歩みを止めず走り続けるAivy。新体制初のアルバムで見せるAivyらしさと新しい景色 – BIG UP!

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インタビュー
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今年8月末にボーカリストの交代劇を迎えつつも、活動を止めずに走り続けてきた4人組ポップバンド・Aivyが、2ndアルバム『視覚的情報に於ける未完成の時計』を10月12日に配信リリースした。
リード曲の「イルカと彗星」を皮切りに、前半は「メイカハルカ」「大人になる二人へ」といった青春の雰囲気や疾走感に満ちた楽曲を中心に収録。後半に向かうにつれて、明るいブラスアレンジが施された「Venus Serenade」、厚みと清涼感のあるキーボードが際立つ「80s」など、大人っぽく多彩になっていく印象を受けるアルバムに仕上がった。
今回はリーダーで全曲の作詞・作曲を手がけるJohnkota(Gt)をはじめ、Aivyのメンバー全員にインタビューを実施。ニューアルバムの話はもちろんのこと、メンバーの音楽的なルーツやバンド結成の経緯、新体制に至るまでの激動の日々についてなど、幅広く話を聞いた。
※Ganji Hashimoto(Dr)は取材の途中から参加

Johnkota(Gt):
結構バタバタしてました。ちなみに、こうやってAivyでインタビューをしていただくのも初めてなんです。
Ryota / Inacci(Ba):
うん。新鮮というか。
Kamo(Vo):
とても不思議な感じがしますね(笑)。
Johnkota(Gt):
僕は小5の3月にギターを始めたのが入口で。きっかけとしては、お兄ちゃんがRADWIMPSとかが好きだったのを自分もかっこいいなと思うようになって、家のパソコンでYouTubeを漁ってRADを聴いたり、その流れで「弾いてみた」の動画を観たりする中で、ベースのスラップ奏法に衝撃を受けたんです。「なんだこれは!」と感動して、お父さんに「ベースやりたい」と言ったんですけど、「ベースは目立たないからギターにしなさい」と言われ……。
Ryota / Inacci(Ba):
あははは(笑)。
Johnkota(Gt):
ベーシストの前ですいません(笑)。そんな感じで、とりあえずギターから始めました。中学で吹奏楽部に入ったんですけど、ポップスをやれるチャンスが年に2〜3回あって、そこでベースやギターを弾けたのがすごく楽しかったんですよね。なので、高校では軽音楽部に入って、作詞・作曲も学んだ形です。
Johnkota(Gt):
大会に出るような部で、オリジナル曲を作らないといけなかったんです。先輩とバンドを組んでいたんですけど、「kota、曲作ってよ」といきなり頼まれちゃいまして。その先輩がめっちゃ髪が長くて指輪や金属ジャラジャラみたいな、超イカつい見た目の人だったから、喜んでもらうためにはイカつい音楽を作ればいいのかなと思って、当時はメタルの曲を作っていたんですよ(笑)。
Ryota / Inacci(Ba):
保育園のときから親にエレクトーンをやらされていたんですけど、全然好きじゃなくて小学校の前半でやめました。でも、音楽自体はその後も好きで。中学では合唱部に入って、全校生徒の前でひとりで歌ったこともありますし。
Johnkota(Gt):
合唱部だったんだ! じゃあ、コーラスもやってよ。
Ryota / Inacci(Ba):
まあ、考えときます(笑)。で、中3のときに友達が「親父にギターをもらったから、お前んちで弾かせろ」と言い出したのが大きかったかな。姉がちょうど持っていたベースを譲り受けて、受験期はほぼ勉強せずにその子とずっと音楽をしていましたから。それこそ「弾いてみた」とかで知ったボーカロイドの曲やアニソンを練習したり。高校では軽音楽部に入ったものの、なぜかベーシストが多くてギターを弾くハメになって、kotaと似た感じでやりたいことができない時期もありました。ベースは人知れず陰で続ける、みたいな。
Ryota / Inacci(Ba):
そうですね。弦楽器に触れたきっかけがベースだったし、弾き始めるとベースの音が自然と聴こえるようになるじゃないですか。そうなったら、もう低音にしか耳がいかなくなっちゃって(笑)。
Kamo(Vo):
母親が歌うのが好きで、小学校の頃から家族でよくカラオケに行っていたんですよ。それで私も自然と歌に惹かれていった感じですね。あとは姉の影響で、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学のようなスターダストプロモーションの女性アイドル全般が好きにもなりました。
Johnkota(Gt):
本当ですね。知らなかったな〜!
