BTSや韓国人俳優がこぞって愛用 韓国を服の力で押し上げたデザイナー「ウー・ヨンミ」の半生(クーリエ・ジャポン) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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「ウーヨンミ」「ソリッド・オム」を手がけるデザイナー、ウー・ヨンミ
韓国人ファッションデザイナーのウー・ヨンミを知っているだろうか。ファッションに気を遣うことが悪とされた戦後の韓国でメンズファッションの先駆けとなるブランドを立ち上げ、いまや高級百貨店やコレクション、スターのクローゼットの常連にまでなった。 【画像】ウー・ヨンミの服を見る そんな彼女の運命を変えたのは、初めての海外でもあった「大阪への旅」だった。 ウー・ヨンミの服は、映画『イカゲーム』の主演俳優イ・ジョンジェ、『パラサイト』のチェ・ウシク、そしてBTSのメンバーといったスターたちに着用されてきた。しかし、2002年に彼女が国際的にデビューしたとき、この国からハイエンドなファッションが生まれると信じる人はほとんどいなかった。 マダム・ウーと呼ばれる彼女は、間違いなく最も成功した韓国人デザイナーの一人である。彼女はいま、「ウーヨンミ」と「ソリッド・オム」の2つのブランドを管理するソリッド・コーポレーションの最高経営責任者だ。ウーヨンミは現在、パリのル・ボン・マルシェ、ロンドンのセルフリッジ、モントリオールのエッセンスなど高級百貨店にも出店している。 ウーは約20年間、パリと韓国を行き来して暮らしており、韓国が文化的に台頭してくるのを間近で見てきた。この現象は、彼女がそのキャリアを通じて貢献し、かつ恩恵を受けてきたものだという。 ウーは1959年生まれで、朝鮮戦争の終結後、急速に経済が発展するソウルで育った。「当時の国のモットーは、『よく働き、よく生きる』でした」と、彼女は言う。 「ファッションに気を遣うことは、とくに男性にとっては社会悪と見なされていました」
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