連載「lit!」第13回:VIVIZ、ヒョリン、NewJeans……日常生活の中にも溶け込むK-POP夏のダンスナンバー(リアルサウンド) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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VIVIZ『LOVEADE』
 散歩が好きで、ほとんど毎日欠かすことなく歩き回っている。ルートはどこでもよく、家の周りや近所の公園といったお馴染みの道を飽きることなく行き来している。景色に真新しさを求めていないのは、歩くことが単純に好きというよりも、歩きながら音楽やラジオを聴いたりすることが好きだからなのだろう。 【画像】サマーチューンが好評のTWICE  しかしここ最近の猛暑では日中に出歩くことも辛く、室内でじっとしている間に日が沈んでいることがほとんどだ。暑さが少し和らいだ夕~夜に散歩へ出かけると、一日の終わりをご機嫌に締めくくれそうな、かつその日すっかり鈍ってしまった体でも無理なく踊らせてくれるような夏曲が聴きたくなる。本稿では今年の夏、新作ラッシュが続くK-POP女性アーティストの楽曲の中から、テンションが高すぎない夏のダンスナンバーをご紹介。 ■VIVIZ「LOVEADE」  ジャネール・モネイの名曲「Make Me Feel」を思わせるファンキーなイントロから始まり、耳に涼しい爽やかなボーカルとメロディアスでカラフルな旋律が続くこの曲。グルーヴ感たっぷりのベースラインにじわじわ高められつつ、中間に聴こえる思わず心躍るようなラップパートの後、ゆったりとしたダンサブルな曲調へと回帰していく展開は、一生聴いてられる心地よさ。アガりすぎず脱力しすぎず、終始絶妙な距離感を保っているボーカルのテンションもとても重要だ。 VIVIZ – “LOVEADE” Band LIVE Concert [it's Live] ライブミュージックショー  歌うのは、今年デビューした3人組グループ・VIVIZ(ビビジ)。メンバーは2015年にデビューしたGFRIEND出身のウナ、シンビ、そしてオムジ。その歌唱力で、かねてよりK-POPファンからの支持も高い彼女たちとあり、バンドセットライブでみせた同曲のパフォーマンスも最高にすばらしかった。 ■ヒョリン「NO THANKS」  「枝豆」に「ビール」、「風呂上がり」に「牛乳」、「ヒョリン」に「夏曲」。様式美である。  数々の名サマーソングをチャートに送りだしたことで“夏の代名詞”と称され、2017年に惜しまれながら解散したガールズグループ・SISTARでリーダーを務めたあと、現在はソロアーティストとして活躍するヒョリン。先述のVIVIZも参加した、K-POP女性アーティスト同士が事務所の垣根を越えてパフォーマンス対決を繰り広げるサバイバルショー『QUEENDOM2』では、番組のハイライトになる名ステージを披露したうえ、本来ならば競合相手である他の出演者たちから“オンニ(=姉さん)”として慕われていたことも印象的だった。  そんなヒョリンが2022年の夏に繰り出した「NO THANKS」は、彼女自身が「力を抜いて暑い夏を一緒に楽しんで、楽に聴きやすい音楽を披露したかった。一緒にゆっくりと楽しむことができる曲であってほしいと思って準備した曲」(※1)と語ったとおり、ミドルテンポでダンサブルな一曲。股関節を大きく回す動きやトゥワークが織り込まれている振付が、冷房疲れの体にいい運動にもなりそうなところも、サマークイーンの粋な計らいだろうか。 ■PURPLE KISS「Nerdy」  昨年デビューした7人組グループ PURPLE KISS。その卓越したパフォーマンス力、そしてデビュー曲「Ponzona」から、2ndミニアルバムタイトル曲「Zombie」、前ミニアルバムに収録の「Pretty Psycho」など、ダークなサウンドと世界観で注目を集めている彼女たちだが、最新曲である「Nerdy」はそんなPURPLE KISSならではのアイデンティティが一聴して伝わるスプーキーでアップテンポなダンスナンバーに仕上がっている。散歩がてらスーパーで夕飯の買い物をするとき、帰宅して米を研ぐときなどにこの曲を聴いて踊りながらやると捗るような曲。 ■NewJeans「Attention」  7月22日に突如同曲のMVをドロップしてデビューを宣言、世間に衝撃を与えた新グループ NewJeans。お披露目早々に専用コミュニケーションアプリ「Phoning」をローンチしたり、デビューアルバム収録曲「Hype Boy」MV内でメンバー5人の名前を初公開したりなど斬新な取り組みのほか、コンセプトフォトやMVの世界観からもフレッシュでかっこいい魅力が伝わってきつつ、どこかノスタルジックな雰囲気をまとっているのも気になるところ。  今年、『コーチェラ・フェスティバル』のメインステージで「Let’s go back to the '98!」の掛け声とともに「Automatic」を歌った宇多田ヒカルが、舞台上の階段にダンサーたちと肩を並べ体を揺らすパフォーマンスを披露して私たちの胸をアツくさせたが、この「Attention」も聴きながら歩いていると近くの段差に座って「A-T-T-E-N-T-I-ON!」とノリたくなってしまう。 ■TWICE「MOONLIGHT」  最後は新作ではないものの、“夏のダンスナンバー”のテーマでどうしても紹介したいこちらの曲。  明快な16ビートで突き進み、終始ハネ続けているようなニュアンスのディスコビート、うねるベース音。70年代R&Bマナーに則ったオーセンティックでグルーヴィなサウンドに載せ、TWICEの9人が各自の個性が表れるボーカルでパートを歌い繋いでいく。  ミナからジヒョ、ジヒョからナヨンへ引き継がれるCメロのパート進行によって生まれるカタルシス、そこからラストのサビへなだれ込んでいく展開も最高で、これを聴くと勝手に体が動き出し、散歩中でも踊らざるを得なくなってしまう。すれ違う人に怪しまれても仕方ない。だって私はいまTWICEの「MOONLIGHT」を聴いているのだから。  ちなみにLAの野外スタジアム(バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム)で行われた公演では、この曲のパフォーマンス中メンバーと観客の頭上に見事な月が浮かんでいたのだそう。それはそれは美しい音楽体験だっただろう。(※2)  さて本稿を書いているのは8月頭なのだが、この後にも注目作のリリースが目白押しとなっている今夏のK-POPシーン。暑さでバテバテな私たちの体を有無を言わさず踊らせてくれるようなキラーチューンの出現に期待したい。 ※1 https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2197429 ※2 https://twitter.com/JYPETWICE/status/1525695170192105472?t=JeK3jIclHcBHTod8909u0g&s=19
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