Kamo(Vo):
3B junior(※2018年11月に活動休止した女性アイドルグループ)内のユニットに栗もえかっていうギターデュオがいて、そのうちのひとりで今は芸能界を引退された栗本柚希さんのことが、高3くらいのときに大好きだったんです。彼女が歌って踊るのはもちろん、すごく楽しそうにギターを弾くのが魅力的で、受験勉強の合間に元気をもらっていたりして。その後、大学に進むんですけど、世の中が突然コロナ禍になったじゃないですか。
Kamo(Vo):
半年くらいかな。授業とかが全部遠隔になってずっと登校できない事態に陥ったことで、その状況を活かして「彼女がこんなに楽しそうに弾くなら、きっと楽しいんだろうし、ギターをやってみたいな!」と思ったんですよね。それで中古のギターを買って、自己満足で弾き語りをネットに投稿するようになりました。YOASOBIも好きで、ギターでカバーしたり、「歌ってみた」に挑戦したり。ギターは下手くそなんですけども(笑)。
Johnkota(Gt):
ちゃんと弾けてますよ。僕はAivyでもやってほしいなと思っていて。
Ryota / Inacci(Ba):
僕もやってほしいと思ってます。
Johnkota(Gt):
そもそも、僕は自分で作詞・作曲をするバンドがずっとやりたくて。音楽学校メーザー・ハウスという専門学校でギターを習っていたんですけど、ギタリストとしてではなく、バンドマンとして成功したいタイプの人間なんですね。
Johnkota(Gt):
そんな想いでAivyの前にフルオジミーというバンドをやっていたんですけど、メンバーの進路の都合などで解散してしまったんです。その頃、よくセッションしたりしていたのが現ドラマーのGanjiくんで。
Johnkota(Gt):
そうです。ただ、年齢はバラバラ。Ganjiくんはもともと高等部に在籍していたけど、メーザーが閉校することになった影響で、飛び級で自分の代に入ってきた感じですね(※同校は2020年3月に閉校)。彼のドラムが本当に上手なので、一緒にバンドをやりたいとポロッとこぼしたら、「俺もkotaさんの曲、すごい好きっす」と言ってくれて。まず、2人での活動が始まりました。
Ryota / Inacci(Ba):
そのあとに僕が入った形ですね。
Johnkota(Gt):
でも、僕らから声はかけられなかったんです。なぜかと言うと、彼は先輩でベースもめっちゃ上手い、自分たちにとっては神様みたいな存在の人だったので。結局「もし入ってくれたら最高だけど、恐れ多すぎるよね」となって、SNSでメンバーを探していたんですよ。そしたら、なんとInasakaさんがその募集を見て「やりたい」と連絡をくれたっていう……!
Ryota / Inacci(Ba):
そうなんですよ(笑)。
Johnkota(Gt):
僕らは「うわーー!!」って感じでしたよ。なので、もうこれまで応募してくれた方は申し訳ないんですけどすべてお断りして、Inasakaさんを招き入れることにしました。前のボーカルはネットの募集で入ってもらって、バンドの結成は2019年の10月かな。そこから4人編成で2年半くらい活動してきました。脱退に関する話もしたほうがいいですか?
