「NewJeansからSMの匂いが・・」第1世代アイドルの発言に韓国ネットの反応は? – DANMEE ダンミ – ダンミ

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K-POP第1世代として活躍したS.E.S.(エスイーエス)出身歌手パダが、ラジオ番組に出演した。そこで彼女が、7月にデビューしたNewJeansの曲が「S.E.S.の雰囲気と似ている」と話すと、韓国オンラインコミュニティーでは共感の声が多く上がったようだ。
8月16日、S.E.S.(エスイーエス)出身の歌手パダが、ラジオ番組にゲスト出演し、人気急上昇中の新人ガールズグループNewJeansの新曲について言及した。
元S.E.S.のパダ (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
去る8月11日には、3年ぶりにカムバックを果たしたばかりのパダは、新曲を熱唱し、昔と変わらぬ確かなボーカル力を披露した。
パダは、SMエンターテインメント(以下、SM)から、1997年にS.E.S.としてデビュー、リーダーそしてメインボーカルを担当していた。
S.E.S.は、K-POP第1世代のガールズグループとして活躍するが、事務所との専属契約満了となった2002年末にグループは解散。その後、パダは持ち前のボーカル力を武器に、現在はミュージカル俳優やソロ歌手として活躍を続けている。

S.E.S.のメンバー。左からパダ、女優として活躍中のユジン、シュー

S.E.S.のメンバー。左からパダ、女優として活躍中のユジン、シュー (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

S.E.S.のメンバー。左からパダ、女優として活躍中のユジン、シュー (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
ラジオ番組でパダは、デビュー当初を思い出し、事務所に入ることになったきっかけを明かした。
彼女は「私が高校の時、歌を少し歌う学生として名前が知られていた。するとSMからキャスティングが来て、オーディションを受けに行った」「当時チャン・ヘジン先輩の『私に』を歌った。普通バラードはリズムに乗らないが、当時私が足でリズムを取ったのが印象深かったようだ」と振り返る。
続いて「*ユ・ヨンジン印のSMの歌を歌いながら大きく成長した」「”NewJeans”の新曲も若干そのような色(SMの雰囲気)がある。もちろん私たちより、はるかにきれいで爽やかだが、音楽的な感じがS.E.S.と似た感じがした」と言及した。
*ユ・ヨンジン:SMを代表するプロデューサー。正統派SMスタイルと呼ばれる”SMP(SM Performance)”を作り上げた、象徴的人物とも言われている。
(関連記事)チャンミン、D.O.・・SMが誇る、’ユ・ヨンジンが声帯で生んだ子どもたち’とは

ADORの新人ガールズグループNewJeans

ADORの新人ガールズグループNewJeans (写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:ADOR)

ADORの新人ガールズグループNewJeans (写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:ADOR)
“NewJeans”とは、7月22日にデビューしたばかりの新人ガールズグループで、リリースしたタイトル曲の1つ『Attention』が、”ビルボードグローバル(米国を除く)”チャートで51位を占めるなど、早くも熱い反応を受けている。
パダの「NewJeansの曲が、S.E.S.の音楽の雰囲気と似ている」という発言は、韓国のオンラインコミュニティーで一部のファンが不快感を見せたようだが、おおむね共感するコメントが多く、「同感、私もそう思っていた」「似ていると言うのがわかる」「『Attention』を聞いてS.E.S.を思い出した」などのコメントが上がっている。
似ていると思われるその根拠は、まずS.E.S.の活躍したK-POP創世期に、TLCやジャネット・ジャクソンが流行っていたということだ。
90年代に流行していたアメリカンPOPを参考にしたS.E.S.は、HIPHOPとR&Bが融合したような、ユニークでリズミカルなメロディが特徴的なニュー・ジャック・スウィングの曲調を取り入れ、振り付けも昔のHIPHOP感が強く、TLCの雰囲気を感じさせる。
そして、NewJeansの方はと言うと、グループの生みの親であるミン・ヒジンの存在が影響を与えている。
ミン・ヒジンは、かつてはSMで、少女時代(SNSD)、Red Velvetなどアイドルグループのクリエイティブディレクターとして活躍していたという経歴がある。その後、BTSが所属するHYBEに合流し、今回HYBE傘下のレーベル、ADOR(All Doors One Room)から、NewJeansを誕生させた。
そんな彼女が打ち出したNewJeansのコンセプトは、まさにニュー・ジャック・スウィングやR&Bなど、90年代のアメリカ音楽の要素がふんだんに取り入れられている。
よって、S.E.S.の音楽を聴いていた人たちは、パダと同じように「NewJeansの曲が、S.E.S.の音楽の雰囲気と似ている」と感じたのだ。
オンラインコミュニティーでは、
「『Attention』は、S.E.S.の曲を今の感じに再解釈して作った曲のようだ」
「NewJeansを見て、10代版のTLCのように感じた」
「音楽の雰囲気だけではなく、衣装などのコンセプトも似ているよね」
「なるほど、S.E.S.に似てるから、何か聞いたことがあるような感じがしたんだ」
などの反応を見せている。
中には、「元S.E.S.のパダが歌う、NewJeansが聞きたい!」というコメントもあった。
パダは、これまで自身のYoutubeを通して、後輩の曲を歌う映像を公開しているため、ファンからは期待の声が上がっている。
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(構成:酒井知亜)

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