ガンズ・アンド・ローゼズ、来日公演ライブレポートが到着! 初日公演セトリのプレイリストも公開(THE FIRST TIMES) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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掲載:THE FIRST TIMES
■ガンズ・アンド・ローゼズ来日公演、11月6日のスペシャルゲストはBAND-MAIDとGRANRODEO! 【画像】11月5日さいたまスーパーアリーナ公演の模様 ガンズ・アンド・ローゼズが、11月5日・6日にさいたまスーパーアリーナでの来日公演を開催。11月11日には、『ユーズ・ユア・イリュージョンI&II』新装盤が発売される直前での来日となった彼らの初日公演について、オフィシャルライブレポートとライブ写真が到着。また、初日公演のセットリストがプレイリストとなって公開された。 2017年1月以来、約5年10ヵ月ぶりに日本上陸を果たしているガンズ・アンド・ローゼズ。9月から10月にかけては中南米各国をツアーしてきた彼らだが、今回の日本公演はそれに続くアジアパシフィックツアーの幕開けにあたるもの。さいたまスーパーアリーナでの二夜公演のみという非常にコンパクトなツアーではあるが、新型コロナ蔓延以降なかなか実現していなかった海外ロックバンドの大規模な単独来日公演ということもあり、ファンの期待感は極限ギリギリのところまで膨張していたに違いない。公演初日となった11月5日のライブ空間に渦巻いていた熱気がそれを裏付けていた。 この日の場内は限りなく満員に近い状態。空席がひとつも見当たらないわけではないが、スタンド席の上部まで人、人、人で埋め尽くされていた。かつてこのバンドのライブといえば開場や開演の時刻がずるずると遅れがちなことでも知られていたものだが、彼らに“お騒がせバンド”という言葉が付いて回っていたのは過去の話だ。この日の開演予定時刻は18時。そして実際に場内が暗転し、彼らがステージに登場したのはそれから約20分後のことだった。「それでも定刻開演じゃないじゃないか!」という突っ込みも聞こえてきそうだが、彼らの歴史を知る人たちからすればこれは「わずか20分」であるはずだ。 仰々しい勿体を付けることなく冒頭で炸裂したのは、「It’s So Easy」。長らく続いていたアクセル・ローズ以外のオリジナル・メンバー不在時代を経て、2016年の春に彼とスラッシュ、ダフ・マッケイガンの再集結が実現してからは、完全にこの曲がオープニングの定番になっている。以降の具体的な演奏プログラムや、どの曲でどんなことが起きたかについては、事前情報に触れることなく第二夜のステージに臨みたい方々のためにも極力控えておきたいと思うが、それ以前に、その詳細をこの場に書き連ねていくことには無理がある。なにしろ彼らのショウはそれから約3時間、演奏曲数はスラッシュのギターソロやアンコールもカウントすれば全24曲にも及んだのだから。 長い歴史と数多くの鉄板曲を持つバンドの場合、セットリストは固定的なものになりがちだ。このバンドの場合、かつては「アクセルの喉のコンディションと気分により臨機応変に曲目や曲順を変えていく」という傾向もあったが、近年ではそれも変わりつつあり「その日の基本的な演奏メニューと、代替曲候補リスト」が用意されるにとどまっている。この夜のセットリストについても、原則的には先頃の中南米ツアーの際の演奏内容に準ずるものとなっていたが、日本のファンにとって重要なのは、彼らがこれまでこの国で演奏したことのなかった楽曲が数多く含まれていた事実だろう。 その中には、最近になって“新曲”として公開された「ABSUЯD」と「Hard Skool」、ごく初期からの楽曲であり1988年の初来日当時にはすでにほぼ演奏されなくなっていた「Reckless Life」や「Shadows Of Your Love」のみならず、スラッシュとダフがかつてこのバンドを離脱後に始動させたヴェルヴェット・リヴォルヴァーの代表曲である「Slither」も含まれていた。同バンドのフロントマンだったスコット・ウェイランドは2015年12月、つまりガンズが現在の形へとリユニオンを遂げる以前に他界している。こうした楽曲を聴くことができるのは、今やガンズのライブだけなのだ。それはアクセルがひとりでこのバンドの看板を掲げていた時代の唯一のアルバム『CHINESE DEMOCRACY』からの楽曲を現在のガンズが受け継いでいるのと同じことを意味しているのかもしれない。 