「NCT」グループの仕組みは?各ユニットの魅力や人気楽曲を解説 – COSMOPOLITAN(コスモポリタン)

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K-POP界に新しい風を吹かせたコンセプトからグループの特徴まで! これを読めば「NCT」にハマっちゃうかも…?
今、世界中で注目を集めているボーイズグループ「NCT」。新たな概念や発想を持った次世代K-POPグループとして、日本でも人気を集めています。
そんな大注目のNCTですが、「メンバー・ユニットの無限拡張」や「グループ内に複数ユニットが存在する」といった珍しいコンセプトや仕組みを理解するのに時間がかかる人もいるはず。
そこで本記事では、NCTのグループ内のシステムや、各ユニットの特色、人気の楽曲などを深掘り! 推しユニットを見つけてみて。
【INDEX】
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2016年にSMエンターテイメントからデビューを果たし、NCT Uとして『The 7th Sense』をリリース。「活動グループやメンバー数の制限がない新たな概念を持った次世代グローバルグループ」として、現在は 韓国・中国・日本・アメリカ・カナダ・タイ・香港・台湾・マカオなどの多様な国・地域の23人のメンバーで構成されています。
様々なルーツを持つメンバーがグループ全体の半数以上在籍していることから、加入したばかりで言葉の壁に悩むメンバーを、同じ母国語を話すメンバーが助けてあげる「多国籍グループ」ならではのシーンも! 
Neo Culture Technology(ネオカルチャーテクノロジー)」の頭の文字を取り「NCT」と名付けられました。日本のファンからは、略して「ネオカル」と呼ばれることも。
ファンダム(ファンネーム)は「NCTzen(エヌシチズン)」。2017年6月に配信アプリV LIVE(ブイライブ)を通して、ファンからの投票で決まりました。
メンバーやファンの間では「シズニ」の愛称で親しまれています。この呼び方を発案したのは、NCT 127のメンバーであるドヨン。「ファンは僕らにとって四季(シーズン)のように大切」という愛のあるメッセージが込められているそう。
ここからは、NCTらしさでもある複雑なユニットシステムを解説。まず、2022年11月時点で存在する固定ユニットは「NCT 127」、 「NCT DREAM」、「 WayV(威神V)」の3つ。
そして不定期ですが過去に3回、全てのユニットから全メンバーを集め、23人の完全体「NCT」としてアルバムをリリースしたことも(「NCT 2021」のように後ろにリリース年の西暦を付けて呼ぶ場合もあります)。
また、曲のコンセプトごとにメンバーを入れ替えて、毎回違うメンバーで活動するユニットを「NCT U」と呼びます。 固定のメンバーがいないことや曲数の多さに戸惑う人も多いかもしれませんが、NCTの仕組みをマスターすれば「こんなメンバーの組み合わせを見てみたい!」といった楽しみ方が出来るようになるはず。
ここからは、3つの固定ユニットそれぞれの魅力をお届け。
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NCTの中で最も“ネオ(新しい)”で、エッジの効いた楽曲やコンセプトを体現するのが、「NCT127」。127という数字はソウルの経度である「東度127度線」を示し、「ソウルから世界へ展開していく」という意味が込められています。
また、韓国語の数字の読み方である、「1(イル)」「2(イ)」「7(チル)」 を繋げて「イリチル」の愛称でも親しまれています。
1994~2000年生まれの9人で構成されていて、比較的練習生だった期間が長いメンバーが多いのが特徴。隙のないパフォーマンスは1秒たりとも目が離せない!
NCT 127が世界から注目されるきっかけにもなった、2020年3月にリリースされた『英雄;Kick It』。MV再生回数は1億6000万回を突破しました。(2022年11月時点)
歌詞には「Like I’m Bruce Lee(ブルース・リーのように)」といった有名な武術家が登場し、MVの衣装やセットもどこか武道を感じるこの曲は、耳に残るサビのリズムと独特の振り付けが話題に。多くの韓国アイドルやファンにカバーされました。
2022年9月にリリースされた『疾走(2 Baddies)』は、発表前からメンバーたちがライブ配信を通して「歴代最高!」と満場一致で、とてもお気に入りの楽曲になったよう。また、この曲の振り付けは“メンバー全員が一度も舞台からハケない”ところもポイント。
エネルギッシュで貫禄たっぷりなパフォーマンスが見どころです。
ライブで盛り上がる楽曲は日本アルバムに収録されている、キャッチ―なメロディーが特徴の「Chica Bom Bom」。他には爽やかな「Highway to Heaven」やファン人気の高い名盤『Neo Zone』から「Love Me Now」も人気の楽曲です。
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2021年12月から、韓国・ソウルを皮切りに二度目のワールドツアー「NCT 127 2nd Tour `Neo City: -The Link’」が開催中。日本では2022年5、6月に待望のドームツアーが行われました。愛知、東京、大阪の3都市をまわり、計22万人を動員。約2年ぶりに日本のファンの前でパフォーマンスを披露しました。
公演最終日に流れたサプライズ動画では、コロナ禍でライブをすることのできなかった2年半で募った、ファンへの想いや様々な感情がこみ上げ、思わず涙するメンバーも。