Johnkota(Gt):
よくある話かもしれないですけど、方向性の違いが生まれてしまったのが理由ですね。そんな中で無理やり続けるのもおかしな話だし、当時のボーカルの意見も尊重して別々の道を歩むことにしました。ただ、アルバムのリリースやツアーの開催がすでに決まっていて、ライブのMCでも告知していたので、どうしたものかと……。
Ryota / Inacci(Ba):
直近のライブも2本あったんだよね。
Johnkota(Gt):
うん。本当に突然だったので、そこから今日までは激動の日々でした。
Johnkota(Gt):
いや、落ち込みましたよ。正直「もうバンドやめよう」って。フルオジミーの解散も経験しているし、ここでまたボーカルが脱けちゃうとなると、バンドが向いてないんだろうなと思っちゃったんです。でも、Ganjiくんに電話してそう伝えたら「めちゃくちゃ向いてるから、やめちゃダメですよ!」と言ってくれたんですね。Inasakaさんも同じように僕を励ましてくださって、おかげでなんとか持ち直せました。
Johnkota(Gt):
Instagramの「#歌ってみた」「#弾き語り女子」とかから徹夜で探す感じでした。100人くらいリストアップしたんじゃないかな。そこから見つけたのがKamoさんなんです。その時点では、歌以外の情報はほとんど何もなくて、顔も出していなかったし、どんな性格の方なのかもわからない状態。なので、まずはサポートとしてライブに出てほしいとお願いしましたね。でも、僕らとしてはあわよくば正式メンバーに引き入れたい想いが。
Ryota / Inacci(Ba):
声をかける段階でもうあったよね。
Kamo(Vo):
インスタのDMで(両手を縦に大きく広げて)このくらい長いメッセージが届いたんです。
Johnkota(Gt):
恥ずかしながら送らせていただきました。
Kamo(Vo):
そうですね。最初は「なんだなんだ?」という感じで(笑)。でもまあ、自分がアップした歌を聴いてくださっていた方から「いつかライブに行きたいです」と言われたこともあったし。バンドスタイルは想像すらしてなかったけれど、チャレンジしてみるのも楽しいかもしれないなと思って。曲も好きなタイプだったんですよ。キーが高かったりしつつも、私は音程の移動が少ない曲よりも、難しい曲を歌うほうが好きなので、「力になれるなら出てみます」とお返事しました。
Johnkota(Gt):
ライブをしたことがなかったもんね。
Kamo(Vo):
バンドも初めてだし、何もわかってなかった。
Ryota / Inacci(Ba):
最初のスタジオですごくビクビクしてたのを覚えてる。
Kamo(Vo):
初対面ですぐにスタジオだからね。
Johnkota(Gt):
リハもそんなにできず。ライブ前日に初スタジオに入って、すぐに本番でした。
Johnkota(Gt):
最初のスタジオは本当の力が出せていなかったんだろうし、ライブを2回やったんですけど、2回目のほうが圧倒的によかったんですよね。「これは正式に誘いましょう」と思いました。
Ryota / Inacci(Ba):
満場一致だったよね。
Johnkota(Gt):
時間がないから妥協したとかでは決してなくて、最初に声をかけた時点で直感的にピンとくる声だったんです。実際に会ってみたら、人間性も面白いし、生で聴く歌も素晴らしかった。自分はボーカルを意識して曲を書くことが多いんですけど、アイデアがババッと出てきたんですよね。なんならサポートのOKをもらう前に、僕はもう勝手にKamoさんのイメージで曲をちょこっと作ってもいたくらいなので。
Kamo(Vo):
ライブをやってみて「もうちょっとうまく歌えたかも」とか、悔しい気持ちにもなったけど、それも含めて楽しかったんですよね。自分が簡単にこなせないキーだからこそ、歌唱力アップにも繋がると思いましたし。今は「やるぞ!」という感じです。
Kamo(Vo):
最初は仮面をつけようかなと思ったりもしましたけど(笑)。
Johnkota(Gt):
ボーカルが変わったので、既存のシングル曲を入れるのは違うし、すごく悩みました。3〜4曲のEPみたいな形でのリリースも一瞬は考えたものの、それもカッコ悪いなって。やっぱり、一度やるって言ったことをやめちゃうのは。アルバムを出すことにもこだわりがあって、今はサブスクやプレイリストがオーソドックスだと思うんですけど、電車の移動とかでアルバムを一枚丸々通して聴くのが好きなんですよ。曲順を感じたりするのもドラマティックじゃないですか。そこに対する憧れで、Aivyとしての最初のリリースもアルバム(2021年4月発表の『Now What』)だったんです。
Johnkota(Gt):
ありがとうございます。なので、そこは崩さずに自分が頑張りました。7月中は曲を作る時間にさせてもらって。
Ryota / Inacci(Ba):
すごい気合いだったよね。
Johnkota(Gt):
自分でもそう思う。5日で6曲とか作ったときがあったもん(笑)。
Ryota / Inacci(Ba):