そうした日本初お披露目となる楽曲が随所にちりばめられているばかりではなく、もちろん観客の誰もが求めているはずの「Welcome To The Jungle」「You Could Be Mine」「Sweet Child O’ Mine」、11月に似つかわしい「November Rain」「Paradise City」といったキラー・チューンの数々は、しっかりと網羅されている。これまたネタバレ防止のために具体的には明記せずにおくが、そうした楽曲の導入部分などにロックミュージックの歴史的名曲たちのフレーズが用いられていたりする点も見逃すわけにいかない。そうした趣向からはロックミュージックの伝承者、伝道者たるガンズの姿も見えてくる。 実際、約3時間に及んだそのショウは、まさしく歴史と現在とが同居する、これまでのいかなる時代のガンズとも異なるものだったと言える。そして今が2022年であることを痛切に感じさせたことのひとつに、ステージの両サイドに青と黄色のコントラストが象徴的なウクライナの国旗が掲げられていた事実がある。しかも「Civil War」が披露された際には背景のスクリーンにもその旗が大きく映し出され、この曲の持つ意味とメッセージ性が改めて浮き彫りになっていた。どれほど時代が変わろうと、つねに世界のどこかで諍いが繰り返されてきた現実に対する複雑な思いと深い悲しみ。それを想起させずにおかないこの曲に、筆者はこの夜最大の感動をおぼえた。 長いショウの中で目まぐるしく衣装を変え続けるアクセルには、この日は日本を意識してか大友克洋の『AKIRA』のTシャツ着用で歌う場面もあった。彼の口から「コンバンワ」という日本語を聞いたのも初めてだったように思う。しかも彼は曲を終えるたびに丁寧にお辞儀をし、「ドウモアリガトウ」を繰り返す。かつては良くも悪くも彼の一挙手一投足にハラハラとさせられていたものだが、前回の来日時と同様に今回も彼は上機嫌な様子だった。もちろんここで言いたいのは、彼がすっかりマルくなったということではない。ステージ上の誰もが上機嫌になるのが当然といえるほど、オーディエンスも素晴らしかったということだ。 今回の公演は、いわゆるフルキャパシティでの開催となっているが、アリーナ前方がスタンディング形式だった前回の来日時とは異なり、全席指定という形式になっている。入場時の検温や手指消毒、場内での常時マスク着用といったコロナ禍でのルールは相変わらず徹底されているし、当然ながら声を出すことも控えるよう求められている。しかし拍手や手拍子は制限されていないし、マスク越しに思わず声が漏れてしまうことは誰にも止めることができないし、会場全体でそれが起きればそれなりの音量にもなってしまう。ただ、そこで筆者が感じたのは危険性ではなく、ロックエンターテインメント本来の姿が日常に戻ってきつつあるという歓びだった。 素晴らしいライブについて文字にする際に「あっという間の3時間だった」といった言い方をすることがあるが、この夜のショウはそう形容するにはあまりにも特筆すべきこと、考えさせられることが多いものだった。また、順序が逆になったが、スペシャルゲストとして登場した日本が誇るべきヘヴィメタルの先駆者、ラウドネスによる30分間の完璧なステージが場内を充分過ぎるほどに温めていたことも付け加えておきたい。彼らのパフォーマンスがガンズに火を付けた部分も少なからずあったことだろう。 そしてこの日本公演は11月6日、第二夜を迎える。スペシャルゲストとして名を連ねているのはBAND-MAIDとGRANRODEOの2組で、ガンズ・アンド・ローゼズの演奏開始は18時に予定されている。幸いなことに当日券も用意されているとのことなので、第一夜を見逃した方々はもちろん、昨夜の余韻の中にいる人たちにも、ぜひ会場に足を運んで欲しいところである。しつこいようだが、現在のガンズのライブにおいて「どうせ開演が遅れるんだろう?」というかつての常識に基づいた油断は禁物だ。ただし「予定は未定」という言葉は今も当てはまるまるかもしれない。もちろんそれは、彼らが同じショウを繰り返すだけのバンドではない、という意味においてである。 TEXT BY 増田勇一 リリース情報 2022.11.11 ON SALE ALBUM『GUNS N’ ROSES-USE YOUR ILLUSION I&II』
THE FIRST TIMES編集部
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