BTSが活動休止?「Love Myself」が世界を救う、かも(大手小町(OTEKOMACHI)) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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防弾少年団を特集した読売新聞の紙面(2017年1月11日)
BTSが活動休止――。6月、こんなニュースが世界を駆け巡りました。BTSは、韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団」のことです。リーダーのRM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOKの7人組。2013年にデビューし、2022年6月に9周年を迎えました。ファンのことを「ARMY」と呼び、SNSなどを通じたファンとの密な交流により強力なファンダム(熱狂的なファン集団)を形成しています。 日本で高い人気を誇るだけでなく、コロナ禍の2020年9月に出したシングル「Dynamite(ダイナマイト)」は米ビルボードの「ホット100」で1位を獲得。その後も、英語曲の「Butter」「Permission to Dance」とヒットを飛ばし、世界を席巻中です。彼らの活躍は、音楽シーンにとどまりません。2021年9月には、国連のSDGs関連イベントでスピーチし、2022年5月には、アジア系住民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)などについて話すため、米・バイデン大統領とホワイトハウスで面会しました。 一糸乱れぬ激しいダンスパフォーマンス、7人それぞれの個性が織りなす旋律、プライベート風な姿をさらす身近さ――BTSが世界的な人気を博した理由はいろいろあるでしょう。なかでも私が注目したのは、「Love Myself(自分自身をまず愛そう)」という彼らのメッセージです。BTSは2017年からユニセフのオフィシャルパートナーとして、「Love Myself」キャンペーンを展開しています。2021年10月のユニセフの広報資料によると、「Love Myself」は500万回のツイート、5000万回以上のエンゲージメント(リツイートやいいね、コメントなど)を生み出し、360万ドルを調達したそうです。キャンペーンは今も続いています。
私がこのメッセージに出合ったのは、ちょうど、「なぜわかってもらえないのか」と苦悶(くもん)する日々でした。目標に向かって頑張るのですが、頑張れば頑張るほど、理解されない、報われないという思いが強くなっていた時期でした。 今思えば、私の発する言葉は「こんなにやってるのに」「こうしてあげたのに」などと恨みがましく、負のエネルギーに満ちていました。先輩から、「(管理職の)私たちがハッピーにならないと、職場のみんなも楽しくないよね」と言われ、ハッとしました。他人の評価を気にしすぎる自分に気づいたのです。誰かに評価してもらうのではなく、自分で自分をねぎらい、「よくやってる」とほめてあげればいい。そんなふうに意識すると、「報われない」という気持ちが薄まっていくように感じました。 精神科医の香山リカさんは、「熾烈(しれつ)な競争社会の中で自分に自信をなくしたり価値がないと考えたりする人はたくさんいて、日本でも韓国でも若者の自殺は問題になっています。また、貧困や紛争で生きるのに精いっぱいな人たちもいます。『Love Myself』は、困難に直面する人に等しく通じる『刺さる』言葉なのでは」と指摘します。 さらに、こう続けます。「近代社会は私たちに、『他者のため』『社会のため』『地球のため』を求めてきました。とても大事なことですが、その陰で自分自身は大事にされているか、という問いかけは盲点と言えます。SNSの浸透により、フォロワーの数や心ない批判など、他者の評価を一層気にする時代になり、人がどう見ようと私は私、と思いにくい状況です。だからこそ、このメッセージが人々の励ましになっているのでしょう」
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