ブリティッシュのエッセンスが凝縮された名作、ジェスロ・タルの『アクアラング』(OKMusic) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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ジェスロ・タルの『アクアラング』
OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!』のアーカイブス。今回はジェスロ・タルの『アクアラング』を紹介する。元はブルースバンドとしてデビューしたジェスロ・タル。イアン・アンダーソンを中心として、アルバムを発表するたびに目指す音楽に近づいていく。今回取り上げる『アクアラング』は彼らの4枚目のアルバムであり、ハード、プログレ、ブリティッシュフォークなど、当時の英ロックのエッセンスが詰まった名作に仕上がっている。ヒットを狙ったキャッチーな楽曲は収録されていないものの、英チャートで4位、アメリカのチャートでも7位まで上昇する結果となった。緻密なサウンド構築と奔放で豪快なライブパフォーマンスで世界的に評価が高まるのだが、本作こそがその原点なのである。 ※本稿は2018年に掲載
60年代後期から70年代中期まで、ロックの魅力はギターに集約されていたと言えるだろう。3大ギタリストと呼ばれたエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジをはじめ、イギリスのロッカーたちは多くがブルースギターの習得に勤しんでいた。50年代の終わり頃からすでに本場アメリカのブルースマンたちを招いてのブルースフェスが盛んに行なわれ、多くの若者がギターに魅せられたのである。ブルースには大きく分けると、生ギターを中心としたカントリーブルースとエレキギターが中心のシカゴブルースがあり、イギリスの若者たちはそのどちらにも熱狂し、イギリス独自の進化を遂げることになる。特に前者はブリティッシュトラッドと結び付き、後者はのちのハードロックの萌芽となっていくのである。
イアン・アンダーソンはギタリストであったが、新進気鋭のブルースギタリストであるミック・エイブラハムズとグループを結成することになり、イアンはフルートへと転向する。それだけミックのギタープレイがすごかったわけだが、イアンはなぜロックでフルートをやる気になったのか。それはある種の思いつきに近いものがあったのだが、実はフルートの存在があったことでジェスロ・タル独特のサウンドが生み出され、多くのリスナーの耳に残ることになるのである。 ジェスロ・タルはミックのギターを前面にフィーチャーしたブルースロックグループとして67年末に結成される。68年にはブルースフェスに登場し、喝采を浴びた。ミックの卓越したギターテクニックと、ブルースバンドらしからぬフルートの使用は、彼らの名前を印象付けるのに大いに役立ち、その名はイギリス中に広まっていく。
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