香坂みゆき 歌もドラマも舞台も「私は私でいいんだ」 14歳でレコードデビュー「平気で大人につっかかっていた」 デビュー45周年「CANTOS」配信(夕刊フジ) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


IDでもっと便利に新規取得
ログイン
現在JavaScriptが無効になっています
Yahoo!ニュースのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptの設定を変更する方法はこちら
配信
香坂みゆき(松井英幸撮影)
【ぴいぷる】 そのキュートなたたずまいは今も変わらない。来年還暦を迎えると聞き、正直驚いた。子役モデルから「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ系)のマスコットガールを経て、1977年にアイドルデビュー。今年でレコードデビュー45周年を迎えた。 【写真】香坂みゆき 「14歳の中学生だったから、世間知らずというかわがままというか、かわいい感じのアイドルではなかったですね。『なんでこんなことやらなきゃいけないの!』って平気で大人のスタッフにつっかかっていたもの。私の娘ならとんでもなく叱っていたと思うわ」 当時はマスコットガール出身のアイドルも多く、「よく相本久美子さんと間違われて『土居まさるさんの横で白いギターを持っていたよね』とか言われましたよ。相本さんは『TVジョッキー』で、私は『欽ドン』だって」と笑う。 そのころのアイドルの忙しさは想像を絶するほどだ。東西南北、キャンペーンに走り回る日々。 「仕事は1日に何本も掛け持ちなんてざら。車移動ならいいけど、私は衣装ケースやメーク道具ごと電車移動。東北のキャンペーンから夜行列車で帰ってきて、朝、上野駅で制服に着替えて、中野の高校に登校したことも。なんか家出娘みたいよね」 それだけ走り回っても賞レースには縁遠く、「会場に呼ばれるけど、ステージに上がるのはいつも同じ顔ぶれ。同期デビューの人がスポットライトを浴びるのをみて、『何が違うの!』と悔しくて。今なら、その子たちのほうが歌もうまいし、態度もいいし、そりゃそうよねって冷静に思えるけど…」と歯がゆい日々を過ごした。 次第に歌から離れて舞台やドラマに出るようになる。共演者やスタッフとひとつ作品を作り上げる喜びを体験することで、思いが変わった。 「人と比べなくてもいいんだ、私は私でいいんだって思えるようになったんです。二十歳のころですね。ヒットしなくてもいい、私なりのやり方でやれば、分かってくれる人もいる。そう思うようになると、音楽活動も楽しくて」 ニューミュージックやロック系のアーティストの作品を歌うようになった。そして生まれたのが「ニュアンスしましょ」(84年、大貫妙子作詞、EPO作曲)だった。 91年からリリースした3部作のカバーアルバム「CANTOS」にたどり着くのも当然の流れだった。J―POPの名曲を集めたアルバムだ。 「もう30年も前だから詳しくは覚えていないんだけど、これだけ日本には名曲があるんだから歌わないともったいないよねって話したのは覚えてるの。やりたいことをやるって思っていたから。今、カバーブームだけど、ちょっと早すぎたかな」 デビュー45周年を記念して、この「CANTOS」3部作を配信リリースした。 「申し訳ないけど、出した当時、自分で宣伝をした記憶がないのよ。スタジオミュージシャンとライブを一度したっきり。新曲もないし、披露する場がなかったの。知る人ぞ知るアルバムになってしまって静かに埋もれていたので、何とか世に出したいと思ったの」 併せて、研ナオコのヒット曲「かもめはかもめ」と石川セリの隠れた名曲「虹のひと部屋」を新録した。 「どちらも好きな歌で。『かもめはかもめ』って、本当に大人の歌ですよね。ナオコさんで完成しているものを歌うプレッシャーはありましたが、自分なりに歌えればと思いました」 最近はタレントや女優活動が主で、歌手として活動するのは久々だという。 「音楽活動は長いことさぼっていたので、ちゃんと取り組もうと思って、今はライブができるハコ(会場)探しをしているの。一から自分でやるつもりなので、この前もあるライブハウスに見学に行って、支配人の方と話をして。ハコの大きさや予算とかいろいろあるでしょ。ちょうどいいハコってなかなか見つからないものよ。知り合いのつてを頼って、バンドメンバーの顔触れも考え始めています。来年の還暦に合わせて、赤いライブができたらいいな」 (ペン・福田哲士 カメラ・松井英幸) ■香坂みゆき(こうさか・みゆき) 女優、歌手。1963年2月7日生まれ、59歳。3歳でモデルをはじめ、14歳で「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ系)のマスコットガールとして注目される。77年、「愛の芽ばえ」で歌手デビュー。84年「ニュアンスしましょ」がヒットした。女優、タレントとしてテレビ、映画、舞台、CMなど幅広く活躍している。現在は「なないろ日和」(テレビ東京系)のレギュラーMC、「加藤裕介の横浜ポップJ」(ラジオ日本)の木曜パーソナリティーも担当。
「あれは放送できない」「無抵抗の人に…」共演者苦言 BreakingDownで何が?参加者「酒乱で暴れた」
「誰1人として絶対に許さない」 プロ野球選手からの「モラハラと裏切り」…人気YouTuberが告発
小室圭さんの上に名前のコモリランコさん 日本でも司法試験合格していた「友人から連絡をもらいビックリ」
「クロサギ」9.2%発進も…山下智久&堀北真希にあってキンプリ平野紫耀&黒島結菜にないもの
<赤井英和&佳子夫妻>双子の娘を亡くした悲しみを乗り越えて結婚30年 夫の日常がツイッターで話題に 「徹子の部屋」で語る
仲本工事さん、“ゴミ屋敷”報道の裏で秘めていた「リフォーム計画」と妻・純歌が手にする遺産
橋本環奈と中川大志に熱愛報道! 好感度高いビッグカップルの誕生にSNSでは「お似合いすぎて嫉妬すらせん」
昔のライバルはすっかり消えて…若槻千夏がバラエティ番組のスタッフから信頼されるワケ
ヘンリー王子&メーガン妃、称号を失うことも?チャールズ国王が決断の可能性
「リスクが高い」とどこからも断られた…ドラマ『エルピス』が実現に至るまで
Copyright © 2022 産業経済新聞社 無断転載を禁じます。

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG