さんいん洋楽愛好会 トップガン続編で思い出すサントラブーム – 山陰中央新報社

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 続編が大ヒット中の映画「トップガン」(1986年)といえば、洋楽ファンにとっては80年代のサウンドトラックブームを象徴する作品の一つ。続編でも流れた前作の主題歌「デンジャー・ゾーン」を聞きながら、映画音楽のヒットが相次いだあの頃を思い出した。
 ブームの口火を切ったのは83年のダンス映画「フラッシュダンス」。アイリーン・キャラが歌う主題歌とマイケル・センベロの挿入歌「マニアック」の2曲の全米ナンバーワンを生み、アルバムも1位になった。84年の青春映画「フットルース」のサントラはもっと売れて10週連続1位。シングルはケニー・ロギンスの主題歌など2曲がトップに立った。この年は「ゴーストバスターズ」「ビバリーヒルズ・コップ」がヒットし、印象深いロック映画「ストリート・オブ・ファイヤー」もあった。
 85年はシンディ・ローパーが主題歌を歌った冒険映画「グーニーズ」などが続き、86年に「トップガン」が登場。「デンジャー・ゾーン」を歌ったケニー・ロギンスは再びヒットを記録し、アルバムも頂点に立った。
 81年に米国でMTVが開局して以降、音楽と映像がより強く結びつく中で生まれたサントラブーム。人気歌手や新人歌手を起用して〝量産〟された曲からは、元の映画より生命力の強い名曲も多く生まれた。 (洋)
 =Sデジにロングバージョンを掲載=
 → https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/234338
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