BTSが81万3000人のARMYと過ごした夢のような時間!最終日には韓国公演を予告(ライブレポート / 写真15枚 / メンバーソロカットあり) – 音楽ナタリー

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BTSが12月2日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスのSoFiスタジアムにて単独コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」のファイナル公演を開催した。
BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC
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BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
11月27、28日、12月1、2日(現地時間)の計4日行われた「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」は、BTSにとって2年ぶりとなる単独での有観客公演。会場には世界各国からARMY(BTSファンの呼称)が集結し、4日間のオフライン公演、スクリーンを通じてリアルタイムで公演を視聴できる「LIVE PLAY in LA」イベント、さらに最終公演日のオンラインライブストリーミングも含め計81万3千人の観客が参加し、世界中のARMYがそれぞれの場所でBTSとの時間を共有した。
SUGA(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
オープニング映像が終わると、ARMY BOMB(ペンライト)の光がきらめき大歓声が湧き上がる会場に7人が現れる。檻の中の7人をダンサーが鍵を壊して解き放つと、ステージ上空には花火が打ち上がる。大勢のダンサーを従えたBTSは「ON」でコンサートの幕を切った。SUGAの「불타오르네」(燃え上がるぜ)というフレーズをきっかけに2曲目の「FIRE」が始まると、7人の背後にある檻に炎が点き、客席のARMY BOMBも炎のように真っ赤に染まる。RMとJ-HOPEのコンビネーションラップが決まると、7人はメインステージからセンターステージへと歩み出て迫力満点の群舞を披露。「DOPE」ではメンバーが手持ちカメラで自分たちを撮影しながら歌い、臨場感のある映像が巨大スクリーンに映し出された。
JIN(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
「Make some noise!!」と歓声を集めたRMは英語で来場者を歓迎。JINがお決まりの投げキッスをすると、客席には彼が12月4日に迎える誕生日を祝福するべく「진」(JIN)と書かれたパネルが至るところに掲げられる。それを受けてJINは「Thank you ARMY! I love you!」と瞳をうるませた。JUNG KOOKは「僕たちはずっとこの瞬間を待っていたんですよね。ARMY、楽しむ準備はできていますか?」と呼びかけ、7人は「DNA」で生き生きとしたダンスを披露。観客も彼らの熱演に応えるようにARMY BOMBを振り続けた。
V(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
BTSが一度ステージを去ると、巨大ビジョンにて秘密のアジトにメンバーが集う映像が流れる。その間に着替えて再び登場したBTSは7つのビジョンにそれぞれ映る自分自身と向き合いながら「Blue & Grey」を歌い始めた。曲が終わりに近付くとBTSは、向き合っていた“自分”に背を向けてセンターステージへと歩いていく。センターステージに到着すると同時に曲が終わり、ステージ後方の巨大スクリーンに浮かんだ満月が姿を消して、両腕に羽根を蓄えた大勢のダンサーがステージに続々登場。ダンサーたちとのコンビネーションでメンバーは1人ずつ巨大な翼を生やしたかのようなフォーメーションを取りながら明るいトーンの衣装から黒い衣装に魔法のように早着替えしていく。メンバー全員が漆黒の衣装に着替えると、7人は黒い羽根が舞うステージで繊細なダンスで魅せる「Black Swan」を披露した。
