マランツ、薄型AVアンプ「CINEMA 70s」。デザイン刷新/音質や … – Yahoo!ニュース


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CINEMA 70s
ディーアンドエムホールディングスは、ラインナップ一新を予告していたマランツのAVアンプ新モデル「CINEMAシリーズ」のうち、9.4chモデル「CINEMA 50」と、スリムデザインの7.2chモデル「CINEMA 70s」を正式発表。「CINEMA 50」を12月上旬に286,000円で、「CINEMA 70s」を12月下旬に154,000円(ともに税込)で発売する。本稿では「CINEMA 70s」について紹介する。 “新世代のマランツデザイン”を採用 9月末に存在が明らかにされた新シリーズのうち2機種の発売日や価格、スペック等の詳細が正式発表された格好。なお、上位機「CINEMA 40」およびフラグシップとなる「AV 10」(15.4ch AVプリアンプ)と「AMP 10」(16ch パワーアンプ)は2023年の発売を予定している。 ■薄型AVアンプも“新世代のマランツデザイン”に 「CINEMA 70s」は、7chフルディスクリート・パワーアンプを搭載した7.2chモデル。直接の後継機には当たらないが、「NR1711」などが採用してきた薄型デザインを本機が引き継いだような格好になっている。 同時発表の上位機「CINEMA 50」と同様に、CDプレーヤー「SACD 30n」やプリメインアンプ「MODEL 30」「MODEL 40n」で新たに採用された “新世代のマランツデザイン” をAVアンプにも投入。 “新世代のマランツデザイン” は、シンメトリーやポートホールに代表されるマランツの伝統的なデザインエレメントの継承と現代的な解釈による再構築を経て、これからのマランツを象徴するまったく新しいデザインとして生み出されたものだとのこと。「印象的でありながら、様々なスタイルのインテリアに調和する普遍性を兼ね備え、住空間にオーナーの個性を反映させる、これまでにないオーディオのデザイン。それが新世代のマランツデザインの目指したものだ」とアピールしている。 そして、デザインの刷新に伴って機構設計も見直し。トップカバーやシャーシを構成する鋼板の形状や各部を固定するネジの太さや本数を最適化することにより、ビルドクオリティも大きく進化したとしている。 ■映像・音声規格やHDMI周りでの「CINEMA 50」との違いは? 音声フォーマットはDolby AtmosやDTS:X、新4K/8K衛星放送で使用されているMPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)に対応。映像フォーマットは8K / 60Hz、4K / 120Hz、HDR10+、HDCP 2.3、eARCに対応している。なお「CINEMA 50」が対応するIMAX Enhanced、Auro-3D、360 Reality Audioへの対応は本機では省いている。 そのほか、従来のチャンネルベースのコンテンツも3Dサウンドにアップミックスできる「Dolby Surround」や「Neural:X」を搭載。ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していない環境でも高さ方向を含むバーチャル3Dサラウンド音場をつくりだせる「Dolby Atmos Height Virtualizer」「DTS Virtual:X」も搭載している。 HDMI端子は入力6系統、出力1系統を装備。入力6系統のうち3系統(HDMI 4 / 5 / 6)と出力1系統がが8K/60Hzおよび4K/120Hz映像信号のパススルーに対応している。また、入力/出力すべてのHDMI端子が最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応している。 eARCやHDMI CECに加え、HDMI 2.1の新機能である「ALLM(Auto Low Latency Mode)」、「VRR(Variable Refresh Rate)」、「QFT(Quick Frame Transport)」にも対応する。 HDRのパススルーでは、HDR10、Dolby Vision、HLGに加えて、HDR10+およびDynamic HDRにも対応。入力されたHDMI映像信号に対するアップスケーリング機能も備え、出力するディスプレイの性能に合わせて、8Kや4KなどにアップスケーリングしてHDMI出力することができる。なお、その際にフレームレート変換は行わない。 そのほかHDMIスタンバイパススルー機能も装備。本機がスタンバイ状態でも、ソース機器からのHDMI入力信号をTVに出力したり、リモコンの入力ソース選択ボタンで本機の入力ソースを切り替えることができる。 ■スリムボディに音質へのこだわりを多数投入 高さ109mmのスリムなボディに実用最大出力100W(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)のフルディスクリート・パワーアンプを搭載。オペアンプを用いないディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、Hi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを行うことができる点がメリットだと説明している。 接続するスピーカーのインピーダンスは4~16Ωに対応。サラウンドバックおよびハイトスピーカーを使用しない場合には、フロントスピーカーをバイアンプ接続して駆動力をアップすることができる。また、2組のフロントスピーカーを切り替えて使用することもできる。 アンプの性能の根幹を支える電源回路のキーパーツには、入念なリスニングテストによって厳選された高音質パーツを贅沢に使用しているとのこと。