<ライブレポート>SARUKANI、快進撃を予感させる“スーパーツアーファイナル”公演を開催(Billboard JAPAN) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

POP


IDでもっと便利に新規取得
ログイン
現在JavaScriptが無効になっています
Yahoo!ニュースのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptの設定を変更する方法はこちら
配信
<ライブレポート>SARUKANI、快進撃を予感させる“スーパーツアーファイナル”公演を開催
 SO-SO、RUSY、KAJI、Koheyから成るヒューマンビートボックスクルー・SARUKANI。結成2周年を迎えた彼らの初のジャパンツアーが6月7日、恵比寿LIQUIDROOM公演で幕を閉じた。東京、大阪、北海道の3都市をまわったツアー【BKPK 2022】の追加公演として開催された同公演のタイトルは【BKPK 2022; STRONG EDITION】で、メンバーの言葉を借りれば“スーパーツアーファイナル”とのこと。先の3公演を経てさらにブラッシュアップされたパフォーマンスが堪能できたほか、セットリストの変更などもあり、この日ならではの内容が展開された。 その他の画像  なお、この日は、YouTuberとしても活躍するアーティスト・OdAkEiがオープニングアクトとして出演。人生初ライブだったというOdAkEiは「いやー、めちゃくちゃ人が多い!」と満杯のフロアに驚いていた。出番前に緊張したとも言っていたが、まず自分自身が楽しもうという前のめりなバイブスが伝わってきた。3曲目の「I Don't Care」では覆面ラッパーのTEMBAが登場。さらにCarlo Redlも登場し、3人で「WAVES」を披露するなど、レーベルメイトとのコラボも織り交ぜながら、フレッシュかつエネルギッシュなパフォーマンスでフロアを温めた。その盛り上がり様は、後にSARUKANIメンバーが「既に仕上がってて、“やりやすっ!”と思った」と言っていたほど。  さて、SARUKANIの出番になると、SO-SO、RUSY、KAJI、Koheyがロボットのようなジェスチャーをしながらステージに現れた。4人から発せられるロボットの動作音を思わせる効果音が、やがてビートへと変わっていく。そんなサイバーパンク的なオープニングとともにパフォーマンスが始まったのだった。一番に感じたのは、重低音の鳴りの良さだ。ずんと腰にくるベースやバスドラの響きが人の体内から出てきているものとはにわかに信じがたいし、その真価は生のライブ空間だからこそ体験できるものと言えよう。全ての音を人力で鳴らしているからこそ生じるリズムのヨレやグルーブを楽しみながらフックへと変えていく4人のパフォーマンスに、フロアの観客も思い思いに揺れている。楽曲の構成としても、ビルドアップやドロップを有したダンスミュージック的なものが多く、最高に踊れる。  この日のLIQUIDROOMには、SARUKANIがきっかけでヒューマンビートボックスに興味を持ち始めた人や、ヒューマンビートボックスのライブに初めて来た人も多くいたことだろう。そんななか、彼らは、国内外の大会で好成績を残しているその実力で以って、エンターテイメント性の高い、誰にでも開かれたライブを展開。観客とともに振り付けを楽しんだ「ULTRA POWER」を筆頭に、ジェスチャーや海の音やサイレンの音などの効果音的なビートボックスサウンドから楽曲のシチュエーションが明確に伝わってきた「Submarine」や「SIREN FIGHT」など、音楽の面白さを分かりやすく伝えようとする場面が目立った。先攻の人が鳴らした音を後攻の人が真似るバトル形式の“ビートボックスゲーム”もユーモアを交えながら行われる。  また、途中には、ループステーションを用いたその場でレコーディングした音を重ねていくパフォーマンスや、ソロやタッグでのパフォーマンスを披露するセクションも。それらは一人ひとりの個性や組み合わせごとの特徴がダイレクトに感じられるという意味で非常に有意義なセクションだったが、再び4人に戻った時の音の分厚さ、異なる個性が掛け合わさって増幅する瞬間に生まれる迫力に、SARUKANIがSARUKANIである所以があるようにも感じた。そういう意味では、この日のアンコールで初めて披露された新曲で、OdAkEiとのコラボ曲「9 Lives」から垣間見えた新たなケミストリーにも触れておきたい。“A cat has nine lives”(猫は9回生まれ変わる)という逸話がモチーフになったダークなアッパーチューンは、曲中にガラッと色を変える場面もあり、自由でジャンルレスな印象を受ける。また、OdAkEiがレコーディング中に発した猫の鳴き声のような声が採用され、このような楽曲になったのだというエピソードからも自由な遊び心を感じた。  その後、OdAkEi vs KAJI&Koheyでビートボックスゲームをしたり、その結果OdAkEiが勝利し、「あなた世界レベル……?」(SO-SO)、「威厳を保てなかった(笑)」(Kohey)、Koheyの誕生日をみんなで祝ったり……といったアットホームな場面を経て、デビュー曲の「SARUKANI WARS」で終了。この日は世界大会でのパフォーマンスを交えたスペシャルバージョンでラストを飾った。ビートボクサーとしての確かな実力を武器にJ-POPシーンに切り込むSARUKANIの快進撃を予感させる一夜だった。 Text by 蜂須賀ちなみ Photo by Leo Kosaka ◎公演情報 【BKPK 2022; STRONG EDITION】 2022年6月7日(火) 東京・LIQUIDROOM OPENING GUEST:OdAkEi
田口淳之介、36歳最新ショットで印象激変…「怖い」ほどマジな“勝負師”顔も「かっこよすぎ」
体重82キロ公表の美奈子、最新ショット「痩せましたね!」と反響…4度目婚の夫顔出しも話題
山下智久の主演映画『恋に落ちた家』制作が中止
菅田将暉の弟・22歳の菅生新樹が「俳優活動を始めることになりました!」と報告、兄との共演期待の声も
宮迫博之 ボケやめず主催者が強制終了 闇営業騒動後、初のネタ披露で爆笑とる
薬物で2度逮捕も執行猶予… 田中聖被告の「ベロ出し挑発写真」
鷲見玲奈アナ、夏すぎる「透けシャツ&オーバーオール姿」に「最高です」「めちゃ可愛い」の声続々…!
高い服ばかり着たがる“初心者キャンパー”に芸人ヒロシが呈した苦言…「ノースフェイスのダウンとかで過ごしたいです」「後悔するだけ」
藤田ニコル シングル母に2億円豪邸購入の親孝行!年収1億円生み出すマルチな商才
仲間由紀恵、岩渕真奈、天海祐希…竜星涼を押し上げた5人の女性たち
Copyright © 2022 Hanshin Contents Link Corporation 無断転載を禁じます。

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG