韓国発クリエイティブ集団!世界から大注目の「DPR」を大解剖 – COSMOPOLITAN(コスモポリタン)

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友達と設立したレーベル「Dream Perfect Regime」の特徴や実績、メンバー紹介まで!

世界中の人を魅了している、K-POPや韓国ドラマなどの韓国発のエンタメコンテンツ。そのなかでも、作品の雰囲気を左右する役割をもつプロデューサーやディレクターなどの作り手に対する注目度が増しています。
そして今、編集や監督、マーケティングなどの制作すべてを自らの手でこなすスーパークリエイティブ集団が話題に。
本記事では、韓国発レーベル「DPR(ディー・ピー・アール)」についてお届け!
【INDEX】
A post shared by DPR (@dpr_official)
正式名称「Dream Perfect Regime(ドリーム・パーフェクト・レジーム)」は、頭文字をとって“DPR”と呼ばれ、韓国・ソウルを拠点として活動するレーベルおよびクリエイティブ集団。「完璧(Perfect)な形態・体制(Regime)を目指して絶えず夢(Dream)を見る」というグループの目標が名前の由来になっています。
2015年に結成されたDPRは、友達だけで設立した完全な独立エンターテインメントレーベルで、マルチジャンルの音楽と映像を制作、監督、プロデュース、そして編集し、様々な音楽的バックグラウンドや影響力を持つアーティストを取りまとめて活動しています。
音楽業界においてDPRが唯一無二の存在感を発揮している理由は、「作品の制作がDPR内ですべて完結している」ということ。
アルバム『IS ANYBODY OUT THERE?』の制作ドキュメンタリーでは、各分野の担当のメンバーたちが一丸となり、音楽のみならずMVの監督から編集、コスチュームのデザインや商品企画までもを行う姿が映し出されています。
プロフェッショナルでありながら友達同士ならではの“ノリ”も垣間見れ、一つの同じ夢を追いかける“親友”、そして“家族”のような存在であることがわかります。
このようにして築き上げた「オーセンティシティ(本物として信頼がおけること)」と「親密さ」で国内外問わず多くの人々を魅了しています。
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2016年に看板ラッパーであるDPR LIVEが「EUNG FREESTYLE」で注目を集めた後、韓国が誇る有名アーティストたちとのコラボを続々と発表。
同時に、洗練された音楽と映像美を駆使した自分たちの作品を世に送り出し存在感をアピールしたことで、NIKEやAdobe、Adidasなど大型企業とのコラボも実現。
また、メンバーの多くが海外経験を有し英語が堪能ということもあり、海外アーティストやレーベルとの親和性が高いというのも特徴です。
なかでも、アジアルーツのアーティストが多数所属する世界的なレーベル「88rising」とコラボを果たした「Diamonds + And Pearls」は、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のサウンドトラックとしても使われ、世界的に勢いのあるアーティストたちに名を連ねました。
さらに「88rising」が主催するフェス『HEAD IN THE CLOUDS FESTIVAL』に参加したときは、会場が熱狂の渦に!

本人たちが「仲が良すぎる」と言うほどの絆で結ばれたDPR。ここからはDPRのメンバーたちを徹底解説!
A post shared by DPR LIVE (@dprlive)
DPRの看板ともいえるラッパー・DPR LIVE。本名はホン・ダビンで、<ESQUIRE 韓国版>のインタビューで芸名の由来について次のように語っています。
韓国で生まれ、その後グアムに移住。高校生のときにYouTubeが流行りだし、動画を制作するように。後に共にDPRを結成することになるIANとはYouTube上で出会い、韓国に戻った際に意気投合したというエピソードも明かしています。
2016年には勢いのある若手ラッパーのSIK-K、PUNCHNELLO、OWEN OVADOZ、FLOWSIKなどと「EUNG FREESTYLE」をリリースし、ラッパーとして注目されるように。
そして、キャッチフレーズをアルバム名にした『Coming to You Live』を発表し公式にデビューを果たします。収録曲では、韓国で大人気のアーティストであるJay ParkLocoCrush、DEAN、dumbfoundeadとコラボし、韓国のヒップホップシーンにおいて高い評価を得ました。
その後に発表した『Jasmine』は、現時点(2022年12月)でDPRのYouTube動画で最高の再生回数を記録しており、このヒットによってさらに世間からの認知度がUP。
最近では、MAMAMOOのファサ(HWASA)やラッパーのBEENZINOなどともコラボを果たし、韓国の音楽シーンでさらなる存在感を発揮しています。

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LIVEと同じくDPRのフロントマンで、シンガーとしても活動するDPR IAN。ミュージックビデオの監督やヴィジュアル・ディレクターを担当しており、圧倒的な映像美に定評があるコンテンツを生み出してきました。
2012年から2015年にかけてC-CLOWNというアイドルグループのリーダー・ロムとして活動していましたが解散し、その後DPRとして活動を開始。
オーストラリアのシドニー出身で「クリスチャン・ユ」という本名を持つことから、“Christian”の最後の3文字である「IAN」を芸名として採用したのだそう。
DPRの創設当初は、ミュージックビデオの監督など制作に専念していましたが、2020年にシンガーとして『So Beautiful』を発表。アルバム『Moodswings in This Order』では、自身のメンタルヘルスを投影した楽曲たちを収録しています。
中学生の頃に双極性障害と診断されたIANは、「10代の頃から自身の中にもう一人の自分を抱えて生きてきた」とYouTubeチャンネル上で公開されたドキュメンタリーで明かしており、同アルバムでは、もう一人の自分「MITO(マイト)」を表現したと言います。

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DPRの統括プロデューサーとしてチームのマネジメントを務めるDPR REMは、アメリカのニューヨーク出身で本名はスコット・キム。
作品制作だけでなく、イベント企画から商品企画まで担当します。
アイドルグループf(x)のアンバーとは親友で、「What the Pinnaple」というYouTubeチャンネルを一緒に運営し、出演したことも! DPRメンバーたちがもつミステリアスでクールなイメージと打って変わって、親友と笑って楽しむ姿に親近感が沸くはず。
A post shared by DPR CREAM (@dprcream)
DPRのプロデューサーで、作曲を務めるDPR CREAM(本名キム・キョンモ)。海外出身のメンバーが多いなか韓国出身である彼は、ピアノが得意なことでも知られています。
DPRの代表曲たちを手掛ける傍ら、シンガーやラッパーとしても活躍。2019年にはシングル「Color Drive」を発表し、話題となりました。

DPR CREAMはインタビューでDPRメンバーたちの仲が良すぎることに言及しながら、それが時には欠点になりえると話しています。

A post shared by DPR CLINE (@jimmycline_)

DPR CLINEことジミー・クライン(本名イ・ソンジュ)は、DPRのマーケティングを担当しており、DPR CREAMの「Color Drive」などのミュージックビデオではエキストラとして顔を見せる場面も。
長年正体を明かしていなかったDPR CLINEですが、E-SportsのイベントでDPR LIVEと共にパフォーマンスを披露し話題になりました。これからのアーティストとしての活躍に期待が高まります。

好きなことを仲間たちとやり通して作品を作り上げるところが、DPRの真の魅力なのかもしれません。
次世代K-POPを体現する彼らの動向に、これからも注目していきたいですね。

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