韓国BTSとバイデン米大統領が会談 アジア系差別への取り組みで協力 – BBCニュース

画像提供, Getty Images
黒いスーツを着てホワイトハウスを訪問したBTSのメンバー
Kポップグループ「防弾少年団(BTS)」が5月31日、米ホワイトハウスを初訪問した。ジョー・バイデン大統領と、アジア人を標的とした犯罪への対策を協議した。
アメリカでは、新型コロナウイルスのパンデミックの中、東アジア系の人々を狙う犯罪が急増した。
全員が20代のBTSはこうした犯罪対策で、79歳のバイデン大統領を助けると述べた。
メンバーのシュガさんは通訳を通じ、「違うことは間違っていない。みんながオープンになって違いを受け入れることが、平等への一歩かもしれない」と語った。
別のメンバーのヴィさんも、「人はそれぞれ自分の歴史を持っている。今日という日が、一人ひとり全員を価値ある人間として尊重し、理解する第一歩になると願っている」と述べた。
そろいの黒いスーツに身を包んで記者会見に臨んだ7人は、記者からの質問を受けず、バイデン大統領との会談に向かった。
BTSはこれまでも、アジア人としてヘイト(憎悪)の対象になった経験を語っている。
昨年3月に米ジョージア州アトランタでマッサージ店が連続銃撃され、アジア系女性6人を含む8人が死亡した事件の際には、自分たちも「いわれのない罵詈(ばり)雑言に耐え」、「容姿をからかわれた」ことがあると話した。
また、「そんな理由で憎悪と暴力の対象になることの苦痛は言葉にできない」と述べていた。
国際レコード産業連盟は今年2月、BTSがテイラー・スウィフトさんやドレイクさん、アデルさんといったアーティストを抑え、2年連続で世界で最も売れたアーティストになったと発表した。
ホワイトハウスでの記者会見でメンバーのジョングクさんは、「韓国のアーティストが創り出した音楽が、言葉や文化の壁を越えて、世界中の多くの人々に届くことに、今でも驚きを感じている」と語った。
その上で、BTSは「音楽は常に、あらゆるものを統合する素晴らしいもの」だと考えていると話した。
(英語記事 K-Wave hits White House with BTS anti-hate speech
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