障害のある人もない人も踊りと音楽を 日本初の「ユニバーサルディスコ」 – 福祉新聞WEB

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 「オープニングナンバーはこの曲!」
 
 DJOSSHY(押阪雅彦)さんのMC(司会)で、障害のある人もない人も一緒に踊りと音楽を楽しむ「ユニバーサルディスコ」が5月22日、開かれた。キラキラした空間に大音量のダンスミュージックが流れ、約1時間、体を動かして非日常的な楽しい時を過ごした。
 
 企画したのは東京都世田谷区の社会福祉法人藍。ディスコを体験して、過去のトラウマや将来の不安を忘れて、今この瞬間を楽しんでもらう。そうした時間を積み上げて生き生き暮らしてほしい、との思いを込めた。
 
 参加者はコロナのため50人(障害者約30人、職員ら約20人)に限定。非日常感を出すため会場にこだわり、企画に協力してくれた認定NPO法人ハンズオン東京を通じて渋谷区代官山のレストランを提供してもらった。
 
 音楽は1970年代から現在の曲まで、洋楽、邦楽を問わず、リクエスト曲も含めて計約20曲がノンストップで流れた。初めこそ遠慮がちだったが、OSSHYさんのMCで次第にほぐれ、テンポの早い曲でも思い思い自由に踊った。5月が誕生日の人のバースデーコールもあり、会場は大いに盛り上がった。
 
 参加した40代男性は「非日常的で楽しかった」、20代女性は「恥ずかしくて手しか動かせなかった」と話した。
 
 OSSHYさんは、2017年から高齢者向け「シルバーディスコ」を展開している。大学の後輩である藍の中澤美和事務局長から企画を持ち掛けられ、ユニバーサルディスコが実現した。日本初の試みだという。
 
 閉演後、OSSHYさんは「障害者が率先して踊る姿を見て久しぶりに感極まった」と述べ、中澤さんは「改めて人が集まって時間と場所を共有する大切さを感じた。この活動を広げていきたい」と話した。
 
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