさくら学院を卒業して、自分が卒業したあとのさくら学院のステージを席から見たかったんです。みんなの歌っている声とかダンスとか立ち位置とか。自分が卒業したあとのメンバーの成長を見れないのが悲しい。でもさくら学院が閉校しても、モデルや役者として活躍できるとポジティブに考えながらやっていきたいというのが正直な私の気持ちです」と前向きに語った。
松井愛莉［拡大］
松井は「私は閉校を知って、びっくりしたと同時に寂しい気持ちになりました。10年も続いてきて、絶対に終わらないものだと思っていたので。でも今日振り返ってみて10年の歴史はこんなに長いんだと思ったのと同時にうれしくなったんですよ。閉校するのは悲しいですけど、残りの時間を父兄の皆さんに応援してもらいながらがんばってもらえたら」と“母校”への思いを述べる。また後輩へのエールを求められると「私からでいいんですか？ 残りの時間が決まっているから悔いがないように思いっきりみんなで笑って、みんなでダンスを覚えて踊って、楽しい思い出をたくさん作ってね。ごめんね、私からで」と謙虚な姿勢を見せ、野中と白鳥は「ありがとうございます！」と松井に頭を下げた。
野中ここな（さくら学院）［拡大］
登壇者たちはミュージアムの見どころを記者から問われると、嶺脇社長は「年表ですね。すごく細かく作ったんですけど、僕も半分やっていて（笑）。さくら学院の10年を眺めるといろんなことをやってきたんだなと俯瞰できる。今はもう見られないレアなグッズもあるのでディティールを観てもらいたいです。あと学院日誌の原本も見どころ」とコメント。白鳥も「私も日誌ですね。日誌を書くときに卒業生の日誌を参考にしていたので、それの本物が置いてあって『本物だ！』ってなって。父兄の皆さんもきっと驚くと思います」と嶺脇社長と同じく学院日誌の原本を見どころの1つに挙げた。倉本校長と野中は制服や部活動の衣装を挙げ、野中は「愛莉ちゃんが入っていた新聞部の衣装もあって！」と興奮気味にコメント。松井は「新聞部は腕章とメガネだけだよ？」とすかさず野中にツッコミを入れた。松井はCDジャケットや歴代のさくら学院メンバーの壁掛け写真を見どころに挙げ、「こんなにいっぱい（さくら学院メンバーが）いたんだってうれしくなりました」と語った。
「さくら学院10th ANNIVERSARY MUSEUM produced by TOWER RECORDS」は感染症予防のため、日時指定のチケットが用意され、1時間毎の入れ替え制で実施される。チケットはチケットぴあにて販売中。
この記事の画像（全27件）
缶バッヂDD◢⁴⁶💕10/22超ときめき♡宣伝部＠幕張メッセ @kan_badge_ya
「一旦休校」と「閉校」のワードが錯綜していて心中穏やかでない！
全く意味合い違って来るんですが…ナタリーさん!!
