韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」は年内に米ロサンゼルスでライブコンサートを実施する計画だ。新型コロナウイルス禍でイベントはオンライン開催を強いられてきたBTSにとって、パンデミック(世界的大流行)の状況下で初のオフラインコンサートとなる。
BTSが所属するビッグヒット・ミュージックは「コロナ禍のさなかで対面コンサートを開くのは容易ではないが、機会を探っていたところ、米国で開催できることになった」と、オンラインプラットフォームの「ウィバース」に資料を掲載して発表した。
BTSが「ARMY(アーミー)」と呼ぶファンの前で最後にオフラインコンサートを開いたのは、2019年のソウルでのコンサート。20年にワールドツアーを予定していたが、パンデミックを受けて中止し、バーチャル形式に切り替えていた。
ビッグヒットを傘下に置くハイブの株価は28日のソウル市場で一時5.9%高。発表資料によれば、「ザ・パーミション・トゥ・ダンス・オン・ステージ-LA」と題するコンサートはロサンゼルスのSoFiスタジアムで11月27、28両日および12月1、2両日開催される。
7人組のBTSは先週、ニューヨークの国連本部でスピーチし、気候変動など30年に向けて国連が掲げるアジェンダの取り組みを進めるよう訴えた。
原題:
BTS to Hold Live Concerts in L.A., First Time Since Pandemic(抜粋)
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