「シャニマス」対バンライブ「SETSUNA BEAT」で見た“アイドル、ユニット、楽曲の新たな魅力” – CNET Japan

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 CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連も取材している佐藤が担当。今回は、8月13日と14日に東京ガーデンシアターにて行われたライブイベント「シャニマス初の対バンライブ 283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT」の模様をお届けする。
 これはバンダイナムコネクサスのゲームプラットフォーム「enza」などで展開している、バンダイナムコエンターテインメントの「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマに、登場するアイドルの声を担当しているキャストによるライブイベント。これまでもさまざまな形でステージを行ってきたが、今回は283(ツバサ)プロダクションに所属する7ユニットが2つに分かれ、この「SETSUNA BEAT」と10月に行われる「MUGEN BEAT」にて、シャニマスでは初めてとなる対バンライブを行うというもの。
 SETSUNA BEATでは「放課後クライマックスガールズ」「アルストロメリア」「ノクチル」の3ユニットが登場。ユニットそれぞれが持ち歌となる楽曲を披露したのち、メンバーや楽曲をシャッフルして他ユニットの楽曲を歌うパートも披露するという流れで進行した。
 出演したのは、放課後クライマックスガールズの河野ひよりさん(小宮果穂役)、白石晴香さん(園田智代子役)(※DAY1のみ)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、アルストロメリアの前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、ノクチルの和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)。なお、アルストロメリアの黒木ほの香さん(大崎甘奈役)は、体調不良により出演は見送られたが、収録音源で参加する形となった。
 会場内では、新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止、ならびに飛沫防止の観点から公演中はマスク着用のうえで声援やコールは控える形となっており、集まった“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファンのこと)は、キャストのパフォーマンスやトークに対して、拍手を送ったりコンサートライトを振って応えていた。またライブの模様を中継するオンライン配信も実施した。
 アイドルたちによる注意事項のアナウンスやオープニングムービーの上映を経て、DAY1のライブが開始。そして最初に姿を見せたのはアルストロメリア。前述のように黒木さんは不在となったが、甘奈として歌うボーカル音源を流し、黒木さんの立ち位置を空ける形で、アルストロメリアのパフォーマンスが行われた。
 まずはユニットと同名の楽曲である「アルストロメリア」からスタート。後のトークで「MUSIC DAWN」以来と触れられていたアルストロメリア始まりの楽曲で、ユニットのコンセプトでもある“笑顔を咲かせる”ステージで会場を温めていく。
 自己紹介も含めたトークでは、花が咲いている様子を手で表現した、おなじみのアルストロメリアポーズを決めたのをはじめ、トップバッターとして登場することの緊張や、最初の曲が「アルストロメリア」だったことから、ファーストライブを思い出すといったことも語られた。
 その後の「Bloomy!」では、さわやかに歌い進めるなかで、ステージにカメラが入って2人の周囲を周りながら映し出す一幕もあり、臨場感のある映像演出も。さらに「ラブ・ボナペティート」では、ポップなメロディーで奏でられる楽曲にのせて、可愛らしさ全開といったステージを展開した。
 そして4曲目には、バラードソング「Anniversary」を披露。エモーショナルな気持ちにさせるような切なさを感じさせる楽曲で、それぞれが心に染み入るような歌声を響かせていた。
 続いて登場したのは放課後クライマックスガールズ。「よりみちサンセット」では、要所要所でラップを交えつつ軽快に歌い、「拝啓タイムカプセル」では、ステージ上に入ったカメラに向かって語りかけるように歌ったり、場内のプロデューサーさんに呼びかけて一緒にクラップをするなど、一体感あふれるステージとなった。
