アジアを代表するJAZZY HIPHOPアーティストがつくる、新しい循環のかたち(webマガジン mi-mollet) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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迎える季節のために買った新しい服や、こだわりの家具。私たちの日々の生活を彩るものはたくさんありますが、心地良い音楽もきっとそのひとつだと思います。お家で過ごす時間が増えたいま、室内で快適に過ごす際のBGMとして注目されているのがLo-Fiミュージックと呼ばれる音楽です。 【写真】リラックスした表情が垣間見える、貴重なオフショット! 今回取材をしたのは、近年Lo-Fiミュージックの文脈のなかで更に存在感を高め、国内外を問わず多くのファンを魅了しているアーティストの西原健一郎さん。約3年ぶりとなる7枚目のオリジナルアルバムを発表したばかりの彼が話してくれたのは、AIを使ったLo-Fiミュージックの制作についてでした。ともすると、人の感情とは相反するシステマチックなイメージを抱きかねないAIでの音楽制作。ですがその制作には、私たちがこれからの時代を過ごすうえでヒントになるような、彼の想いが込められていました。
mi-mollet(ミモレ)
アーティストプロフィール Kenichiro Nishihara | 西原健一郎 90年代後半よりファッションを中心に幅広い分野の音楽プロデュースを手掛け、2008年に「Humming Jazz」をリリースし、一躍シーンの中心に登場。その後の作品も国内外にてヒットを記録。現在も東京コレクション・パリコレクションといったショーをはじめ、Ginza SixやHermes等の店舗内サウンドディレクションを手掛けている。JAZZを中心として作り出す彼のメロディアスな音楽は、言語や距離を超え世界中で多くのファンを魅了している。 ー西原さんはAIで制作した楽曲の利益をアフリカの教育支援活動へ寄付していると聞きました。この活動のきっかけはどういったものだったのでしょうか。 西原 この活動は『CLOUDY』というアパレルブランドの活動に賛同して行なっているプロジェクトなのですが、ブランドの主宰である銅谷さんはもともと僕の友人で、ひょんなことからご縁が繋がり、活動に参加することになりました。『CLOUDY』はアフリカの現地にブランドの生産工場をつくることで、若者の雇用の場をつくる活動をしています。僕はブランドのオリジナルアルバム「LoFi CLOUDY」というアルバムの楽曲をAIを使って制作し、その楽曲の利益を100%彼らに寄付する形で活動に参加しています。 ー2021年の3月よりAIによって制作したロイヤリティフリーの音源を取り扱う「FREE MUSIC MAISON」を立ち上げるなど、近年音楽発表の場をさらに広げられていますが、AIというプログラムを用いた自動的な楽曲制作というものは、多くのリスナーにとってまだ聞き慣れないものだと思います。AIでの楽曲制作を始められた経緯や、思いなどをお聞かせいただけますか? そしてなぜ今回AIでの楽曲を『CLOUDY』の支援活動に使おうと考えたのでしょう。 西原 AIでの楽曲制作をはじめてみようと考えた経緯は様々なものがあるのですが、人に何かを与える、価値を生み出すということを、時間や労力といった有限なものに縛られずに行いたいと考えたのが理由のひとつとしてありました。そしてそれは、今回の『CLOUDY』の活動へAIの楽曲制作を通して参加していることにも繋がっています。 例えば、僕が一日かけて自らの手で楽曲をつくるとなると、完成できるのは頑張っても10曲ぐらい。けれどAIを使った自動的な楽曲制作であれば、その100倍の数を生み出すことができる。AIならば人間の限りある体力や時間といったものを超えて、自身の経験や技術を価値ある形で有効に使うことができるのはないかと考えました。僕が使用しているA Iのプログラムは決して高度なものではないのですが、そこには僕のこれまでのアーティスト活動で得た知識や経験が詰まっています。そしてこれを言うのは少し恥ずかしいのですが……(笑)  僕は楽曲を制作する際のテーマに愛であったり、そういう理想的なものを込めています。愛や人に対する想いは、無限に形にしていくことができる。そういったことを実践できるのではないかと考えたりもしています。今の時代には、そういった理想論のようなものが必要なんじゃないかとも感じているんです。 2月16日に発売され、アルバムチャート1位を獲得した西原健一郎さんの新アルバムは今回語ってくれたAIでの楽曲制作ではなく、彼の盟友である各国のアーティストや若手実力派アーティストと自らの手で作り上げた意欲作となっています。 「AIでの楽曲制作での経験は、自身の手で楽曲制作を行う際の新たな気づきにもなりました」 そう語ってくれた西原さんの新アルバムのタイトルが、”empath”という人への共感を意味する言葉なのも印象的です。爽やかさと温かさを合わせ持った独自の世界観が広がるアルバムは、この春にぴったりの作品です。     取材・文 / Masaharu Ono 
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