パワーアンプ回路に電源を供給するブロックコンデンサーにはCINEMA 70s専用にサプライヤーと共同開発したカスタムコンデンサー(6,800μF×2)を採用した。 さらに、25Aの大電流容量に対応する整流ダイオードを用いることにより、高速かつ安定した電源供給を実現したとも説明。そして、電源部の強化と同時にパワーアンプなどの周辺回路の細部に至るまで徹底した音質チューニングを行ったという。 DSPには、32bitフローティングポイントQuad Core DSPを採用。これにより、Dolby Atmosをはじめとするサラウンド音声信号のレンダリングやデコーディング、音場補正など負荷の大きな処理を同時に行えるようにしている。 また、DSPやネットワーク、USBなどのデジタル回路への電源供給には専用のトランスを使用することで、アナログ回路との相互干渉を排除。加えて、デジタル電源回路の動作周波数を通常の約3倍に高速化してスイッチングノイズを再生音に影響の及ばない可聴帯域外へシフトさせている。 さらに、シールドにより回路間のノイズの飛び込みを抑え、電源ラインに流入するノイズはデカップリングコンデンサーを用いて除去。コンデンサーの品種や定数は、サウンドマネージャーによる試聴を繰り返しCINEMA 50に合わせて最適なものを選定したという。さらに、基板やシャーシを固定するビスやワッシャーの種類を使用する箇所に応じて変更しグラウンドインピーダンスを最適化するなどもしている。 アナログオーディオ回路は独立した専用基板にレイアウトし、入力セレクター、ボリューム、出力セレクターそれぞれの機能に特化した高性能カスタムデバイスを用いることにより信号経路を最短化。不要な信号経路の引き回しを排除するショートシグナルパスにより、透明感が高く情報量の豊かなサウンドを実現したとアピールしている。 7.2chプリアウトを装備。外部パワーアンプを追加して音質向上を図ったり、パワーアンプダイレクト入力のあるプリメインアンプと組み合わせて、本機によるホームシアターシステムと、プリメインアンプが駆動するHi-Fiオーディオシステムとでフロントスピーカーを共有するなどといったこともできる。また、広い部屋で使用する場合には、サブウーファーを2台接続してより厚みのある低音にするなどといったことも可能。なお、本機は「プリアンプモード」やサブウーファープリアウトは搭載しない。 ■独自システム「HEOS」でネットワークオーディオ再生も ネットワーク機能関連は「CINEMA 50」と同等。独自ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」に対応し、Amazon Music HDやSpotifyを始めとする音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオ、NASやPCに保存した音楽を再生することができる。また、同一のネットワークに接続した他のHEOS Built-inデバイスにCINEMA 70sで再生中の音楽を配信することも可能。 ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生が可能で、DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで対応。ギャップレス再生にも対応している。 そのほかワイヤレス再生機能関連では、AirPlay 2やBluetoothにも対応。Bluetoothのバージョンは4.2で、対応コーデックはSBC。AVRCPプロファイルにも対応しているため、本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできる。また、Bluetooth送信機能も搭載しており、本機で再生中の音声をBluetoothヘッドホン等でも再生することができる。 Wi-Fiは2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応。そのほか、無料のスマートフォン/タブレット用リモコンアプリ「Marantz AVR Remote」に対応しており、同一ネットワーク内のiPhoneやiPad、Androidスマートフォン、タブレットからCINEMA 70sの操作や設定が行える。 また、Amazon Alexaにも対応。Alexa搭載デバイスからの各種音声コントロールが行える。 そして、セットアップメニューも刷新。テキストや画像の表示解像度を上げ、テキストの読みやすさや画像の視認性を高めるなど、使い勝手にも配慮している。 そのほか、MMカートリッジ対応のPhono入力を装備し、フォノイコライザーを内蔵していないレコードプレーヤーでも直接接続することが可能。また、FM/AMラジオチューナーはワイドFMにも対応している。 自動音場補正機能は、「CINEMA 50」が「Audyssey MultEQ XT32」であるのに対し、本機は「Audyssey MultEQ」を搭載。最大6ポイントでの測定結果をもとに、スピーカーの距離、レベル、およびサブウーファーのクロスオーバー周波数を最適な状態に自動設定する。さらに、接続されたスピーカーとリスニングルームの音響特性を測定し、時間軸と周波数特性の両方を補正することで、ルームアコースティックを最適化するという。 また、AVアンプ単体では設定できない詳細な調整が可能な有料アプリ「Audyssey MultEQ Editor」にも対応している。そのほか音場補正関連では、Dirac社の特許技術による音場補正機能「Dirac Live」へのアップデート対応は本機は予定していない。 外形寸法は442W×109H×384Dmm (アンテナを寝かせた場合)で、質量は8.7kg。リモコンやセットアップマイク、ラジオアンテナなどが付属する。
編集部:小野佳希
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