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ミス・ティーン・ジャパン決勝大会に出場する野村心春さん＝大分市
大分市の岩田中3年、野村心春（こはる）さん（15）が13～19歳の女子を対象にした「2023ミス・ティーン・ジャパン」の九州代表として、決勝大会（10月9日・東京都）に初出場する。応募した全国4719人の中から、最終審査に残ったファイナリストはわずか15人。県内からは1人だけ。 4歳からダンス教室でレッスンに励んだ。松岡小5年の時に県内のダンスイベントでステージに立った際、東京都の大手芸能事務所に初めてスカウトされた。当時は興味がなくて断った。モデルの活動内容を知るうち、徐々に憧れの気持ちを抱いた。 中学1年から、母と一緒に福岡県などで全国版ファッション誌やショーのオーディションを受けた。これまでにアジア最大級のアートイベント「デザインフェスタ」（5月・東京都）など約10回のファッションショーに出演した。上京するたび、数多くの芸能事務所から声がかかるようになった。 ミス・ティーン・ジャパンは母の勧めで初めて応募した。九州大会（8月26日・福岡市）は2次予選を通過した6人が出場。野村さんはKポップの曲に合わせてダンスを披露。自己PRでは勉強と習い事の両立に頑張っていることや、「雑誌やテレビで活躍できるモデルになりたい」と将来の目標を発表した。 身長160センチ。洋服のコーディネートなどを投稿しているインスタグラム（写真共有アプリ）のフォロワーは1万9千人。書道は4段。「努力は天才を超える」が座右の銘。野村さんは「すごく緊張したので、まさか選ばれるとは思わなかった。決勝大会はいつもの自分を出せるように頑張りたい」と平常心で臨む構えだ。
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