イニエスタらも協力、J1神戸の特色いかす 関係者が語る大規模ワクチン接種会場の運営秘話(2)(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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ピッチへの入場口を待機場所に活用した様子 (C) VISSEL KOBE
 サッカー・Jリーグが各クラブの行う社会連携、通称「シャレン!」活動を表彰する『2022Jリーグシャレン!アウォーズ』で、ヴィッセル神戸の『神戸市新型コロナワクチン接種会場の運営協力活動』が「パブリック賞」を受賞した。対象となった取り組みについて伝えるシリーズの第2回。 【写真】イニエスタ選手が接種前の準備を実演したポスター  今回も、ノエビアスタジアム神戸での接種会場運営に大きな役割を果たした1人、楽天ヴィッセル神戸株式会社スタジアム本部スタジアムエンターテイメント部部長の菊地隆之さんに話を聞き、昨年5月から行うスタジアムでのワクチン大規模接種会場の運営で、ヴィッセル神戸が携わったからこその特長や成果について触れる。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  国内では前例を見ないスタジアムに設置されたワクチン大規模接種会場で、すぐに目についたのは、ヴィッセル神戸の選手たちが数多く登場する案内板。なかでも、世界的スーパースター、MFアンドレス・イニエスタ選手が肩を出して接種を受けようとする写真は、メディアでも大きな注目を集めた。また、案内板だけでなく、選手が使うロッカールームやピッチへの入場口など、普段は関係者しか見られないような貴重な場所を、会場づくりにも使用。接種後にはピッチサイドを歩くことができたり、場外でもバス停などの広告に選手が登場するなど、ヴィッセルやスタジアムの持つ資源の魅力を存分にいかしたことも、話題を呼んだ。  独自の設備活用術について、菊地さんは 「病院やビルのような感じの建物ではないですし、せっかくスタジアムまでお越しいただいて接種するなか、他の施設と同じようなつくりや表示にしても何の面白みもないので」と理由を明かす。ワクチン接種という行為はどうしても緊張感、緊迫感が漂うものだが、「少しでもキャッチーなものやポップなものがあると、少しリラックスされると思いますし、見たことがないような場所に入れるというだけでも、特別感を感じていただけるでしょうから」との配慮もいかされている。「ワクチン接種は経過観察の時間があり、15分なり20分なり必ず待機していただかないといけないので、時間もあまり苦にならないような仕掛けを作っていくのは、我々ならではなのかなと。そういった部分も喜んでいただけたかなと思います」。  また、この大規模接種会場を通じて、ヴィッセル神戸というクラブが神戸にあることを初めて知った人々も少なくはなかったよう。「ヴィッセルを知らない人に知ってもらえるチャンスでもあったので、選手にも協力してもらい、表示などに起用させてもらいました。選手にも喜んでサポートしていただきました」。  フットボールクラブならではの創意工夫もあってか、ワクチン接種の来場者からはうれしい言葉もかけられたという。「私が個人的にうれしかったのは、『あっという間に終わったわ!』と言ってもらえたこと。時間にしてスッときれいに流れていたので、そういうお声をいただけたのかな、ストレスを感じずに接種まで進んでいただいたのかなと思いました」。  取り組みの甲斐あってJリーグから表彰されたことについて、「やり始めたときは、こういった賞のことは当然ながら頭には全くありませんでした。ただ、賞の対象にまず選んでいただいて、受賞できたことについては、業務に関わった我々自身もそうですし、楽天、神戸市も含めて、非常にうれしく思います」と語った菊地さん。「社会貢献の仕方ってたくさんあるんだなと、我々自身も気づかされましたし、幅が広がったなというのは間違いなくあるかなと思います。こういうことができるのであれば、ほかにいろんなことにチャレンジできるのではないかという発想はどんどん出てきました」と、地域に根差したノエビアスタジアム神戸の活用へ、思いをめぐらす。  最後に菊地さんは「スタジアムがワクチン会場として市内、県内に周知されて、この周辺を中心にもっと地域の人たちの役に立てられればいいなと思います。ノエビアスタジアム神戸自体も、スポーツやエンターテインメントの拠点の1つではあるとは思うのですが、普段からたくさんの人が集まれるような、新たな神戸のランドマークになれば。そして、それがヴィッセルのさらなるブランディングにもつながっていけばいいなと思います」と今後への抱負を語っていた。  なお、ノエビアスタジアム神戸では現在も3回目接種の運用を行っている。昨年とは異なり、試合開催日は接種を実施していないが、ヴィッセル神戸のホームゲームが行われる際は、接種会場の受付場所を休憩スペースにしている様子も見られるなど、施設をうまく活用しているのも、フレキシブルさのあるヴィッセルならではといえよう。  Jリーグ、サッカー、そしてスポーツに関わる事業が、社会に貢献できることを具現化した、今回の運営事業。今後もヴィッセル神戸がサッカーのみならず、どのような「シャレン!」(社会連携)の姿を示してくれるのか、期待せずにはいられない。
ラジオ関西
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