音楽家・tonun「マニアックなカッコよさをわかりやすくして届けたい」(ぴあ) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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tonun Photo:吉田圭子
FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)で放送中の『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(毎週金曜22:30~23:00)。この番組は、月曜~木曜22:00~24:00にオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラムで、“今、聴くべき音楽”にフォーカス。最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報を紹介している。 【全ての写真】現代型シンガーソングライター・tonun 今回登場するのは、甘くスモーキーな歌声と、グルーヴィーで心地いトラックが魅力の“現代型シンガーソングライター”のtonun(トヌン)。独特の翳りと甘さを含んだ声、そして圧倒的なメロディーセンスで、ネオソウルやニューエイジ/アンビエントジャズといった最新の洋楽をベースに新たなJ-POPに挑もうとする注目の存在だ。 驚異的なスピードで良作を発表し続け、加速度的に上昇する成長曲線の真っ只中でリリースされた最新デジタルシングル「嘘寝」は、最もやりたかったことを形にできた曲と本人は言う。音楽的バックボーンから、アーティストとしての矜持まで語ってくれたインタビューをお届けする。
── 最初に「最後の恋のMagic」をYouTubeにアップしたのが2020年10月で、そこから2年足らずですが、ものすごいペースで曲を発表されています。そもそも曲を作り始めたのはいつになるんですか? 高校の時に軽音楽部に入って組んだバンドで自分はギターを担当していたんです。そこで何かオリジナルをやろうっていうことになって、ギターのコードとフレーズ、メロディもちょっと作るくらいでしたけどやっていました。それが初めて曲を作ったと言えば初めてかもしれないですね。 ── その時点で将来的に音楽をやっていきたいという希望はあったんですか? どちらかと言えばギタリストになりたいって思っていました。もちろん音楽を仕事にできたらいいなっていうのはあったんですけど、通っていた高校が進学校だったので勉強も普通にしつつ、大学には行って、という感じでした。 ── 大学に行ってからはどのような活動をされたんですか? フォークソング部というところに入って、バンドを組んでいました。高校の時は部活の決まりでギター&ボーカルがダメだったので、ボーカルもやってみたいなっていう希望はあったんですよね。 ── え、ちょっと待ってください(笑)。ギター&ボーカルが禁止だったんですか? そうなんですよ(笑)。ボーカルはボーカル、ギターはギターって決められてたんです。謎に厳しい部活で(笑)。大学はわりと自由だったので、好きな人と組んで自分でギター&ボーカルの3ピースバンドを始めました。おお、これがギタボかって(笑)。 ── はははは。と言うか、ずっとバンドだったんですね。それが意外な感じがしました。 そうかもしれないですね。中学生の時に好きでよく聴いていたのはRADWIMPSとか、高校になって東京事変を聴いたり、邦ロックがメインでした。 ── そこも意外ですね。今tonunさんの曲を聴くと、完全に洋楽のネオソウルやニューエイジ/アンビエントジャズがベースになっているのは間違いないですから。 あんまりジャンルとかを知らなかったんですよね。とにかく身近にあるカッコいい音楽を聴いていた、というのが10代の頃でした。大学に入ってYouTubeとかで深掘りをし始めて。好きだったRADWIMPSや東京事変の曲の中でもちょっとアダルトなテイストのものに僕は引っかかっていたんですけど、そこの根っこにあるのがソウルやジャズだっていうのを知って。なるほど!という感じでした。そこから自分の好きな音楽の正体みたいなものがわかっていって、そっちの方をどんどん知っていくようになりました。 ── ということは、元々の好みからブレてないということですね。それで大学ではそういう方向の音楽をやっていくわけですか? いや、それがそうはならないというか。やっぱりソウルにしてもジャズにしても、僕の好きな洗練された感じの音楽にしようと思ったら、まずはプレーヤー自身の技術がどうしても必要になるんです。東京事変もめちゃくちゃうまい人たちが集まってああなっているわけですから。 で、バンドで集まってやろうとはしてみるんですけど、どうにも違うなと。だったらひとりでもっと勉強して、自分の好きな音楽の方向性を突き詰めていった方がいいなということで、ひとりでやり始めるようになりました。 どうやったらこういうニュアンスが出せるんだろうっていろいろ研究しましたね。大学の時にDAWソフトも買ってはいたんですけど、その時はそんなに熱心にやっていなくて。でも気づいたらソフトの方がめちゃくちゃ進化していて、プラグインの数も膨大にあるし、ミックスやマスタリングもある程度は簡単にできるようになっているし。それでひとりで楽曲を作ってYouTubeにアップできたっていうのはありますね。 ── 「最後の恋のMagic」を初めてアップしたということは、そこで自分自身ある程度納得いくものができたということですか? そうですね。それ以外にもたくさん作っていたんですけど、あんまり人に聴かせられるレベルではないなと思って、なかなかうまくいかないなと。で、何度も試行錯誤して、これなら世に出してもいいかなという自分なりの及第点にようやく届いたという感じでした。 ── それまでと何が違ったんでしょうか? 何なんだろう? でも結局ミックスとマスタリングだと思うんですよね。そこのバランスが最初は全然わからなくて。キックひとつとってもどの位置に置くのがベストなのかとか、コンプはどれくらいにしたらいいのかとか、そういうことがいろいろわかってきて、ようやく、というのが「最後の恋のmagic」でした。
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