Disney+（ディズニープラス）で配信中のBTSのコンサートフィルム 『BTS: PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA』は、2021年12月1日から4日間にわたって米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催された単独ライブ最終日の様子が収められている。コロナ禍をはさみ、2年ぶりとなるステージで、彼らは有観客とオンラインを通じて世界中の“ARMY（BTSのファンを表す愛称）”80万人を熱狂させたとして、当時大きな話題になった。
当時初披露された「ON」の舞台を皮切りに、映像演出やダンサー、そしてARMYの応援が一体となった迫力のパフォーマンスとともに、舞台裏でメンバーが慌ただしく化粧直しをしたり、束の間の休息を取ったりするプライベートな様子も収められており、彼らを近くで感じたいファンには現場の臨場感まで楽しめる構成となっている。
本作品には、大ヒット曲「Dynamite」「Butter」「Permission to Dance」のほか、彼らの名前を広く知らしめることになった「Blood Sweat & Tears」「FAKE LOVE」「DNA」、コロナ禍真っ最中にリリースされた「Life Goes On」、さらに英国人気バンドColdplay（コールドプレイ）とコラボレーションして話題をさらった「My Universe」など、アンコール曲も含めて全25曲が131分間にわたって収められている。
「みんなで踊って楽しもう」というメッセージが込められたライブだけあり、7人のメンバーはときにはカメラと遊びながら、ときにはステージいっぱい縦横無尽に走り回りながら、息の合ったチームワークで、トレードマークとも言えるキレッキレのカルダンス（群舞）を爆発させているのも大きな見どころだ。
最年長メンバーJINの入隊を皮切りに、しばらく完全体BTSが見られなくなるのが残念だが、単独ライブの映像を見ながら再び7人が集結するその日を楽しみに待ちたい。
『BTS: PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA』はDisney+で独占配信中
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