「花様年華」シリーズの楽曲「Blood Sweat & Tears」「FAKE LOVE」の2曲を届けて、BTSはステージを立ち去る。映像が明けると、彼らはリラックスした雰囲気の衣装に身を包み、可動式の巨大なベッドや黄色の大きなソファに乗って「Life Goes On」を歌った。黄色のソファがミュージックビデオのアイコンになっている曲と言えば「Boy With Luv(feat. Halsey)」。バックバンドも登場し、にぎにぎしいステージで7人は華やかにアレンジされた楽曲に身を任せて自由に歌って踊った。続いてJUNG KOOKは「誰もBTSとARMYを止めることはできません! みんな準備はできてますか?」と言い、大ヒット曲「Dynamite」を歌い始める。ホーンも加わったスペシャルアレンジの「Dynamite」を7人が笑顔で届けると、客席にはARMY BOMBの虹色の光が広がった。「Dynamite」の終わりからバンドは「Butter」へとつなげ、BTSはダンスブレイクを披露。そしてそのまま「Butter」のパフォーマンスをスタートし、客席は黄色一色に染まった。
JIMIN(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
ライブはオリエンタルな雰囲気の「Airplane pt.2」で折返し。「Silver Spoon」「Dis-ease」と新旧のヒップホップチューンでラップラインが活躍を見せたあと、7人はトロッコでよりARMYの近くへ。「Telepathy」でコール&レスポンスを楽しみARMYとの距離を縮めたBTSは「Stay」「So What」とEDMサウンドで会場の盛り上がりをピークへと導く。紙吹雪にレーザー、花火とさまざまな特効でステージが彩られる中、7人はステージでCO2ガスを噴射させながら大はしゃぎ。J-HOPEは「今夜はすごく楽しいですね。ARMYに会えてARMYに囲まれて本当に幸せ」と目尻を下げ、JIMINも「僕はこの瞬間をずっと忘れられないと思います。ARMYの皆さんもそうですよね?」と満員のスタジアムの光景を目に焼き付けた。
JUNG KOOK(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
JUNG KOOKは「このライブは終わりじゃなくて“始まり”だと思います。これからもずっとARMYに会えると信じています」と語り、Vも「今回会えなかった人たちも次はきっと会えますよね」とコメント。JINは「僕たちにはまだたくさんの時間があります」と言い、RMは「このライブが終了しても僕たちの音楽とダンスはずっと続きます。今はまだ始まったばかりです!」とARMYに呼びかけた。そしてBTSは「I NEED U」「Save ME」と「花様年華」シリーズからの楽曲を披露。最後は「IDOL」のパワフルな歌唱とダンスで会場を爆発的に盛り上げステージを降りた。
BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
客席にARMY BOMBで「2021 LA」「BTS」の文字が浮かび上がり、大歓声が上がる中、先日BTSが国連で行ったスピーチの映像がスクリーンに流れる。映像が終わると、BTSは「HOME」でアンコールをスタートさせた。続く「Mikrokosmos」ではARMYがシンガロングしながらARMY BOMBやスマートフォンのバックライトで“小宇宙”をスタジアムに作り上げる。BTSの合図でARMYたちはウェーブを作り上げ、その光景に7人が「美しいですね!」とはしゃいでいると、客席にARMY BOMBで「HBD JIN」という文字が浮かび上がる。改めてJINへのバースデーソングをメンバーと観客で歌い、祝われたJINは「僕、実は楽しみにしてたよ。もうすぐ終わるけど、このまま終わるのかなって……(笑)。ウェーブのあとARMY BOMBで(文字が)出てきて感動しましたよ。最初に挨拶したときも僕のネームタグを上げてくださったときも動揺しないように心構えしていました(笑)。本当にありがとうございます」と笑顔。JIMINが「Happy birthday my bro!」とJINに抱きつくとJINもうれしそうにハグをし返した。
J-HOPE(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
最後の挨拶でまずマイクを取ったのはJ-HOPE。彼は流暢な英語で「4回のライブが終わり、とても夢みたいな気分です。これで終わりじゃないことを願っています。とてもうれしい気分で歩いているときに靴に何かが引っかかっているような、そんな気持ちだったんです。すべてがよくできているけれど、不安なこともあって心配でした。でもとにかくこのライブが最後じゃないことを願っています。また会える日まで今日の日のことを覚えていましょう。本当にありがとう」とコメントした。JIMINは「皆さんに直接会えるまで長い時間がかかりましたね。今日がもう最後の日だということが非常に寂しいです。まだ韓国でライブができていないですし、またいつ皆さんに会えるかわからない状況で、僕もとても寂しいです。でも皆さんに2年ぶりに会えて大切なこの気持ちを感じることができました。また会えるまでに時間がかかるかもしれませんが、それまで今日のことを毎日忘れずに思い出すと思います。僕は多くのARMYに会えると、説明できないほど大きい感動を得ます。改めてありがとうございました。皆さんが幸せでいることを願っています」と思いを述べた。
