どれだけ知っている? 2022年、Z世代から生まれたトレンド10選を … – Yahoo!ニュース


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Photo: We Are / gettyimages
写真提供:DIAMOND SIGNAL
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SNSを使いこなすZ世代から生まれてくる、新しいトレンド。2022年も「純欲メイク」や「マインドギャル」、「推し活」などさまざまなトレンドが生まれた。こうしたトレンドをどれだけ知っているだろうか? 「Z世代トレンドランキング2022」を発表しているFinT代表の大槻祐依氏が、2022年のトレンドとなった事柄について分析する。 2022年はTikTokを筆頭に縦型の短尺動画がSNSの中心となり、「タイパ(タイムパフォーマンス)」という新しい価値観を示す言葉も使われるようになりました。TikTok上ではトレンドが数週間単位とものすごいスピードで移り変わり、Z世代よりも上の世代の人たちはトレンドに追いついていくことが難しくなってきているのではないでしょうか。 今回はFinTが発表したZ世代トレンドランキング2022の結果から、これだけは抑えておくべき10個の項目をピックアップしました。トレンドとなった理由から、今後の動向まで交えながら解説していきます。 #silent、#切り抜き動画動画配信サービスTVerの歴代視聴回数1位となったテレビドラマ「silent」は、Z世代の間で人気を集めたフジテレビの連続テレビドラマです。放送開始後にジワジワと注目を集めてきたのですが、その理由はTikTok上で公式アカウントが投稿する切り抜き動画をキッカケに、続きが気になって追っかけ試聴をする人が続々と増えていきました。TVerでは1~3話まではいつでも見れるようになっており、後からでも概要を追って視聴しやすい仕掛けがあるのも秀逸です。 また、物語の内容だけでなくドラマの演出にハマる人も多く、独特な間の取り方や、韓国ドラマのように背景の余白をふんだんに使ったカットなど、世界観に浸る人も多いです。さらに登場人物の細かい行動や言動がリアルな点も自身を投影しやすいため、ドラマにのめり込んでしまいます。20代半ばのZ世代が中高生の時にヒットした楽曲のCDがそのままドラマに出てくるなど、懐かしさも等身大といったリアルさがZ世代に刺さりやすいのでしょう。 #Y2Kファッション、#00s2022年のファッショントレンドの代名詞といえば「Y2Kファッション」でしょう。Y2Kとは「Year2000」の略称で、2000年代前半に流行した世界的なファッションのことを言い、日本では“平成ギャル”と呼ばれる若年層女性の間で流行した厚底やミニスカート、へそ出しルックなど、露出が多く派手めなファッションが代表的でした。2022年は当時のファッションがリバイバルされ、中でも特にアームウォーマーを身に着ける女性を多く目にしました。とはいえ、単に服装がそのまま流行ったわけではありません。 いわゆる派手なギャルファッションの人だけでなく、それ以外の服の系統の人でも身につけやすい落ち着いた色味や柔らかいニット素材など、Y2Kファッションに親しみやすくなる選択肢が増えているのも特徴的でした。 #アーニャを知ると世界が平和に2022年に圧倒的な人気を見せたアニメ「SPY×FAMLY」は、コト・モノ部門、流行語部門などでもランクインしました。「SPY×FAMLY」は2022年4月のアニメ放送開始前から話題を集めていたことが印象的です。予告映像は各SNSで網羅的に投稿され、視聴者との接点を戦略的にとり続けていたことが人気につながったと思います。 またアニメ放送後には、キャラクターの一人であるアーニャのセリフ「アーニャピーナッツが好き」や「アーニャを知ると世界が平和に」がTikTok上でも頻繁に使用されていました。アニメを見ていない人も楽しめる仕掛けにつられ、視聴者が増えたように感じます。 #純欲メイク韓国メイクの後を追う形で中華メイクに注目が集まる中、TikTokを中心に「純欲メイク」と呼ばれる透明感やツヤ感が特徴的なメイクがトレンドとなりました。 一見するとナチュラルで薄いメイクに思われますが、目元や鼻先などをしっかり発色させるポイントメイクにこだわりがあります。これには、通称ガルクラ(ガールクラッシュ)と呼ばれる女性から人気が高い、BLACKPINKなどの“強くてかっこいい”女性KPOPアイドルグループたちのメイクにも共通しており、涙袋をぷっくりさせたり、1束ずつつけたりする部分つけまつ毛などもポイントメイクの代表です。 しかし、2022年の後半にかけては「白湯メイク」と呼ばれる、よりナチュラル要素の強いメイクが注目を集めてきており、メイクも肩の力を抜く動きに変わりつつあります。 #マインドギャルかつて、平成ギャルがやっていた腕を前に突き出してピースをする「ギャルピース」が流行語にランクインしました。流行の発端となったのは人気K-POPアイドル・IVEの日本人メンバーREIちゃんがSNS上でギャルピースの写真を投稿したことでした。