【人気曲】夜のひと笑い「ミライチズ」歌詞考察。Z世代位に刺さる … – Yahoo!ニュース


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共同住宅で火事、1人意識不明 東京・東久留米市
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掲載:THE FIRST TIMES
関西出身の“こう”と“いちえ”によるYouTuberユニット・夜のひと笑い。ふたりが歌う「ミライチズ」は、ストリーミング再生回数が1億回を突破し、“歌ってみた”や“踊ってみた”などSNSでも大人気の楽曲である。Z世代に刺さる、令和のラブソングを考察する。 【動画】夜のひと笑い「ミライチズ」 ■HoneyWorksからの粋なプレゼント ・歌唱アーティスト:夜のひと笑い ・発売日:2021年6月3日 ・作詞:MARUMOCHI BOYS ・作曲:コミヤマリオ(MARUMOCHI BOYS) ・編曲:HoneyWorks ・イラスト:トウカ ・動画:Kanata 令和における代表的なラブソングとして挙げることのできる「ミライチズ」は、関西ノリの面白ネタで多くの人を笑わせてきたYouTuberユニット・夜のひと笑いが、アーティストとしてデビューした大きな起点となった楽曲でもある。 サウンドプロデュースを手がけたのは、“ハニワ”の愛称で親しまれるクリエイターユニット・HoneyWorks。作詞:MARUMOCHI BOYS(※Gomを中心としたクリエイターチーム)、作曲:コミヤマリオ(MARUMOCHI BOYS)、アレンジ:HoneyWorksが担当。 夜のひと笑いのYouTubeチャンネル登録者数が100万人を突破した記念にと、彼らの大ファンだと公言する、HoneyWorks・Gomのラブコールによりコラボが実現。楽曲提供という、粋なプレゼントで「ミライチズ」は誕生した。 “キュンキュン系”や“青春系”と呼ばれるポジティブなロック&ポップスが主流なHoneyWorksの音楽性と夜のひと笑いは相性が良く、楽曲発表当時恋人同士だったこうといちえのふたりの実像とも重なるようなリアリティのある歌詞も相まって、多くのリスナーから支持を得ることに。 2021年6月3日に配信がスタートすると、配信から約9ヵ月でストリーミング再生回数1億回を突破。 2022年11月末現在も再生回数は伸び続け、ストリーミングは累計1億3000万回を超え、YouTubeにて公開中の「ミライチズ」オリジナルMVを含めた、実写MV、ボカロver、英語カバーといった関連動画の総再生回数も4,100万回を記録している。 ■ユニット名の意味は?活動は?夜のひと笑いについて ◎夜のひと笑い(よるのひとわらい) ・活動:YouTuber / インフルエンサー / アーティスト ・メンバー:こう / いちえ ・初投稿:2019年11月6日 ◎いちえ ・生年月日:1999年10月27日 ・出身地:大阪府 ・趣味:食べること、遊ぶこと ・特技:スポーツ ◎こう ・生年月日:2000年1月17日 ・出身地:大阪府 ・趣味:カラオケ、スポーツ、全国百名店のラーメン巡り こうといちえは共に大阪府出身。同じ高校に通い、高校2年生の時に同じクラスに。その際、席が隣だったこともあって急接近し、交際へと発展。初デートでいちえが惚れ込むほどのこうの歌声は当時から光るものがあったようだ。趣味やお笑いに関するセンスなど、ノリや気の合う部分が多いふたりにしか発信できない、自然体ながら笑顔溢れる動画が話題となり、TikTok、そして2019年11月からはYouTubeと夜のひと笑いが広まっていく。 なお、“夜のひと笑い”という個性的なユニット名は「夜に見て、クスッとして1日が終われば」という思いから名付けられたらしく、ユーモア溢れるSNSの動画をアップしているふたりに相応しい名前だと言える。 ■「ミライチズ」がSNSで大バズりした理由とは? 【本物のカップルが歌う、等身大のラブソング】 2016年に交際を始め、カップルとしての歩みと共にTikTokやYouTubeなどで動画を公開してきた、夜のひと笑い。なんてことのない日々を一緒に過ごせることがうれしかったり、時に大喧嘩をしてお互いに気まずさを抱えたり…現在進行系で付き合っているカップルはもちろんのこと、彼らの歩みを一緒に見てきた視聴者にとっても「ミライチズ」は共感しやすい“等身大のラブソング”として受け入れられたことが大きいだろう。 また、恋人であり、親友であり、家族のような夜のひと笑いの関係性に惹かれる視聴者も多かったことから、そんな彼らの歴史が詰まった同曲にも“こんな恋がしたい!”“こんなふうに誰かを愛したい!”という憧れもヒットの要因のひとつではないだろうか。 残念ながら、夜のひと笑いは2021年11月にYouTubeで破局を公表しているが、現在も一緒に活動中。カップルではなくなったものの、良き理解者・相方として、良い距離感を保っている。 —– 【他アーティストによるカバー】 「ミライチズ」については、今の時代らしい広がり方をしていったことも触れておきたい。“歌ってみた”動画も多く上がっているが、歌い手の表現によって曲の雰囲気が違って感じられるのも、この曲の魅力と言える。 ◎優里 シンガーソングライター優里は、アコースティックギター1本での弾き語りで披露。Aメロなどはアコギの音もちょっとミュート気味にして抑え、サビでは力強いストロークで、歌声もエモーショナルな感じになっていて、感情の浮き沈みがそのまま歌と演奏とリンクして感じられる。 ◎Tani Yuuki&小玉ひかり Tani Yuukiは、自身のYouTubeチャンネルに女性シンガーソングライター・小玉ひかりをゲストに迎え、オリジナル同様、男女の組み合わせで歌唱を披露。それぞれがマイクの前に立ち、息を合わせて歌う様子は見ていて微笑ましくなる。原曲よりもポップでハジけていて、“君が好き”というフレーズでふたりしてカメラ目線になったり、カメラに指をさしたり、エンターテインメント性も高い。間奏でエアギターで盛り上がっているのも楽しい。 ◎天月&96猫 天月-あまつき-と96猫による“歌ってみた”は、歌に合わせてイラストが流れるが、原曲のMVとは違うタッチということで、それだけでも楽曲の別の側面が感じられるものになっている。どちらも伸びがある歌声で、安定感というか、少し大人っぽい「ミライチズ」になっているように感じられるのも、このふたりのバージョンの魅力。 ◎スカイピース テオくんとじんによるスカイピースの“歌ってみた”は、男同士のボーカルのかけ合いがとても爽やか。かねてより、交流のあるスカイピースは、先輩・友人として、彼らが破局を公表した翌日に熱い思いをこめて熱唱。後半にはオリジナルのリリックが付け加えられ、ラップ調で夜のひと笑いのふたりにエールを送るような仕上がりになっている。こちらもイラストで表現されているが、ふたりでマイクを持って歌っている絵やビールで乾杯している場面など、“友情”を感じられる曲に仕上がっている。 ◎ペルピンズ ペルピンズによる“歌ってみた”TikTokで発信。アイランド型キッチンで皿を洗ったり、拭いたりしながら、ソウルフルに歌いあげる。しっかりとアイコンタクトを取って、ハモリで聴かせたりしているが、まさに日常の中での一場面という感じがあって、これも良い意味で別モノとなっている。 ◎和田颯(Da-iCE) Da-iCEの和田颯はTikTokでの“踊ってみた”で「ミライチズ」を取り入れている。短い時間の中に、手振りダンスと表情でいろんな感情を表現し、温かみを感じさせてくれる。 ■「ミライチズ」の意味は?ふたりの関係は?歌詞考察 ここからは、「ミライチズ」の歌詞に注目していくが、聴き手の数だけ受け取り方はあるので、ひとつの参考として読み進めてほしい。 「ミライチズ」で描かれているのは、月日を重ね、恋から愛へといっそう情を深める恋人たちの姿。それは夜のひと笑いが歩んだ道、そのもののよう。 サビの“愛してる”のやりとりは、ただ愛を伝えるだけでなく、“君の番”と相手を促し、恋人からも“愛してる”の言葉を聞かせてほしいというかわいらしさを感じると同時に、夜のひと笑いがからっと歌っていることで、“のろけ”よりもどんなことでもこうやってゲーム性を持たせて楽しんでいるのだろうなという無邪気なふたりの様子が思い浮かぶ。。 また、“雨の日も風の日も”というフレーズは、“ずっと”や“永遠に”よりも具体性があり、幸せな気持ちだということを最初の4行だけでしっかりと感じることができる。 “すれ違う金曜日/口をきかない土曜日/曖昧になってく理由/なんとなく戻って日曜 /「ごめんなさい」は/一緒に口にしてる” どんなに仲が良くても、大なり小なりケンカはつきもの。1日は引きずるものの、2日経てば原因を探し、3日目にはもとのかたちに戻ろうとする…怒りよりも、一緒にいられない寂しさが勝つという、仲睦まじさが描かれている。 きっと、ふたりともが相手を思い謝罪できる、思ったことをちゃんと言葉にできる素直さが長続きする秘訣なのだろう(同曲で描かれているカップルは同棲しているので、同棲するうえでふたりで作ったルールなのかもしれない)。“愛は育つのが遅いらしい”という言葉も、愛が育つほどの時間を共に過ごしてきたことがうかがえる。 楽曲発表当時、夜のひと笑いは付き合ってから5年が経過。高校2年生からの付き合いで、学生から社会人となり、それでも今こうやって一緒にいられるのは愛が育ったからなのだろう。 そんな夜のひと笑いの軌跡を感じさせる言葉が随所に散りばめられているのも「ミライチズ」の特筆すべき点である。 例えば、“螺旋階段の夕焼け”。放課後、ふたり校舎に残って見た夕焼けなのかもしれない。続く“広くても狭くなっても”とあるので、校舎という大きい建物から見た景色と、今ふたりで住む場所から見える夕焼けを対比させ、(子供から大人へという変化も含めた)時の流れや状況を表しているのではないだろうか。そう考えると、“ずっとそばに居る 君”というフレーズがよりいっそうグッとくる。 