 それぞれが挨拶をするなかで、最近は体調の都合からユニットでのパフォーマンスを見合わせていた永井さんが、久々にユニットのステージでパフォーマンスできたこともあり、メンバーが“おかえり”という声をかけ、永井さんも喜ぶ一幕も。さらに、今回の衣装は4thライブでも着用していた、「THE IDOLM@STER SHINY COLORS L@YERED WING 04」のジャケットをイメージしたものとなっているのだが、これを5人揃って着てパフォーマンスできたことも喜んでいた。
 トークでは、この対バンライブで放課後クライマックスは盛り上げ隊長を任されていることに触れつつ、3曲目として披露したのは「太陽キッス」。元気いっぱいの歌声を響かせるなか、メンバーはスカーフで、場内のプロデューサーさんはタオルを振り回して、さらにテンションを上げていく。
 5人の仲の良さを感じさせるような、楽屋でのエピソードを交えたトークを経て、4曲目は“原点”で、放課後クライマックス始まりの曲である「夢咲After school」。5人の個性をパワーをいかんなく発揮する楽曲を歌っていた。
 ユニットパートの最後に登場したのはノクチル。「あの花のように」では、ユニットが持つ透明感が伝わるような楽曲でパフォーマンス。続けての「いつだって僕らは」は、疾走感ある楽曲のなかで、4人が幼なじみということが伝わるようなステージを展開していた。
 挨拶のなかでは、スタッフ側からノクチルの魅力は自由かつ自然体の姿で、それを対バンライブでは伝えたいというお話があったことに触れ、自分たちらしくノクチルの良さを伝えていきたいという意気込みも語っていた。
 「今しかない瞬間を」では、メンバー自らカメラを持ち、セルフィーの形式で歌い進めることに。しかも一部分だけではなく、1番は岡咲さんが、2番は和久井さんがカメラを持ち、4人で楽しんでいる光景を長く映し出しながら歌うという、ノクチルの仲良し感がより表現されたものに。そして「僕らだけの未来の空」では、終盤で4人が向かい合ってハイタッチをするシーンもあるなど、青春を感じさせるステージとなっていた。
 各ユニットのステージが一区切りとなったところで、ノクチルが呼び込む形で放課後クライマックスガールズとアルストロメリアが再登場。「インフィニットキュリオシティ」と呼ばれる新衣装をまとった2ユニットが衣装の特徴を説明しつつ、シャッフルパートに突入。ユニットとして他ユニットのカバーと、メンバー自体もユニットの枠を超えてシャッフルしたものを披露した。
 まずはアルストロメリアが歌ったのは、イルミネーションスターズの「Happy Funny Lucky」。アップテンポで紡がれるきらめきのある楽曲を、アルストロメリアが持つキュートさを押し出しながら歌う。
 続いては、放課後クライマックスガールズがアルストロメリアの「ハピリリ」を歌うことに。キュートな恋の歌を、超個性派かつ元気さが主体のユニットが歌うということで、それぞれアイドルの個性が見える可愛らしさを表現していた。
 土屋さん、田嶌さん、河野さん、芝崎さんの4人が披露したのは、アンティーカの「NEO THEORY FANTASY」。冒頭のかけあいセリフは河野さんを中心に再現しつつ、シンフォニックロックといえる楽曲をカッコよさが伝わる表情やダンスによって歌い、元のユニットでは見られないような一面を見せるステージとなった。
 そして白石さん、前川さん、黒木さん(収録音源)、岡咲さん、和久井さんの5人が歌ったのは、シーズの「OH MY GOD」。K-POPやヒップホップがイメージされるようなダンスミュージックにのせて、スタイリッシュなポーズやダンスを再現しつつ、それぞれのアイドルが持つカッコよさを際立たせるようなパフォーマンスを行った。
 出演者全員がステージ上に登場して、シャッフルパートの感想を語るなかでは、オリジナルのユニットや楽曲に対してのリスペクト、そして世界観をいかしつつ、それぞれがキャストとなっているアイドルらしさをどう表現していくかを取り組んでいったことが話されていた。
 終盤では全員で「SWEET♡STEP」を披露。バレンタインをイメージさせるような楽曲を可愛らしく歌い、ライブを一区切り。アンコールを求める拍手の後、シャニマスの告知映像を経て、新衣装の上にそれぞれがアレンジを加えたライブTシャツを着て、キャスト陣が再登場。初めての対バンライブとなったDAY1の感想や、DAY2に向けた意気込みなどをそれぞれに語っていた。
 DAY1のラストナンバーは「FUTURITY SMILE」。ライブの終わりを感じさせるようなゆったりとした曲調のなかで、優しさを感じさせるような歌声を響かせていた。
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