NCT 127のメンバーから“新たな価値観”を感じられることが多いはず。
メンバーのジャニーのYouTubeコンテンツ「Johnny’s Communication Center(JCC)」では、ユウタとネイルサロンでお互いにネイルをし合って楽しむ姿や、年齢や性別を問わず、幅広いファン層に向けたメッセージが込められた楽曲が見られます。
多国籍なメンバーが在籍するグループとして、固定概念やジェンダーバイアスにとらわれずに活動する姿は、まさにグループのコンセプトを体現しているともいえます。
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「青春」や「若さ」、そんなワードを具現化したといっても過言ではないのが「NCT DREAM」。メンバーは1999~2002年生まれの7人、NCTの中で最も若い顔ぶれのグループです。
楽曲やコンセプトはNCTらしい捻りを感じながらも、他ユニットよりも、若者世代に訴えかけるメッセージ性の強いものや、真っすぐでストレートな思いを歌詞にすることが多い彼ら。
実力派揃いのNCTメンバーですが、NCT DREAMは特にダンス、歌、ラップが一流の精鋭たちが勢ぞろい。まさにこれからのK-POPを引っ張っていく存在になること間違いなし! 
7ドリ(チルドリ)”という言葉は、韓国語の7という数字の칠(チル)に馴染んで付けられたファンからの愛称です。「NCT DREAMは7人でなければいけない」という意味が込められています。
デビュー当時の平均年齢は15、16歳と、幼くしてデビューを果たした彼らですが、当初は10代限定のグループとして「20歳になったらユニットを卒業する」という制度が存在しました。そして、2018年にNCT DREAMの最年長・マークがユニットを卒業することに。
しかし、ファンたちからは「7人のNCT DREAMが積み上げてきたグループの歴史に意味がある」とマークの卒業を惜しむ声が多く上がりました。それに伴い、2020年に卒業制度は廃止と発表され、同時にマークの復帰が決定しました。
一度は離れたものの、「この7人でなくてはならない」というファンの強い願いから、再び一つになることが出来たメンバーたち。幼いころから練習生としてたくさんの試練を乗り越えてきた彼らと、その成長を見守ってきたファンにとっては「7人のNCT DREAM」がとても大きな存在であることを再確認できた出来事になりました。

2022年11月23日より、約2年半ぶりとなる日本ツアー「NCT DREAM TOUR ‘THE DREAM SHOW2 : In A DREAM’ – in JAPAN」が愛知、横浜、福岡の3都市で全5公演開催されます。
2022年9月に日本公式ファンクラブ「NCTzen DREAM-JAPAN」が設立されたばかりですが、先行申し込みが始まると「チケットがなかなか当たらない」という声も聞こえ、圧倒的な人気ぶりを証明! 待望の日本ツアーは大盛り上がりになること間違いなしです。
NCT DREAM初となる映画『NCT DREAM THE MOVIE: In A Dream』が、2022年11月より韓国を皮切りに世界中で公開されます(日本では2022年12月6日に公開予定)。
2年10か月ぶりの単独コンサート「NCT DREAM SHOW2 : In A DREAM」を”映画形式に再構成”したもの。コンサートの公演実況に加え、準備過程・バックステージのメンバーの姿を捉えたドキュメンタリーや、7人の本音に迫る単独インタビューまで、ここだけの貴重な映像がたっぷりと収録されています。
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NCTのユニットの中では最も新しく、2019年に中国を拠点としてデビューした「WayV(威神V)」。
中国をルーツに持つメンバーが中心となって構成されていて、個性的なチーム名「 V」には、「自分たちの持つ音楽の力を活かして、世界に通用するアーティストに成長していきたい」というメンバーの想いが込められています。
メンバーは1996~2000年生まれの7人(2022年11月時点では6人で活動中)。SMエンターテイメントと中国の合弁レーベルである「Label V」に所属しています。ファンネームは「WayZenNi(威珍妮)」。「ウェイズニ」の愛称で親しまれています。
長らく活動をしていない空白期間が続いたWayVですが、2022年に入ってからメンバーのテンは故郷であるタイ・バンコクでファンミーティングを開催したり、マニラや日本で開催したSMTOWNでもパフォーマンスを行ったり、 久しぶりのWayVとしての活動に多くのファンが歓喜! 
2021年1月にリリースした3枚目のミニアルバム「‘秘境 (Kick Back)’」。思わず踊りたくなるサビのリズムと、印象的な振り付けで実力の高さ見せつけたこの曲は、パワフルでエネルギッシュなメロディーと幻想的な世界観の歌詞にも注目です。
韓国の芸能事務所に所属しながらも、母国語が韓国語のメンバーがいないことでも有名。しかし、韓国で練習生としてトレーニングを受けていたため、全員がマルチリンガルであり、メンバーによっては3か国語以上話すことが出来ます! 
中国語、英語を混ぜて話していることがほとんどの彼らが、助け合い、思いやりながらコミュニケーションを取る姿は、異なる文化・価値観を持つ人たちを理解しようとする姿勢がいかに重要かを教えてくれます。
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2020年にNCTに電撃加入したメンバーのショウタロウとソンチャンは、現在は固定ユニットに所属していません。しかしSMTOWN LIVE 2022では、新しく発表されたSM ROOKIES(事務所が世間に公開している練習生)のメンバーと一緒にパフォーマンスをするなど、今後の活躍がますます楽しみになっています!
2022年11月に、ショウタロウとソンチャンがSM ROOKIESのショウヘイ、ウンソク、スンハンとともに出演するバラエティ番組『welcome to NCT Universe』がhuluでスタート。こちらも要チェック!
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