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ただならない存在感を放つ韓国の新人ガールズグループ・NewJeans。メンバーの魅力や従来のK-POPアイドルとの違いを深掘り！
BTSやSEVENTEENなどの人気グループが所属するレーベルを傘下に置くHYBEから、2022年夏にデビューしたガールズグループ「NewJeans（ニュージーンズ）」。
デビューするや否や、韓国はもちろん世界ですでに大きな話題に！ 実力を備えたメンバーたちの魅力に加え、楽曲やMVなどの細部まで作りこまれた完成度の高いコンテンツでも人々のハートを掴んでいます。
この記事では、そんなNewJeansが注目を集める理由を深掘り。K-POP好きはチェックして。
【INDEX】
韓国の5人組のガールズグループ・NewJeans。BTSやSEVENTEENなどグローバルに活躍するアーティストが所属するレーベルを傘下に置くHYBEの新レーベル「ADOR」から、「Attention」「Hype Boy」など全4曲を収録した1st EP『New Jeans』でデビューしました。
NewJeansというグループ名には、「トレンドの中心で、あるいはそれとは無関係に、どの時代にも老若男女から愛されてきたファッションアイテム『Jean（デニム）』のように毎日つい手にとってしまう、いつ穿いても飽きない――そんな時代の新しいアイコン『New Jeans』になれますように」という願いが込められているそう。
さらに、「New Genes（新しい遺伝子）」というもう一つの意味もあるとか！
メンバーの選抜から楽曲、振り付け、衣装や映像などのビジュアルまで、NewJeansのデビューに向けた全過程を指揮したのは、所属レーベル・ADORの代表であるミン・ヒジン氏。
彼女は元々RedVelvetやNCT、aespaなどが所属する韓国の芸能事務所・SM エンターテインメントのクリエイティブディレクターとして少女時代やSHINee、f(x)、EXOなどのブランディングを手がけたことで有名な、「コンセプト職人」と呼ばれる人物です。
そんなミン氏は2019年にHYBE（当時の社名はBig Hit Entertainment）に移籍し、CBO（ブランド統括）に就任。2021年に自身が代表を務める新レーベル「ADOR」を設立し、ガールズグループをデビューさせると予告していました。
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NewJeansはグループ名が明らかにならない頃から「“ミン・ヒジン”ガールズグループ」と呼ばれ、多くのK-POPファンの期待を集めていたのです。
ここでは、NewJeansのメンバーについて一人ずつご紹介します。
アイドルグループで一般的なメインボーカルやメインダンサーといった一人ひとりのポジションは決めていないという彼女たち。一つの役割にとらわれず、そのときどきで違う魅力を見せたいという思いがあるみたい。
また、グループにリーダーはおらず、何かを決めるときには全員で意見を出し合うのだそう！
ハニとともにグループ内最年長で、NewJeansとしてのデビューが最初に確定したメンバーとも言われるミンジ。メンバー候補の練習生が選ばれた2019年のグローバルオーディションのプロモーション映像にも登場しているほか、BTSの『Permission to Dance』のMVにハニと出演しています。
ミンジとともにBTSのMV『Permission to Dance』に出演していたハニ。デビュー後、ステージでの表情がキュートすぎると歌番組のチッケムが早速人気に。
ニックネームはダニ。幼い頃にはキッズモデルとして活動し、テレビ番組に出演したことも。韓国では「あの子がアイドルデビュー!?」と当時を覚えている人の間で注目を集めました。
大きな目が印象的なヘリンは、前髪を下したときと流したときで雰囲気が変わるギャップも魅力的。よく緑色の服を着ていることから、メンバーの間では「カエル」というあだ名があるそう。
グループのマンネ（末っ子）。デビュー前に子役として活動していたことがある彼女は、写真を撮るのが好きでよくメンバーを撮ることがあるとか。
韓国ではガールズグループとしてデビュー当日のCD売上枚数の歴代新記録を樹立するなど、既にただならない存在感を示しているNewJeans。
従来の常識を破ってK-POPファンを驚かせた彼女たちですが、既存の韓国アイドルとは何が「違う」のでしょうか？
K-POPといえば、一度聴くだけで耳に残るような強烈なメロディーとサウンドをイメージする人が多いのでは？ NewJeansはそんな従来のK-POPサウンドにとらわれない音楽を、今回のデビューアルバムで追求したといいます。
もう一つ、NewJeansのメンバーたちを見たときに新鮮に感じるのが、そのスタイリング。
カラフルな髪色や華やかなヘアスタイル、隙のないメイクといった、今まで主流だった韓国アイドルのビューティルックとは対照的で、控えめなメイクとピュアなロングヘアが自然な魅力を際立たせています。
髪をなびかせる「Attention」のパフォーマンスは特に印象的！
アーティストが楽曲を発表する前に「ティザー」と呼ばれる予告コンテンツを公開するのが一般的な近年のK-POP。特に新人は、それに加えてメンバーの名前や写真を事前に公開し、その存在を世界にアピールするケースがほとんどです。
しかし、NewJeansの場合は所属事務所が「最初のコンテンツを解禁する」とだけ予告していた日に、ティザー映像やメンバー構成について明かすこともないまま「Attention」のMVを公開し電撃デビュー。
メンバー5人の名前はその翌日に4バージョンが同時公開された「Hype Boy」のMVのタイトルで初めて明らかに。同曲のMVはオムニバス形式になっていて、それぞれのメンバーにフォーカスした「MINJI ver.」「HYEIN ver.」「DANIELLE&HAERIN ver.」「HANNI ver.」の4本を通し、一つのストーリーが描かれます。
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良い意味で世間の予想を裏切ったデビューは、人々に大きなインパクトを与えることに！
K-POP好きの人なら、韓国ではVliveやWeverse、DearU bubbleなど、ライブ配信やメッセージの機能を通じてファンとアーティストがコミュニケーションできるプラットフォームが充実していることを知っているかも。
NewJeansは、それらと同様の機能をそなえた彼女たち専用のオリジナルアプリ「Phoning」をデビューと同時に公開したことでも話題を呼びました。
同アプリではライブ配信・アーカイブ動画やメンバーたちのグループチャットなどのコンテンツを楽しんだり、カレンダーでNewJeansの公式スケジュールを確認したりすることが可能。
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同アプリの90年代のWEBデザインを彷彿とさせるビジュアルデザインは細部にまでNewJeansのカラーが表現されていて、自然と彼女たちの魅力にハマってしまうはず！
音楽やビジュアルをはじめ、すべてが「違う」NewJeans。今後どんな姿を見せてくれるのか、彗星のように登場したK-POPのニューアイコンから目が離せない！
