TWO-MIX、新たな命が吹き込まれたトリビュートアルバムの魅力(MusicVoice) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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『TWO-MIX Tribute Album “Crysta-Rhythm”』ジャケ写
 TWO-MIX初のトリビュートアルバム『TWO-MIX Tribute Album “Crysta-Rhythm”』が、7月27日にリリースされた。本作は2020年にTWO-MIXが結成25周年を迎えたことを記念し始動した25周年記念プロジェクトの第2弾となる。参加アーティストはangela、やなぎなぎ、緑川光、米倉千尋、中島愛、Machico、ナノ、奥井亜紀、影山ヒロノブ、南里侑香 with TSUKEMEN(※アルバム収録順)の11組。気鋭のアーティストらにより、TWO-MIXの名曲たちに新たな命が吹き込まれた1枚が完成した。 【動画】『TWO-MIX Tribute Album “Crysta-Rhythm”』全曲トレーラー ■TWO-MIXの功績  トリビュートとは尊敬の印、賛辞などの意味を持つ言葉。過去には、hide、尾崎豊、松田聖子、ザ・ブルーハーツ、美空ひばり、井上陽水などの日本を代表するアーティストらのトリビュート盤がリリースされている。そんなトリビュートアルバムは、功績のあるアーティストやグループ、人物に対しての愛情が存分にパッケージされた作品となる。  TWO-MIXは、メインボーカル/作曲担当の高山みなみと、作詞/作曲/編曲を手掛ける永野椎菜によって1995年に結成された。ユニット名はレコーディング音源をステレオにMIXダウンする用語に由来して名付けられた。  これまでのTWO-MIXの活動や軌跡を振り返ると、TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』『名探偵コナン』など、多くのアニメやTV番組の主題歌を担当。1996年3月にゴールドディスク・ベスト5ニューアーティスト賞を受賞した。  1998年にはパリとワルシャワのオーケストラとの共演によるCDのリリース、 2000年代にはクラブフロアと提携したダンスリミックス・プロジェクトCDをリリースするなど、活動の幅は多岐にわたる。全シングル、アルバムの累計は現在までに700万枚を超えており、今回のトリビュートアルバムの発表は、TWO-MIXの功績の表れだ。 ■新たな命が吹き込まれたTWO-MIX楽曲の数々  トリビュートアルバムやカバーアルバムは、原曲を知っていればアレンジによって楽曲の景色がさらに広がる。逆に、原曲を知らない場合はオリジナルのアーティストとの出会いにもなりうる。そして、時代の経過によるサウンドカラーの差なども含めて楽しむこともでき、オリジナルアルバムとはまた違った、独自の楽しみ方で新たな発見や気づきも多分にある。  例えば、「JUST COMMUNICATION」(1995年リリース)のオリジナルは、2022年現在改めて聴くと、90年代テイストを感じさせる。それは、J-POP黄金期らしいキラキラとした音像に加え、ストレートなエレクトロサウンドやボーカルのリバーブの響かせ方からもそう感じるだろう。  そして、angelaによる同曲のトリビュートバージョンを聴くと、まず華やかな音像に耳を惹かれる。原曲へのリスペクトを感じさせるシンセサイザーの鳴らし方もあれば、壮大なストリングスがプラスされている点、セクション随所に見られるトラックの“抜き差し”によるメリハリ、現代的な低音域の出力など、楽曲に新たな命が吹き込まれているポイントが多々みられる。そして、atsukoによるエネルギッシュなボーカルが、高山みなみとはまた違った表現方法で「JUST COMMUNICATION」を彩る。  また、ナノによる「TRUTH~A Great Detective of Love~」(原曲:1998年リリース)のトリビュートバージョンは原曲とガラッと変わったテイストだ。TWO-MIXは、エレクトロビートにシンセサイザーやオーケストラヒットとギターがメインといったアレンジ。一方でナノは、導入から渋めのギターアルペジオフレーズを前面に出し、エレキギターのアンサンブルがメインのロックな攻め方を展開させる。ボーカルの左右のパンニング(音の定位を変化させる)の手法を引き継いでいる箇所や、原曲でも重要な役割を果たすオーケストラヒットをしっかりと鳴らしている点などからは、オリジナルへの敬意が感じられる。  さらに、影山ヒロノブによる「TRUST ME」(原曲:1996年リリース)は、エモーショナルが増したバンドアンサンブルに仕上げている。そして何より、影山の真骨頂とも言える情熱的なボーカルが耳に飛び込んでくる。マイナー調で叙情的かつストレートな旋律が影山のボーカルと絶妙にマッチした熱いバージョンだ。また、このトラックも原曲との変化が様々な角度からみられ、トリビュートならではの魅力があった。  本作を聴くと、多大なリスペクトが随所に感じられる“TWO-MIX愛”に満ち溢れた1枚で、TWO-MIXの魅力や功績を改めて感じられる点はもちろん、90年台の楽曲が注目されている昨今、様々なアーティストによって新たな一面を引き出され、TWO-MIXの新たな結晶体となったことが実感できた。TWO-MIXの音楽は『Crysta-Rhythm』というタイトルのように、時を刻みながらさらに輝きを増していくことだろう。【村上順一】
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