https://t.co/JsQWdv9Wsb
元さくら学院・日高麻鈴×現役教師ラッパー・アキラメンのSCREAM!!、第2弾楽曲は優しい「ユリイカ」
元さくら学院・日高麻鈴と現役英語教師ラッパー・アキラメンがSCREAM!!を結成、第1弾楽曲を発表
向井秀徳が劇中歌担当「麻希のいる世界」サントラ配信、日高麻鈴の歌声もたっぷり収録
堀内まり菜、さくら学院カバーも披露した1stワンマンでファンと対面「皆さんの存在が私にとっての希望」
リンク
タグ
「ベストアーティスト」タイムテーブル発表
KinKi Kids「25周年メドレー」の全容は
バンプBlu-ray＆シングル、来年4月に発売延期
King Gnu「ベストアーティスト」出演キャンセル
「iCON Z」合格メンバー・RIAがデビュー見送り
初回はカネコアヤノ×KID FRESINO、アーティストが話したいゲスト招くポッドキャスト誕生
亜沙と重音テトのデュエット曲「花街暗中膝栗毛」本日配信
KiliKiliVilla新年会3年ぶり開催、LEARNERS＆ヒックスヴィル出演
DECO*27の新曲「毒林檎」MV公開、コーラスに沙花叉クロヱ参加
フジファブリック×Vaundy対バングッズ公開、コンセプトは“フラッシュ”
TO1「UP2U」でカムバック！日本のTOgetherへの思い、ダイゴ＆レンタはINIとの“再会”エピソード語る
中居正広、年内静養を発表「日によっては一足ずつ半足ずつですが、進んでおります」
ヒグチアイ「THE FIRST TAKE」初登場、アニメ「進撃の巨人」EDテーマを披露
KARAが10年半ぶり登場！「MステSUPER LIVE」第1弾にウタ、セカオワ、Perfume、ミセスら31組
ユザーン、xiangyu、塩塚モエカが参加した蓮沼執太フィル大晦日ライブを10日間限定公開
近藤孝行×ネザーランドドワーフの飴ちゃん
在日ファンク浜野謙太の息子、ロクくん（9歳）インタビュー
いとうせいこうが語る「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」が結びつけた音楽と笑い
遠藤舞が初めて「これをやりたい」と思えたボイストレーナーの道（聞き手：レナ）
坂本慎太郎の“映像作家”としての顔に迫る
小出祐介（Base Ball Bear）のルーツをたどる
エルスウェア紀行、過去と現在を行き来する単独公演
≒JOY初の単独公演を完遂
access、デビュー日に30年の歩みを完全再現
ラルク30周年公演のライブドキュメンタリー配信へ
INI＆NiziUがコラボ、ラストはj-hopeのピースで幕
亜沙、新曲は重音テトとのデュエット曲
DECO*27の新曲「毒林檎」MV公開
TO1ダイゴ＆レンタがINIとの“再会”裏話語る
米津玄師と常田大希「NYLON JAPAN」でダブル表紙
LinQ、恋を夢見るキュートな新曲をクリスマスイブに配信
お笑い
アンジャ渡部、MCバトルの総合司会に
映画
「瓔珞」チームが再集結、中国ドラマ「尚食」DVD化
音楽
「ベストアーティスト」タイムテーブル発表
音楽
KinKi Kids「25周年メドレー」の全容は
音楽
バンプBlu-ray＆シングル、来年4月に発売延期
このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 さくら学院 / 松井愛莉 / BABYMETAL の最新情報はリンク先をご覧ください。
音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信！メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。
ミスサンシャイン・AISHA「I BELIEVE」インタビュー
Technics ×「レコードの日」特集｜PUNPEEインタビュー
フジファブリック山内総一郎×Vaundy対談
Bialystocksメジャー1stアルバム「Quicksand」特集
港町ぎんぢろうとバスエのキャバレーズ3rdアルバムインタビュー
M!LK「STARS」インタビュー
メンズアイドルPROUDIeS、ファンへの思い詰まった2ndシングル
崎山蒼志がソニー「Xperia 5 IV」で豊かな音楽体験
ソロデビュー35周年を迎えたASKAが明かす今の思い
光のない世界を照らす由薫の新曲「No Stars」をレビュー
RYUTist「（エン）」特集 メンバー×運営×作家陣によるクロストーク
澤野弘之プロデュースのシンガーSennaRinの魅力を紐解く
ano×真部脩一「チェンソーマン」EDテーマを語る
≠ME、センター冨田が新曲で大幅イメージチェンジ
Sano ibuki、“ZERO”から歩き出す原点回帰の1枚
米津玄師「チェンソーマン」主題歌「KICK BACK」インタビュー
7ORDER×SHE'S・the telephones ツーマンライブに向けて
甲斐よしひろ、スペシャルバンドとのワンマンライブをレポート
劇場版「転スラ」の見どころを世界と佐藤大樹が語る
「Technics presents “Connect” Online Live」特集
オーイシマサヨシ×Technicsコラボオンラインライブ開催記念特集
KANA-BOON×Technicsコラボオンラインライブ開催記念特集
King Gnu
KinKi Kids
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
NUMBER GIRL
BUMP OF CHICKEN
hide × glamb
初音ミク
ドロヘドロ
ナタリー公式アプリ「マイナタリー」無料配信中！
© Natasha, Inc. All Rights Reserved.
最新情報をチェックしよう！
