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未来のエンタメのために、VTuberのライブでNFTを配る。「未来の当たり前」に挑む、Brave groupの挑戦
今はピンとこなくても、数年後には当たり前になってる。テクノロジーってそういうもの。 【全画像をみる】未来のエンタメのために、VTuberのライブでNFTを配る。「未来の当たり前」に挑む、Brave groupの挑戦 「バーチャルライブ」という言葉、今ではそう珍しいものでもなくなってきましたね。その視聴方式も、VRで見たり、YouTubeなどの配信で見たり、あるいはライブ会場現地のスクリーンを直接眺めたりと様々。ゆえに新しいことが模索されまくってる、アツい分野でもあります。 今年3月に、バーチャルアーティストプロダクション「RIOT MUSIC(ライオットミュージック)」が、リアルとオンライン中継の同時ライブ「Re:Volt 2022」を開催しました。そのライブでは昨今話題のNFTが配布されたんですが、その配布方法が「音響透かし技術」なるものを利用してるとかで、スマホをかざすだけでNFTを取得できたんです。しかも、オンラインで見てる人もスマホでNFTをもらえたんだとか! なんかもう、新しいことやりすぎでは…。 「NFTの配布ってどういうこと?」「VTuberとNFTを絡めてどうしようっての?」などなど、イメージしづらい部分があるのも事実。VTuberやNFTってだけでも知らない人が少なくない世界ですし、両方に理解がある人ってめちゃ限られるのでは?  などなどの疑問を、RIOT MUSICを抱える株式会社Brave groupの代表・野口圭登さん、およびRIOT MUSICのアドバイザーをつとめる、m-flo、block.fmでお馴染み、☆Taku Takahashiさんに伺いました。
──まずは野口さんへ、RIOT MUSICについて教えていただけますか? 野口さん:我々Brave groupは、約5年前から主にVTuber事業をやってきた会社で、RIOT MUSICは始まってから2年くらいのプロジェクトになります。そもそも弊社は「新しいIP(Intellectual Property)を作りたい」という思いから創業しました。テレビや漫画、アニメなど、いろいろな媒体からIPが生まれてきたと思うんですけど、僕らからIPを作りたいなと思って。 ──YouTubeなんかは現代のメインストリームともいえる媒体ですね。 野口さん:そうなると、音楽とゲームの2つがジャンルとして大きいと思ったんです。Brave groupの中では、RIOT MUSICが音楽ジャンルを担当し、ゲームジャンルは「ぶいすぽっ!」というIPが担当しています。創業当時から在籍している「道明寺ここあ」というアーティストを中心に、新しいバーチャルアーティストプロダクションを作っていこうとしたのが発足したきっかけです。道明寺ここあを主軸に事務所化したような感じですね。 ──RIOT MUSICには他にどんなアーティストがいるんでしょうか? 野口さん:6アーティストが在籍しています。それぞれテーマをもって活動しているんですが、今後も新しいアーティストは追加予定で、現在もオーディションをすすめています。ちょうど先日サブレーベルを分けて、RIOT MUSICという大きなプロダクションの中でアーティストレーベル、タレントレーベル、IPレーベルみたいな区分けを設けることで、アーティストごとに相性が良いレーベルに振り分けるようにしました。例えば配信をメインに活動したい子はこっちのレーベル、オリジナル曲を中心に活動をしたい子はこっちのレーベル、という感じです。今まだ準備段階ですが。 Taku:そうやってレーベルを分けようとしたきっかけは何だったんですか? 野口さん:これからRIOT MUSICが大きくなっていくことをイメージした時に、現在所属してる6人でも個性がバラバラなんですよね。「私はこういうことをやってみたい」と、自分たちの思いを言ってくれるようになってきたのもきっかけです。いずれRIOT MUSICが20人~30人の規模になったときも、全員が同じ方向を向くライブもありつつ、普段の配信コンテンツはそれぞれのやりたいことをやったら良いんじゃないかなと。毎日会いに行ける推しのアイドル=VTuberだと思ってるので、普段の活動もレーベル分けすることで、方向性の違いも出しやすいかなと考えました。 ──☆Taku Takahashiさんは、RIOT MUSICを抱えるBrave groupのアドバイザーをつとめていらっしゃいますよね。