何かしらのデータが毎日送られてくるんですよ。
Johnkota(Gt):
バイト中も歌詞のメモを取っていたし、もう覚醒してました。8月には音も歌も全部録る感じで。僕らがいつもお世話になっているエンジニアの方はロンドンに住んでいるので、こっちで各々が宅録をしたうえで、Zoomでやり取りしながら進めていきました。ボーカルだけは別でスペースを借りて、違うエンジニアさんにお願いしたり。
Johnkota(Gt):
正直「ごめん!」と思ってましたよ、僕は。
Kamo(Vo):
あははは(笑)。でも、そこまで緊張せずに歌えたかなと思います。エンジニアさんのアドバイスもすごく学びになりました。たとえば「子音をもっと強調するといい」とか「このフレーズだったらこの文字をアクセントにすると聴こえやすい」とか、発見がたくさんあって。
Ganji Hashimoto(Dr):
母親が鍵盤とギターを、父親がベースをやっていて、早くから音楽に馴染みはありましたね。小学校の音楽会で木琴をやって、打楽器の楽しさを知った感じです。まあ、両親がメタル好きだったので、ルーツは完全にメタルですね。Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)やDream Theater(ドリーム・シアター)に始まり、だんだん自分でも調べるようになって、メタルコア〜デスコアの激しいほうに。こんなこと言ったら怒られそうですけど、普段は全然ポップスを聴いていなくて。
Ganji Hashimoto(Dr):
Aivyでは、自分の変なドラムが活かせたらいいかなと思っています。音楽の専門学校に通ったのも、メタルだけじゃ仕事にできないので、いろんなジャンルに触れてみたい想いが大きかったんですよね。ポップな曲を叩くのも好きなんです。
Johnkota(Gt):
さっき、高校でメタルをやっていたって話しましたけど、僕の場合はもっとライトなメタルですので。
Ganji Hashimoto(Dr):
僕が好きなメタルには、デスだのプログレだのといった単語が付いてます(笑)。
Johnkota(Gt):
今までのAivyらしさが損なわれることなく、Kamoさんのボーカルによって新しい歌詞の聴こえ方も感じられて、バンド史上一番の音源ができたんじゃないかなと思ってますね。
Ryota / Inacci(Ba):
僕、kotaの歌詞でこれまで何度か泣かされてきたんですけど、今回は泣けるポイントがより多くなったなと。曲調もバラエティ豊かで聴きごたえがあります。
Kamo(Vo):
これまでの音源を聴かせてもらった印象としては、海や森のような自然をイメージできる神秘的な楽曲とか、生きる/死ぬといったテーマが多いのがAivyらしさなのかなと思っていたんですけど、今回のアルバムはそういう要素も残しつつ、もっと等身大で共感しやすくもあって、日常でいろんなことを考えながら聴ける気がします。
Ganji Hashimoto(Dr):
一曲一曲にかけられる時間が限られていた中でしたけど、最終的にはAivyのサウンドとしてまとまっていてホッとしました。
Johnkota(Gt):
収録曲を全12曲にして、時計に見立てたアルバムをいつか作ってみたいなと。僕がそう思っていたことが、このタイトルの由来なんです。結果的には10曲入りになって、時計として未完成な感じに見えるんですけど、それは視覚的な情報だということを表現しました。
Johnkota(Gt):
そうなんです。10曲しか入っていないけれど、実際には時計が完成されているくらいのクオリティのアルバムができましたよっていう意味で、こう名付けてみました。ちょっと長めですが、インパクトがあって、ジャケット写真のデザインもユーモラスな感じにできたと思っています。曲を聴いてもらうと、時計の音がちょこちょこ入っていたりもするんですよ。
Johnkota(Gt):
フレーズがパッと降ってくることが多いんです。1曲目の「イルカと彗星」も《イルカと彗星の 飛び交う惑星の》っていうサビをふいに思いついたんですよ。メロディと歌詞が同時に出てくる感じで。それをメモして、歌詞のストーリーを広げていく作り方がほとんどですね。登場人物が誰なのかとか、恋愛ものなのかとか、いろいろ考えながらコードを付けてみる、みたいな。
Johnkota(Gt):
そういうケースもあります。でも、今作においてはなかったですね。完全にゼロから生まれることが多かった。「Dystopia」にしても、シャワーを浴びているときに《深い森を抜けて》の部分が本当に出てきたんですよ。なんじゃそれって感じですけど(笑)。
Ryota / Inacci(Ba):
独特な表現も結構出てくるので、最初はストーリーが掴めないことが多いんですけど、そこが逆に魅力というか。何度も聴きたくなるポップさはしっかりあるし、何度か聴いているうちに風景が見える瞬間があるんですよね。突然「あっ!」と思えるような。今作で言うと、「雪雲に連れられて」とか「消えてエキストラ」とか。なんて表現したらいいんだろう……泣けるんですよねー。
Johnkota(Gt):
