「イッテQ」出演でいわれない誹謗中傷被害…ダンススクールが対応追われる 日テレ「丁寧に説明した」 – J-CASTニュース

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   関東にあるダンススクールが、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)への出演を機に誹謗中傷に苦しんでいる。
   番組では、講師が芸能人にダンスレッスンをする模様を紹介したが、「バラエティーの現場でここまで演者が無視されるのは見たことがない」などと冷遇ぶりを強調する内容だった。
   スクール側の反論を受け、番組サイトには感謝のメッセージが掲載された。日テレ広報は取材に「ダンススクールの皆様には、放送について丁寧に説明させていただきました」と答える。
   騒動の発端は、6月19日の放送だった。お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一さんが、ダンススクールでダンス動画の撮影に挑んだ。
   中岡さんが3月に足を骨折した影響で、イスに座った状態で敢行された。Kポップアイドルを目指す生徒とともにレッスンを受けたものの、講師が指導方針を巡り揉める場面などがあり、「バチバチじゃないですか。先生は生徒たちに目がいって僕に目がいっていない。ほぼ僕にアドバイスない。どうみても僕が一番アカンのに」と中岡さんは苦笑した。
   その後も、ナレーションやテロップで「中岡を完全に無視した(ダンススクールの)ドキュメンタリー状態」「番組的にはもうオッケーなのだが先生のオッケーが出ない」「バラエティーの現場でここまで演者が無視されるのは見たことがない」などと中岡さんの孤独ぶりや指導の厳しさを強調していた。
   番組放送後、SNSではスクールの対応を批判する書き込みが続出し、ネットニュースでも「『イッテQ!』で一般人が炎上する異常事態」「『イッテQ!』ダンス講師がロッチ中岡無視?」などと報じられる事態となった。
   スクールの代表は20日、SNSで
などと謝罪に追い込まれ、中岡さん、日テレ双方に直接謝罪する意向を明かした。
   しかし、21日までに謝罪文は削除され、代表は「昨日講師としっかり話し合い、現場で何があったのか、番組による編集や”演出”の件の真実を聞きました。私も驚いております」と投稿した。その後、日テレと番組制作会社から謝罪を受けたとも明かしている。
   番組公式サイトには23日、「6月19日(日)放送の当番組でご協力いただきましたダンス企画のロケにおいて(中略)講師の皆様には、難易度の高いダンス企画の成功に向けて長い時間をかけてご配慮いただいた上で振り付けのご指導や、動画の完成に至るまでご協力いただきました」と文章が掲載された。続けて「一丸となって練習に取り組んでいただいた生徒の皆様の熱意にも感謝しております。皆様のおかげで非常にクオリティーの高い動画が放送できたと思っております。ありがとうございました!」と感謝が記されていた。
   スクールの代理人弁護士は24日、J-CASTニュースの取材に、放送後はネットで誹謗中傷が相次ぎ、脅迫するような内容や差別的なメールが届いたという。生徒がまとめサイトで晒される被害もあり、影響は甚大だった。
   代表や講師から聞いた話では、本番撮影の前日からダンストレーニングをしており、当日も生徒に加え中岡さんにも丁寧に指導したという。中岡さんが休憩中やメイク中に生徒を指導している場面をもって、「生徒だけを見ている」とされたのは大きく事実に反すると訴えた。
   日テレ社長室広報部に24日、事実確認を求めたが、「当該コーナーのロケにおいて、ダンススクールの講師の皆様には、熱心にご指導いただき感謝しております。番組の制作過程について詳細はお答えしておりませんが、ダンススクールの皆様には、放送について丁寧に説明させていただきました」と答えるにとどめた。
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