どんな風に関わっているんでしょうか? Taku:今回のテーマでもあるNFTの話でいうと、どういった人たちやどういった会社と一緒にやったら面白いかの相談に乗ったり、他には音楽リリースの方法や海外展開などについて、僕の経験上でアドバイスをしたりという感じです。僕ももともとは音楽を作る人間なので、楽曲提供のような機会もあれば良いねと話したりしています。 ──今回は「VTuberのライブでNFTを配るってどういうこと?」というのを切り口にお話を聞いていきたいと思うのですが、野口さん自身はNFTに関心はありましたか? 野口さん:IPの価値をどうやって最大化するか、これを考えた時にNFTは面白いのではないかと思って。自分なりに調べていくと、IPホルダーとしてのうちの事業とも相性が良さそうですし、OpenSea(NFTのオンラインマーケットプレイス)とかを見てるとjpgの画像1枚であれだけ熱狂があるのって、ある種異常だなとも思って。 NFTの規模は2019年には300億円くらいだったのが、今では2兆円くらいになってるらしいですよ。Crypto(暗号通貨)市場は時価総額で250兆円にもなってるみたいで、日本の時価総額=約750兆円と比べてもすごい規模感だなって。 でも、CryptoユーザーはエンタメがNFTしかないと思ってるみたいで、だからjpgの画像であれだけ熱狂してるんじゃないかと僕は思うんです。なので、そうしたNFTの文脈に僕たちが作ろうとしているバーチャルIPを組み合わせると、新しいエンタメのひとつとしても認知してもらえるんじゃないかなと。例えばCryptoで投げ銭できるようになるとか。 ──投げ銭のあたらしいかたち。 野口さん:そういうことができても面白いなと思いますね。今後出てくるであろうWeb3.0周りでのエンタメの一端を我々が担えればなとも思いますし、そのためにもNFTを活用した取り組みには積極的になりたいですね。BTSとかBLACKPINKとか、そうしたポップスターのメタバース版のようなものを、会社として作りたいなと考えています。 Taku:RIOT MUSICがNFTに関心があると聞いた時も早い時期からやってるなと感じてたし、そもそもそれ以前から取り組んでいた「アーティストをIPにする」っていう概念が、すごく良いなと思って。バーチャルYouTuberやバーチャルアーティストって概念は珍しくないんですけど、それをIPまで持っていくって考え方は今特に重要だと思うんですよ。いち早くそれをやっているのがRIOT MUSICですよね。バーチャルYouTuberにもいろんなタイプのアーティストがいるけど、個々のアーティスト性を見せようとしているのが他と違うなとも思います。そんな流れで「面白いことやってるね」ってLINEをしたのが関わりのきっかけです(笑)。 野口さん:ありがたいことです(笑)。VTuberを見てる人ならわかると思うんですけど、ライバーも動画勢も全部まとめてVTuberって呼ぶじゃないですか(※)。僕らはライバーではなく、プロデュースをしていきながらアーティスト性を担保することでIPを作るようなやり方を心がけています。なので、昔はVTuber事業と呼んでいたんですけど、今ではバーチャルIP事業と呼んでいます。 ※ライバーは数時間のライブ配信をメインに活動する人のことを、動画勢は編集した数分の動画を投稿する人のことを言う。ギズモードは動画勢。 ──そこの意識転換というか呼称の変更、すごくグっと来ました。 野口さん:わかりやすい言い方は、“VTuber”の方なんですけどね。あくまでも新しいアーティスト、新しいIPを作っていきたいと考えています。僕らがYouTubeを始めた5年くらい前は、新しいバーチャルキャラクターを作ったらそれを最初にYouTubeに出すのが普通だったんですけど、今はYouTubeだけでなくNFTのプラットフォームだったりTikTokだったり、そっちに出しちゃうのもアリな時代かなと。ちょっとジャンルは違いますけど、そうしたことをいち早くやったのがShinsei Galverseですよね。IPを作ってOpenSeaで出して成功した事例として。 ──「最初がYouTubeじゃなくて良いよね」となると、VTuberのTuber部分はなんぞやともなってきますね。 Taku:確かに(笑)。YouTubeを辞めるわけじゃないけど、そこだけにこだわるわけでもないですしね。
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