【漫画】「めっちゃわかる…」女性の心に刺さりまくる恋愛4コマ漫画に共感の声多数(WEBザテレビジョン) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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女の子の心情を描いた優しくて少し切ない4コマ漫画「ファラウェイ」
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、SNSなどで若い女性を中心に支持を集める漫画家・黄身子さんがTwitterに投稿した作品『ファラウェイ』をピックアップ。2022年6月30日に同作を添えて投稿されたツイートには、3.6万を超えるいいね(7月28日現在)と多くの共感のリプライが寄せられ話題となった。この記事では、作者の黄身子さんにインタビューを行い、創作のこだわりや連載中の作品の背景などについて語ってもらった。 【漫画】女子の絶妙な心情を表現した4コマ漫画に共感コメント続々 ■恋愛に悩める女の子の心情を捉えた、ちょっぴり切ない4コマ漫画 黄身子さんは、自身のTwitterで「寂しい夜のお守り恋患い4コマ」を日々投稿。同シリーズは、恋愛に悩める女の子の心情を、優しく、そして少し切ない4コマ漫画として描いている。『ファラウェイ』もその中の一作品で、女の子にとっての“恋人”という存在への思いを、キュートな絵柄と切れ味のあるセリフで表現した4コマ漫画だ。作品を投稿したツイートには、「めっちゃわかる…」「ほんとこれなの」といった多くの共感のコメントが集まった。 2022年7月23日には、今までにTwitterに投稿した「寂しい夜のお守り恋患い4コマ」に書き下ろしのエピソードを加えた単行本『本当のヒロインはこんなこときっと思わない』(すばる舎)が発売。さらに黄身子さんは、昨今社会的にも関心を集める“アイドルの恋愛”をテーマにした『ジルコニアのわたし』も連載中。こちらは、女性アイドルグループに所属する4人の女の子たちがスキャンダルをきっかけに、自分の気持ちと向き合い、不器用ながらも成長していくストーリーで、「アイドルにとって恋愛は悪なのか」という問題に向き合った作品だ。気になる人は、黄身子さんのTwitterからチェックしてみよう。 ■「恋愛という概念の複雑さを描きたい」。黄身子さんの創作のこだわりとは ――黄身子さんは女性のリアルな心の機微を表現した作品を発信されています。『ファラウェイ』はどのような思いで描かれたのでしょうか? 私はよく“恋愛体質で自分の経験をもとに描いている”と思われるのですが、そういうわけではなく、現実の恋愛には消極的な性格で、実は恋愛とは関係ない気づきを比喩的にラブストーリーにしていることも多いです。そういう自分がなぜフィクションのラブストーリーが好きだったり、日々恋愛の難しさや幸せについて思い巡らせているのかと改めて考えてみて、恋愛にまつわる社会的なルールみたいなものやステレオタイプは苦手だけれど、特別で信頼できる関係性というものに対する憧れが根底にあるように思ったことをもとにしています。 ――『ファラウェイ』に限らず、黄身子さんの作品は女性から多くの共感を集めていますが、「女性」や「恋愛」をテーマに作品を描く理由があればお教えください。 4コマは上記のように日々思ったことをもとにしていますが、特に「女性」「恋愛」をテーマにしようとかメッセージを発信しようという動機があったわけではなく、初めは生活や社会の中の違和感や人間関係で思ったことなどをいろいろ描いていました。そのなかで恋愛をテーマにしたものが反応がよかったので、だんだん増えていったという感じです。また、もともと少女漫画や乙女ゲームなど女の子主人公の物語が好きで、男性を描くのが苦手だったこともあり、かわいい世界観のお話をつくるのが単純に楽しくてこのような作風になりました。ですが、男性の方に感情移入してもらえることも増えたので、現在では性別で感じ方を決めつけるのではなく、現実と非現実のあいだで感情を引き受けるキャラクターという意識で女の子を描いています。 ――現在連載中の『ジルコニアのわたし』は、アイドルの恋愛を題材とした作品ですが、第1話で「メンバーの誰かが週刊誌に撮られる」という衝撃的なエピソードから始まります。なぜこのテーマや展開に至ったのでしょうか? アイドルをテーマに漫画を描いて欲しいとお話をいただいたことは、今までも実は何度かありました。アイドル活動をしている方にSNSを見ていただいたり、ファンの方から生誕企画などのイラストをご依頼いただいたりはあったのですが、自分自身があまり詳しくなかったので実現できなくて…。ですが、コロナ禍になってからハロプロやK-POPなどを見るようになり、「かわいい女の子」ってこんなにいろんな方向性がありえるんだ、ととても感動しました。そのタイミングでお話をいただいた中で出てきたテーマの一つだったので、今ならできるかもと思い挑戦することにしました。 