2番の歌詞は新居への引っ越しの場面。一緒に片付けをしていると、いろんな思い出が蘇ったり、思い入れのある物が見つかったり。新居は楽しみだけど、どこか感傷的になってしまうことも。人によっては、結婚を機に新居へ引っ越す…そんな場面でもあるだろう。 MVのイラストに“5th year anniversary”という文字があり、細部にわたるこだわりと愛情を感じる。制服で腕を組んでいるイラストも、夜のひと笑いのふたりと重なり、リアルな情景が浮かんでくる。テーマパークでのデートも、制服から私服に変わっていくのも時間の流れを感じられる。 ちなみに、夜のひと笑いのふたりは築年数の古いアパートに住んでいたこともあるので、“壊れかけインターホン しみの付いた壁紙”とは、まさにふたりの実生活をリアルに伝えるフレーズとなっていた。”引っ越し”の場面が登場していたが、2022年2月にタワマンに引っ越しているので、引っ越しのシーンはすでに現実感のある”未来地図”の一つだったのではないかと思われる。 “幸福とは人を愛すること/ねえねえ約束しよう/永遠に”は、前後の文脈から考えると堅さがあるので、プロポーズの前段階といった印象がある。ただ、夜のひと笑いが歌っていることを考慮すると、あなたが幸せになるためには私を愛すればいい。そうしたらふたりとも幸せになれる! といった、相手の幸せを願いつつ、自分も幸せになりたいというピュアな感情とも受け取れる。 今という一瞬を大事に過ごすことで“繋がっていく未来地図”。2番のやりとりと合わせると、思い出の数々が輝く未来地図を作り上げていくのだとわかる。 同曲内で、いちばん夜のひと笑いらしいと感じたのは“伝えたい支えたい見ていたい/歌いたい甘えたいふざけたい”というフレーズ。前半はいちえが、後半はこうが歌っており、それぞれのキャラクターにあったやりたいこととなっている。 そんなふたりが声を合わせてやりたいことが“一緒に映画を見て泣きたい”。これまでも笑いのツボは合っているであろうふたりのことだから、感覚の合った者同士で観る映画は楽しいに違いない。 終盤の歌詞、“この先何十年”や“年をとってもしわが増えても/ずっとそばに居る 君”というフレーズからは、もっと先の未来を向いている気持ちをお互いに思い描いているのがわかる。 今ケンカしたりしても、ちゃんと伝えたいことは言葉にして、そしてその先を見ていれば、自分たちの“未来地図”が見えてくる…愛情の深さもさることながら、まだまだここから始まっていくふたりの物語のオープニングテーマのような「ミライチズ」。終始漂う幸福感に包まれてほしい。 ■夜のひと笑い×HoneyWorksコラボ楽曲 「ミライチズ」のリリース後、夜のひと笑いはHoneyWorksと共に2曲のオリジナル曲を発表している。 —– 「ワライカタ」 HoneyWorksとのコラボレーション第2弾となる「ワライカタ」は2021年11月10日に配信リリースされた。作詞・アレンジはHoneyWorks、作曲はMARUMOCHI BOYSが手がけていて、「ミライチズ」と同じく、登録者数100万人を突破した時に贈られた楽曲だった。 この曲はふたりが出会った頃の気持ちが描かれていて、MVでも同じクラスになって、隣同士のふたりのそれぞれの印象が掛け合いで歌われている。恋心が芽生える瞬間の瑞々しさと、付き合いだした始めたばかりの頃の無敵感やふたりだけの世界を感じ、こちらの曲も共感度が高いものになっている。 —– 「別れ」 もうひとつは2022年9月10日に配信リリースされた「別れ」。こちらもHoneyWorksがサウンドプロデュースを手がけ、作詞はMARUMOCHIのコミヤマリオとGom、作曲はコミヤマリオによるもの。 「ミライチズ」「ワライカタ」は、夜のひと笑いのふたりに重なる曲だったが、第3弾のこの曲は、設定を持たせたストーリー性のある作品になっている。その設定とは、10年前に彼氏と死別した女性がいて、その彼氏が幽霊になって彼女のところにくるというもの。 亡くなった彼は時間が止まり、変わらない姿のままで彼女のことを思っている。生きている彼女の方は10年分年齢を重ねたけど、それでも彼氏のことを心の隅でふたりの思い出をそっと辿ったりしている。 さよならを言わずに別れてしまったことをふたりとも思いながらも、どちらも“未練たっぷり”ではなく、“どうしてるかな?”という気持ちで思いやる感情なので、重すぎず、楽曲としても聴きやすく感じられる。 ■令和のラブソングとして響き続ける「ミライチズ」 楽曲だけでなく、夜のひと笑いが歌うことで相乗効果を得た「ミライチズ」。ふたりの姿と重ねることができるからこそ、共感度も高く、聴き手もそのリアリティのある感情に自身を重ねることができる。 会話のようにかけ合う歌が心地良いので、これからもたくさんの人に愛されるに違いない。 TEXT BY 田中隆信
THE FIRST TIMES編集部
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