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BTS（Ｃ）ロイター
韓国のボーイズグループ・BTSの活動休止宣言以来、K-POP界ではガールズグループがアクティブだ。 BTSの活動休止騒動めぐり大混乱…東方神起やBIGBANGと同じ末路をたどるのか？ BTSと同じ“第3世代”で、NHK紅白にも出演したTWICEは、結成7年目にメンバー全員が契約を更新。人気グループの解散・脱退が多いとされる“7年目のジンクス”をクリア。メンバーのミナ（25）は13日、日本でコスメブランドのイベントに登壇。ミニスカワンピ姿で会場を魅了しTWICEの活動継続をアピールした。 BLACKPINKも1年10カ月ぶりに8月にニューアルバムをリリース、再始動が発表された。年末にはワールドツアーも予定され、メンバー全員がDior、CHANEL、CELINEなどハイブランドのアンバサダーを務めるだけに、ファッション業界にも新たなトレンドを生み出すのではと注目されている。
日本のイベントにも登壇したTWICEのミナ（Ｃ）日刊ゲンダイ
さらに2018年以降に結成された“第4世代”もコロナ禍をむしろ追い風にSNSを中心に活況だ。ブーム草創期から日本にK-POPを紹介、女性誌の動画サイトでデビュー当時のBTSも取材している編集者の田原章雄氏がこう言う。 「韓流ブームの時代から、『冬ソナ』のペ・ヨンジュンブームが終わると、チャン・グンソクが現れるというように韓国はブームの波が繰り返され、今回、BTSという大きな波の後に“新たなうねり”が生まれつつあります。K-POP界ではアーティストが2、3年周期で活動休止期間を経て再始動するというサイクルがあり、今ちょうど第3世代の大物たちも再始動し始めている。さらにJYPのITZY、少女時代を輩出したSMエンターテインメントのaespaなど若手の“第4世代”も粒ぞろい。今回は往年のアイドルを輩出した大手事務所からデビューしたグループも多く、戦略が明確で人気が出るのは目に見えており、アフターBTSのK-POP市場は第3世代、第4世代が重なった、新たなガールズブームを形成しつつあります。グローバル化に伴い、韓国文学も女性自立文学がベストセラーになっており、ガールズグループも楽曲、ファッションやメークにより“女性の強さ”をアピールするよう進化しています」 時代はどんどん動いている。
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