このAIはデスメタルを永遠に奏で続ける – GIZMODO JAPAN

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メタルヘッズが聞くと、ちゃんとしたデスメタルだと感じます。
意外や意外? 実は人工知能とヘヴィメタルというのは相性が良く、いつぞやはAIに現存する10万のバンド名を学習させ、メタルのバンド名を生成させるという試みが行われたことがありました。
そして新たに、バークリー音楽大学で級友だったCJ・カールさんとザック・ズコウスキーさんが、ディープラーニングのソフトを使い、リカレント・ニューラルネットワークにデスメタルを学習させ、24時間ずっとデスメタルを生成する架空のバンド「Dadabots」を生み出した、とMotherboardが伝えています。
このDadabotsは、今もなおYouTube Liveで飽きることなく永遠にテクニカル・デスメタルを再生し続けているのです。どんなものか、実際に聞いてみてください。
スゴい、かなりちゃんとデスメタルしてる!
この記事を執筆中、ずっとこのチャンネルを聞き続けていましたが、ただ掻き鳴らすだけでなく、ディストーションのかかっていないイントロもあったりしてフツーに聞けちゃいます。
人間だったら24時間もデス声を出し続けることなんて出来ないでしょうし、高速ドラムもギターの光速ストロークも、超絶技巧で奏で続けることなんて不可能でしょうね。そもそも人間が歌ったって、何言ってんのかわかんないのがデスメタルだったりするんで、AIにソレっぽく歌わせても成立してしまうワケです。
コーネル大学が取り挙げている研究報告では、このプロジェクトはいかに機械学習が新ジャンルの音楽のソフトを走らせることが出来るか?というコンセプトを立証させるための実験から始まった、と書かれています。デスメタルだけでなく、複雑で変則的なリズムや不協和音を用いるマスロック、さらにはそのほかのマイナーなジャンルとの間の微妙なスタイルの違いを捉えることが出来るのか? を証明することを目的に開始したのだそうです。
実はビートルズやメシュガーのような、実験的なメタルのアルバムを10枚もリリースしているDadabots。最初は楽曲を、数秒ずつ短く区切って学習させることから始め、その後リアリスティックな再現を目指したのですが……不完全な曲が生成されたのが、逆に今回のヘヴィメタルの再現のきっかけになったのだとか。
開発したふたりによりますと、これはサウスカロライナ州のどこかにある、Linuxサーバー上で稼働しているんですって。
ヘヴィメタルは死と向き合う助けになる」という研究結果も出ていることですし、心が平安を求めるときこそ、メタルを聞きましょう。それはおそらく、AIが自動的に生成したものでも多少の効果があるんじゃないかと思います。保証はできませんが。
Source: YouTube, Engadget via Motherboard, Cornel University, arXiv.org , bandcanmp
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