もともとのアイデアになっているのはTwitterで公開した4コマの「ゴシップ」という作品です。芸能人の熱愛のニュースを見るたびに、写真に写ったり誰かが語るような関係性だけでそこに「恋愛」があるといえるのか?と考えていたことをもとにしたものです。こういうアイドル=恋愛禁止の立場におかれている人をめぐるいろいろから、恋愛という概念の複雑さを描けたらいいなと考えました。 ――「アイドルの恋愛」を描くうえでこだわっていることや気をつけていることがあれば教えてください。 「アイドルの恋愛」を単に「ルールを破って恋愛をする」という事件と解釈したり、その是非ではなくて、それぞれの真面目さや理由がある中で起こりうる葛藤や、事件未満の心の動きという一歩手前の部分にフォーカスしようと思っています。アイドルとしての姿より、むしろ普通の女の子の面を描いて自分を重ねてもらえるといいなと。あとは、こういうテーマなので、特定の誰かをモデルにしていると思われないようにということは気を遣いました。 ――この作品をつくるうえで準備したことや、ご自身の経験が役立ったことはありますか? 4コマなどではちょっとファンタジックな世界を描くことも多いのですが、今回はそうではないので、いろいろな方のインタビューや動画を参考にしたり、業界を知っている方に取材させていただいたりと準備をしました。ですが物語の中の事象だけではなく、自分だったらどうするかなと考えたり今までと違う考えに至ったりしてもらえたらいいなというのがあり、最終的にはいつもどおりあまりリアルに近づきすぎないように、そこから具体的な要素を抜くようにして組み立てています。 あと最近まで会社員をしながら漫画を描いていたので、表裏の自分があるというか自分が2人いる感じがずっとあり、その感覚は役に立ったかもしれないです。 ――アイドルグループ「ぱらそる」の4人を主な登場人物としてお話は進んでいきます。4人のキャラクターや架空のアイドルグループを考えるうえでこだわった部分を教えてください。 ​​「ぱらそる」はルールにとらわれる存在なので、正統派という枠の中にいるアイドル感というか、親しみやすくてわかりやすくかわいい感じと思って作りました。あと、漫画で恋愛を描くときにものやモチーフに重ねて比喩的に表現することが多いので、グループ名や歌詞は天気というキーワードからにしました。パフォーマンスがあまり出ないんですが、衣装は楽しく考えています。 4人はそれぞれ違う悩みを抱えている女の子にしようと思い、寧々は「気持ちが通じててもタイミングが合わない話」、なるみは「幸せになりたいのにうまくいかない話」、まめこは「好きになっちゃいけない人の沼にはまる話」、ひなは「恋愛が何かわからない話」とそれぞれの恋愛の状況と一緒に作りました。4人とも、本当に好きなものや信じているものと、ファッションや外見のような表の顔がちょっと違うようにしていて、私服や持ち物も注目していただけたら嬉しいです。 ――2話から5話までは、「ぱらそる」のリーダーであり、現役女子大生でもある寧々がメインとなるお話です。彼女はどのようなキャラクターですか? 寧々はいちばんストレートに、「自分が恋愛禁止の立場だったらこんな風に思うかも、こんなことで困るかも」と想像したことを落とし込んでつくりました。私の4コマに出てくる女の子の集合体がアイドルになったらこんな感じかな?というところから、良心の呵責が強くあってほしかったのでいわゆる「良い子」の方向に持っていきました。真面目で優しく、努力家だしちゃんとしてるのでリーダー役もできるんですけど、本人はそれにあんまり気づいてなくて、ちょっと自信がなくてちょっとビビりで、恋愛に対してもそんな感じです。 ――寧々編で気に入っている場面があれば教えてください。 全然恋愛じゃないんですが、大学の友達の千乃にウインクしてほしいと頼まれるシーンは、いつも悩んでいる寧々の、裏表ないかわいい表情がやっと出現した感じで描いていてうれしかったです。あと寧々が小金井くんからガチャガチャをもらうシーンがあるんですが、これは私自身が親友から同じように牡蠣のキーホルダーをもらって、好きな人からだったらどういう気持ちになるかなって想像したことからです。藻の授業も自分が実際昔取ってたので、そういう些細なディテールはちょっと実話の部分もあります。 ――読者へのメッセージをお願いいたします。 「恋愛禁止」という言葉じゃなくても、好きな人と近づきたいけど今じゃないとか、好きになってはいけないと思っているのに心が動いてしまったとか、学校や職場での自分とは違う面で恋愛をしているとか、「恋愛」がコントロール可能な共通概念と思われているせいで起こる矛盾は、いろんなところにあると思います。未熟な点も多いと思いますが、4人の女の子の姿を自身の中にあるモヤモヤと重ねて、考えたりちょっと元気を出したりしてもらえたら嬉しいです。
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