僕が作詞・作曲してはいるんですけど、わりとメンバーに任せちゃうんですよ。基本的には聴いていて気持ちいいかどうかだけですね。難しいことをひたすらやっても意味がないし、各々のエゴをぶつけた感じにもしたくない。それと、バンドではありつつも、バンドサウンドだけにこだわらないというのはずっとひとつの信念にしていて。シンセとか、EDMのアゲアゲなテイストとか、ピアノを自分で弾いて入れたりもします。
Johnkota(Gt):
してますね。聴いていて歌がスッと入ってくるかどうかとか、そういうところに注力しています。今回もギターをほぼバッキングしか弾いていない曲があったりするんですけど、バッキングのみで心地よかったらそれでOKなんです。絶対にギターソロやギターリフを入れなきゃみたいなのはないですね。
Ganji Hashimoto(Dr):
ただ、ドラムのピックアップフィルはめちゃくちゃ求めてくるよね。
Johnkota(Gt):
確かに多いかも。それも心地よさが欲しいからなんです。
Ganji Hashimoto(Dr):
サビ前の一小節フィルみたいなリクエストが多くて、「もうネタがないよー」と思いながら毎回作ってます(笑)。
Ryota / Inacci(Ba):
kotaの求めるベースのイメージとかけ離れたものを弾いちゃうときもありますけど、それでも自分の出せるものを全部出してやろうと思って、いつも音入れをしてますね。
Johnkota(Gt):
「Venus Serenade」に関しては、「好き放題やったから、絶対ダメだと思う(笑)」みたいなメッセージと一緒にデータが返ってきたんです。でも、怒る気満々で聴いたらすごくいいベースでしたね(笑)。

Ryota / Inacci(Ba):
まさに、そうです。あんなに長いベースソロは他のバンドではなかなかOKにならないだろうし、楽しくてしょうがないですね。
Johnkota(Gt):
僕が一番聴いてほしいのは、リード曲の「イルカと彗星」です。新体制になって、Kamoさんの歌声をイメージして、最初にできたのがこの曲なので。自分の中で特に時間もかけましたし、詞の世界観もこれまでにないようなものになっています。環境汚染というとちょっと大げさかもしれないんですけど、今は日に日に世界が汚れていっているわけじゃないですか。そこに対して問題提起をした曲なんですよ。
Ryota / Inacci(Ba):
僕は「Dystopia」。冒頭でピアノとともにKamoさんが歌い上げる感じなんですけど、それを初めて聴いたときに鳥肌が止まらなくて、「すげえ!」と思ったので。この経験をぜひしてほしいです!
Kamo(Vo):
私は「雪雲に連れられて」ですね。仮歌の段階から、こういうふうに歌ったら聴いてくれる方に伝わりやすいかなとか。いろいろイメージが浮かんでいて、ラップ調の歌い回しや裏声もいい感じに使って表現できました。歌っていて楽しかったです。
Ganji Hashimoto(Dr):
「消えてエキストラ」かな。実はAivyの前身バンド時代からあった曲なんですよ。
Johnkota(Gt):
さっき話したフルオジミーです。今の4人に合うようにリメイクしました。
Ganji Hashimoto(Dr):
僕も1回だけサポートで叩いたことがあって。Aivyを組むきっかけになった曲とも言えるので、そういう目線で気に入ってます。
Johnkota(Gt):
新体制のAivyを観たことない人がほとんどだと思うので、もともと聴いてくれていた人たちにも安心してもらえて、なおかつ驚いてもらえるようなツアーにしたいですね。もちろん初めての方を含め、たくさんの方に観に来てほしいです。
Ryota / Inacci(Ba):
ツアーの模様は配信もする予定なので、新体制が気になった人はぜひチェックしてみてください。
Kamo(Vo):
音源とライブって、結構違うんですよね。それこそ、ライブは“視覚的情報”がありますから(笑)。「この曲、好きかも」と思ってもらえたりとか、配信の方にも「生で観てみたい」と思ってもらえる、そんなツアーにできたらいいかな。初めてなので、頑張ります!
Ganji Hashimoto(Dr):
個人としてもAivyとしても、関東以外でライブするのが初めてなんですよ。楽しんでやりたいですね。
Presented by.DIGLE MAGAZINE
【EVENT INFORMATION】
1st Full Albumアルバム『視覚的情報に於ける未完成の時計』リリースツアー
10月22日(土)福岡・public space 四次元
10月23日(日)鹿児島SR Hall
11月19日(土)新宿MARZ
▼リリースツアー詳細
https://aivy.info/live/
【RELEASE INFORMATION】
Aivy 2nd Full Album『視覚的情報に於ける未完成の時計』
2022年10月12日発売
Apple Music
Spotify
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