RM(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
RMは「僕らはとても深いトンネルに落ちていました。僕ら、そして僕自身が存在する理由を疑うほどに怖かったです。皆さんが、昔のように愛してくれないんじゃないかとか。この4日のためにがんばって準備をしました。あと本も読んで、僕の疑いは消えた。僕はもっといい人になって、実力も伸び、強い人になったと思います。またこのようなライブがいつできるかわかりませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。この4日間素敵な時間を過ごせてとても幸せでした。またいつの日か帰ってくることを約束します。僕が35歳、40歳になっても皆さんの前でカッコいい姿で歌い続けます」と涙を拭う。JUNG KOOKは「僕はとても楽しかったです。僕にとってとても大切な時間でした。4日間みんなと幸せに過ごしました。ARMYのみんな幸せでいてね、元気でいてね。ボラへ!」と眩しい笑顔を見せた。
頭に自身がデザインしたキャラクター・RJを装着したJINは「30歳になってこういうものを頭に付けるのは恥ずかしいですが、今日皆さんに祝ってもらって何かをしてもらうとどんな気持ちになるのかわかったので、これからも皆さんが喜んでくれるように研究を続けます。皆さんいつも僕の自尊心を高めてくださってありがとうございます。I love you! ARMY!」とコメント。SUGAは「今回のライブを準備しながら2年ぶりのライブなのに大丈夫なのかなと悩みました。また会えるのがいつになるのかもわからない中、この2年は最善を尽くしました。そして僕は勘がいいですね。もうすぐ世界を回りながらツアーができるという感じです」とワールドツアーを匂わせ、会場を沸かせた。
BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC[拡大]
Vは「この2年間はライブができなくて寂しかったですが、4日間ライブをしてARMYに愛されていることを実感できました。僕たちがARMYに会えなくなってから2年が経って、ARMYに愛されなくなったらどうしようと思っていたんです。こんなに愛してくださってありがとうございます。韓国に戻ってまたライブができる日を待ちます。そのときが来たら楽しみましょうね。We purple you!」と感謝の思いを伝えた。全員の挨拶が終わるとRMは「これからも続く我々の話をつづった曲です。皆さんがいるところが僕たちのステージです。一緒に踊りましょう」と呼びかけ、BTSは「Permission to Dance」を披露。拍手と合唱が会場には響き、ステージには「Permission to Dance」モチーフの紙吹雪が降り注いだ。ここでライブは終わりかと思いきや、サプライズゲストでColdplayのクリス・マーティンがステージに登場。クリスと7人がColdplayとBTSのコラボ曲「My Universe」を歌い、4日間にわたるライブは幕を閉じた。BTSは「ありがとうARMY」「4日間幸せだったよ」「帰りたくない」と名残惜しそうにメインステージへと戻る。そして「また会いましょうね!」と言いながらLEDパネルの向こう側に消えていった。
BTSが去ったあと、スクリーンには2022年3月に「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」の韓国・ソウル公演が行われることを示唆する「SEE YOU IN SEOUL MARCH 2022」の文字が。ARMYはこちらの続報を楽しみにしておこう。
この記事の画像(全15件)
01. ON
02. FIRE
03. DOPE
04. DNA
05. Blue & Grey
06. Black Swan
07. Blood Sweat & Tears
08. FAKE LOVE
09. Life Goes On
10. Boy With Luv
11. Dynamite
12. Butter
13. Airplane pt.2
14. Silver Spoon
15. Dis-ease
16. Telepathy
17. Stay
18. So What
19. I NEED U
20. Save ME
21. IDOL
<アンコール>
22. HOME
23. Mikrokosmos
24. Permission to Dance
25. My Universe
読者の反応
chiharu 치하루💜 @m_sky92
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