韓国で話題になると日本に逆輸入され、SNS上で多くのZ世代がポージングするのを目にしました。 Y2Kファッションしかり、ここまでギャル文化が再流行しているのは単に文化の消費とは考えにくく、ギャルのマインド通称”マインドギャル”がZ世代の間で浸透されてきているように私は感じます。明るくポジティブで自分らしさを大切にするギャルは、Z世代の価値観に響いており、暗い世の中で生き抜くためのマインドとしての憧れと尊敬の意も反映されているのではないでしょうか。 #スポーツMIX、#ジョガーパンツ、#スマホショルダー、#ダウンベストY2Kファッションに並んで人気となったのが「スポーツMIX」というファッションです。代表的なのは、スウェット素材でジョギング時に履くとされるジョガーパンツや、スマホケースに付随したヒモを肩から下げるスマホショルダーなど、気軽に着用できるアイテムが人気となっているのが特徴的です。 これらのアイテムが流行した背景には、 頑張りすぎずにオシャレしたいというZ世代の新しい価値観「エフォートレス」があると思います。自分らしさを追求しすぎるあまり、自分の身にまとうモノに気を配りすぎたZ世代ならではの疲れもあり、オシャレはしたいけど頑張りすぎない、という考え方が広がっているように感じています。 #推し活、#本人不在の誕生日会自分が好きな推しメンバーを応援する活動は昔から「ヲタ活」という呼び方で広まってはいましたが、2022年は新たに「推し活」というワードを多く耳にしたのではないでしょうか。Z世代にとっての推し活は単に推しメンバーを応援する活動にとどまらず、自分のアイデンティティーを形成するツールとしても捉えられると考えています。 かつてのヲタ活は、少し恥ずかしさもあってか公にせず活動することが多かったのに対し、現在は“〇〇推し”をオープンにし、それによって個を表現しているのです。 また、Z世代にとって推し活は生きがいにもなっており、推し活のために学業や仕事を頑張るなど、モチベーションの源泉にもなっています。中にはホテルの1室を借りて「ホカンス(ホテル×バカンス)」も兼ねて、推しの誕生日を祝う「本人不在の誕生日会」というものをやっている人も多く見られました。Z世代はあまりお金をかけない倹約家である見られ方をされることもありますが、推し活には大きなお金を使うことをいとわないのも特徴です。 #ヤクルト10002022年のバズフードとなった「ヤクルト1000」は、一時入手困難となる人気ぶりでした。ヤクルト1000は「睡眠の質を改善できる」という口コミとともに、Twitter上でバズったことで一気に注目を集めました。これまでのバズフードはタピオカやマリトッツォなど見た目が特徴的であったのに対し、今回は健康志向の商品に注目が集まったことが変化でもあります。コロナ禍を経て自分の身体や健康に向き合い、無理をせず積極的に休養をとるといったZ世代の健康意識の上昇が伺えました。 #SHEIN2021年頃から台頭してきたプチプラ通販サイト「SHEIN」は、2022年に各SNSで多くの話題を集めました。労働問題や環境問題の観点から指摘を受けることも多いブランドですが、安く、早くトレンドを取り入れたい若年層に受け入れられているのは事実のようです。前述したZ世代のコスパを重視する倹約家な一面に加え、“失敗したくない”という考えもSHEINの人気の理由にあると考えられます。 試着ができず、失敗も多々あるネットショッピングですが、価格が安いから失敗してもダメージは少ない、新しいチャレンジをするのにハードルが低いといった理由から、Z世代から支持を得られているのでしょう。 #パーソナライズコスメ、#パーソナライズスキンケア2022年に流行したコスメやスキンケアの共通点は「パーソナライズ化」があげられます。パーソナルカラー診断や骨格診断などの流行から、自身にフィットするものを選択する動きが目立ってきています。特にバズコスメとして話題になった「TIRTIR クッションファンデ」こと「MASK FIT RED CUSHION」は4つのタイプがあり、肌質に合わせて選べるように展開されていたのも人気の理由でしょう。 また、スキンケアは成分など細かい部分まで求められるようになり、毛穴やニキビを治療するレチノールや、レチノールは刺激が強くて使いにくい敏感肌にはナイアシンアミドの入ったものを使うといった選択がされています。 デジタルネイティブな世代だからこそ、SNS上に出回る細かな情報も取捨選択して、パーソナライズ化するというのが今後も定番になるでしょう。 頑張りすぎず、自分を労わる動きが顕著に2022年のZ世代のトレンドを振り返ると、自分らしい世界観の表現はしながらも、頑張りすぎずに自分を労わる動きも多く見られたのではないでしょうか。 世の中はコロナ緩和ムードになりつつありますが、コロナ禍による自粛期間を経て、自分と向き合う時間が多かったZ世代にとって、自分自身の心と身体が健康であり続けるにはどうすべきか考えることは習慣になっています。今後もZ世代が自分らしく入れるためのパーソナライズされた選択肢や、心や身体を労わるモノには注目が集まっていくでしょう。
大槻祐依
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